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「Tポイント銀行」開始 CCC、31日からスマホ向け
鹿村 明弘部長(デジタル推進、IT投資)
TSUTAYAのカルチュア・コンビニエンス・クラブがスマホ銀行を始めるとのこと。SBIネット銀行のシステムをベースにしているとのことですので、昨年スタートしたJAL NEOBANKと同じ方式ですね。
Tポイントを貯められて支払いにも使えるという機能が基本で、さらにアプリの中では銀行で現金を使うように決済もできる機能があるとのこと。また、利用者どうしであれば送金もできるようです。
新しいネオバンクと言っても、銀行は今まさに生き残りをかけた戦国時代ですので、どのようにサービス展開していくのか楽しみです。SBIグループには、Tポイントを使って株式投資できるSBIネオモバイル証券もありますのでそこと連携していくのか、はたまた差別化で戦っていくのか期待ですね。
「フラット35」容認へ=ゆうちょ銀の新規業務―郵政民営化委
鹿村 明弘部長(デジタル推進、IT投資)
新規業務と記事にある通り、ゆうちょ銀行がフラット35を取り扱うことになると言うのは、業界としてのインパクトは大きいですね。
今までは、ソニー銀行と新生銀行の住宅ローンを仲介していただけですが、ゆうちょ銀行の商品としてフラット35を取り扱えるようになると言うことです。
フラット35は長期固定金利型で人気がありますから利用者数が絶大のゆうちょ銀行が始めるとなると、地銀にとっては競合として驚異で、民業圧迫だと言われるのは必至でしょう。
とはいってもフラット35を同じように取り扱う地銀も多いので商品の差はなく、結局は付加価値を出せるかが大事。
ゆうちょ銀行も含め、銀行業界がまさに生き残りの戦いですね。
ドコモとKDDI、解約ページに「noindex」タグ挿入 検索で非表示にしていたと判明
鹿村 明弘部長(デジタル推進、IT投資)
ユーザーファーストでないですね。
現在は修正済みとのことでしたが、noindexを消しただけの対応です。noindex付けていなかったソフトバンクも含め、実際に解約したいユーザーにとって、説明ページは分かりやすいでしょうか?
スマホの解約や移転の手続きが非常に面倒と言う話は良く聞きますね。当然、クレームとして伝えるユーザーも少なからずいるはずでしょうね。
そうなると、クレームが何度かある問題なのに、解決を目指そうとしていない文化があると言えてしまいますね。
これからの時代は、ユーザーも商品・サービスだけでなく
企業そのものも選んでいく時代です。ユーザーファーストの目線を持って、サステナブルな事業活動になるよう改善を目指していく、そんな企業が選ばれて行く時代になって行くでしょう。
地銀の挑戦、伊予銀がさらば青春の光、篠田麻里子ら出演のバラエティ番組をプロデュース
鹿村 明弘部長(デジタル推進、IT投資)
伊予銀行が、YouTube上で同行プロデュースという形でバラエティ番組を配信するというニュース。
とても面白く興味深い取り組みですね。
伊予銀行さんは、これまでも複数のスマホアプリを提供していたり、社内業務のDXも積極的に取り組まれていたり、地銀の中でもいち早く新しいことにチャレンジしてきた印象があります。
僕が注目したいのは、今回のYouTube番組配信の企画制作をアクセンチュアとアイ・エム・ジェイがやっているというとことです。
アクセンチュアのデジタルコンサルティングを受けているのでしょうかね。これまでのような「デジタル系のモノを作りました」というだけでなく、まさにデジタル時代に合わせたビジネスへとシフトしているように見えます。
伊予銀行は、デジタルの時代に合わせた新しいビジネスモデルの形をしっかりデザインシンキングして、きちんとノウハウを成長していっている銀行ですね。銀行ビジネスの先行感に対するネガティブ感が進行しつつある中、変革を先導する地銀のこういった動きは継続して注視・学んでいきたいです。
ターゲットはミレニアル&Z世代、「みんなの銀行」は若年層を取り込めるか
鹿村 明弘部長(デジタル推進、IT投資)
みんなの銀行はデジタルに特化して事業展開を進めている新しい銀行ですね。
これまで国内の銀行では、店舗、インターネット、携帯電話、コンビニATMといった展開をしてきた経緯があるので、その発想で考えてしまうと「スマホ特化の銀行」とか「API特化の銀行」、はたまた「クラウドのシステムを使う銀行」というイメージもありますが、僕は「SNS感覚の金融サービス」というサービス設計の部分に注目しています。
すべての詳細は明らかになっていませんが、利用者の意見を銀行と一緒に共有して新しい銀行づくりに活かすということと、銀行体験をシェアしてもらい顧客拡大につなげるという設計のようです。
ものすごく面白そうです。ただ、他の発表資料も調べましたが、具体的どういうものなのかまだ良く分かりませんでした。
なので、勝手に妄想してみます。
銀行体験とは、お金を誰かに支払う行為がほとんどです。お金を支払う行為の根っことして「ありがとうの対価」という意味があります。銀行体験のシェアが、「ありがとう」のシェアになるということでしょうか。
これまでの銀行は、公共性を意識しすぎる文化があったせいか、無機的で感謝を感じられるような事業ではない感覚があります。デジタルにとけ混んでいける銀行には、新しい定義ができていくのでしょうね。とても楽しみな銀行です。
1円玉は損なのか、500枚預けても預金額は「0円」…手数料の仕組み
鹿村 明弘部長(デジタル推進、IT投資)
「1円玉は損なのか?」という切り口で、手数料の仕組みとデジタル化(キャッシュレス化)の優位性を考える記事。
銀行窓口での「大量硬貨取扱手数料」の相場が徐々に上がって来ているということを背景にしている内容です。
参考としてメガバンクの手数料体系は次の通りです。
[三菱UFJ銀行]
100枚まで無料。101枚から500枚まで550円、501枚から1,000枚まで1,100円、1,001枚以上は1,660円。以降500枚毎550円を加算。
[三井住友銀行]
100枚まで無料。301枚から500枚まで550円、501枚から1,000枚まで1,110円、1,001枚以上は1,660円。以降500枚毎550円を加算。
[みずほ銀行(2020年4月1日から)]
100枚まで無料。101枚から500枚まで550円、501枚から1,000枚まで1,320円、1,001枚以上は1,980円。以降500枚毎660円を加算。
すべて1円玉で持ち込んだ場合は手数料の方が高くなってしまいます。
記事内で紹介されている駄菓子屋などの1円玉を多く取り扱ってきた事業者の視点で見ると確かに大きな痛手になりますね。1円硬貨が事業者の手元に大量に滞留してしまわないようにした方が良いように思えます。
一方の銀行の視点で見た場合、銀行窓口の業務原価は1件当たり百数十円~数百円程度します。
よく言われる例え話ですが、銀行ではお客様から預かったお金であれば、1円でも合わないことは許されないため、数え間違いをしないための労力、事務の途中で失くしてしまわない労力がかかります。銀行再編の声が大きく高まってきている今、労力に見合う分の手数料を請求して収益を保つ必要もあります。
デジタル化が進む中、デジタルで置き換え可能な労力は”実は手数料を取らないと成り立たないコスト”と変化しています。
手数料を取られてまでもその労力は必要なのか、デジタル化できない付加価値は何か、改めて見直していかなければならない変化のフェーズです。駄菓子屋などの事業者としても、1円硬貨での支払いを続けていくのであれば、それはもう現状維持ではなくデジタル化の変化に置いて行かれるだけの損失となり得ますね。
ネットバンク利用で医療機関に寄付1億円 目標金額に到達
鹿村 明弘部長(デジタル推進、IT投資)
ネットバンキングの利用が医療機関への寄付につながる取組みについてのニュース。寄付金額が1億円に達したということで期間終了となっていますが、とても素晴らしい取り組みです。
プロジェクトは、三井住友銀行が実施したもので、期間中のネットバンキング利用者数に応じて、1人当たり25円の金額を三井住友銀行が代わって医療関係団体へ寄付するというもの。普段のままサービスを利用して無意識で貢献できている、という点が良いですね。
サスティナブルな活動として素晴らしい取り組みですが、あえて、この取り組みをの損得の視点で少し分析してみましょう。利用者が寄付するものではなく銀行が寄付をするものですので、当取り組みをしない場合と比べて銀行は10億円も損します。メガバンクといえども、ただ流れ出るコストとするにはさすがに大きい金額です。銀行内では、頭取までの稟議を回していることでしょう。ただ流れるコストにはしませんよね。
おそらくではありますが、銀行窓口の業務をネットバンキングの業務として置き換えることのコスト削減効果と勘案してマイナスにはならない水準で寄付金を捻出したのではないでしょうか。
私の経験則からの数値ですが、ネットバンキングの業務原価は1件当たり10数円~数十円。手数料で収益が出ます。
一方の銀行窓口の業務原価は1件当たり百数十円~数百円程度。特に口座開設や税公金払込は手数料徴収してもほぼ原価割れです。
細かい計算をしなくとも、銀行窓口からネットバンキングへの置き換えで業務原価はプラスに代わることは明らかです。銀行としても寄付金額の全額ををただ流れるコストにはせず、きちんと業務効率化と収益改善を狙っての取り組みということですね。そこに、利用者からの納得も得られるように寄付を盛り込んでサスティナブルな活動としたと考えられます。
今回、約400万人のも利用者に寄付体験を提供できたという貴重な実績をさらにレベルアップしていくためにも、ネットバンキングへの置き換えのタイミングの一時期だけの取り組みとするのではなく、いろんな銀行が真似して継続的に実施するようになり、利用者もそういったサスティナブルな活動をしている銀行を選ぶようにする、という流れになると世の中としてとても良くなるし、銀行関係者としてはそうしていきたいと思います。
「まだフロッピー」の現実 地銀、現状維持が改革阻む
鹿村 明弘部長(デジタル推進、IT投資)
地銀のいくつかで、未だにフロッピーディスクを業務で使用している、という記事ですね。
書いてあることを読むと、結局は『 利用するのは自治体や中小事業者~約1000の取引先』が利用するから、という理由で続けていると言う事ですね。
ネットを使ったらコストが格段に安く済むし、利便性も良くなることは明白ですが、ン億以上のシステムを入れないとできないので、規模の小さい地銀では投資できずに何年も経ってしまったのでしょう。
フロッピーディスクは、10年前からもう一般販売していません。その後、銀行はフロッピーディスクを販売ライセンスのあるソニーから特別に購入してたのですが、価格は1枚あたり数万円はしていました。
徐々にサービスの採算が合わなくなってきても、銀行はお客様を無下にできない文化もあったので、ズルズル現状維持して気付いたら、大赤字のサービスになっていた訳です。
顧客が望むをやって来たら、銀行側も顧客も共に時代に乗り遅れしまったという結果ですね。一時期は、顧客にも投資の痛み分けをしてもらいながら、両者がサスティナブルに成長して利益を得られるものとしていきたいですね。
三重銀行と第三銀行が合併契約 5月から「三十三銀行」に
鹿村 明弘部長(デジタル推進、IT投資)
三重県の地銀の合併ですね。
三重銀行が地方銀行で、第三銀行が第二地方銀行です。
合併が無事に承認されれば、「三十三銀行」となるとのことです。
三重銀行(三)とプラス(+)と第三銀行(三)で、三十三(さんじゅうさん)というネーミングは、とても素敵ですね。
ちなみに、銀行名に数字を入れているところは、国立銀行時代のナンバリング由来のところもいくつかありますが、
第三銀行は、国立銀行時代のナンバリング由来ではなく、かつて第三相互銀行だっとときから残るものです。
日銀の地銀再編支援施策が11月に出てから、地銀の再編が加速していますね。
営基盤の強化、ひいては、収益力強化と経費削減の両面の取り組みが試されてくる流れです。
横浜銀行 紙の通帳発行に手数料 地方銀行で初
鹿村 明弘部長(デジタル推進、IT投資)
横浜銀行が「紙の預金通帳」の発行にを有償化するという記事。
1冊当たり1100円で、地銀では初とのこと。
これまでのメガバンクの動きは、
・<みずほ銀行>発行・繰越1冊ごとに1,100円(70歳以上、みずほマイレージクラブSステージは対象外)の手数料
・<三井住友銀行>年間550円(18歳未満、75歳以上は対象外)の手数料
・<三菱UFJ銀行>2年間取引がない口座に、年間1200円程度の口座維持手数料
支店でのサービスが中心だったこれまでから、ネットバンクへの誘導がいよいよ本格化したということでしょう。
今後1,100円となるというのは利用者は大きなインパクトになりますので、これまでネットバンクを選んでこなかった利用者にも納得いくようなネットバンクサービスを提供していかないと、利用者切り捨てに捉えられる対応ですね。
銀行がデジタル化を目指すことで、我々利用者がより便利になるのはもちろんですが、
お金という面での助けになる存在としてよりパワーアップしていくことを期待しましょう!
地銀、金地金の取り扱い終了相次ぐ
鹿村 明弘部長(デジタル推進、IT投資)
地銀での金地金の取り扱い業務が、どんどん終了していっているという記事です。
金地金は、「きんじがね」と読みます。いわゆるゴールドバーですね。
これまで銀行窓口で、金地金を購入・売却できたことを知らない人の方が多いのではないでしょうか。
大半の銀行では、地金商に取次する仕組みで業務していますので、レート・手数料は割高になりがちです。
顧客からすると他で購入・売却する方が割安ですし、銀行も数か月に1度あるかないかの業務なら継続する合理性も低いですね。
ただ、これまでは顧客に対して一刀両断で割り切れずにいたのが銀行というイメージでしたが、
今次、窓口事務を合理化するという舵を切っていく動きは、銀行の進化をみているようでおもしろい動きと見ています。
三菱UFJ銀行、194自治体の税公金収納を終了
鹿村 明弘部長(デジタル推進、IT投資)
三菱UFJ銀行が、今年度末に税公金の収納業務を終了するという記事。
バーコードが3つ、4つ印刷されている横長の用紙を銀行に持って行って、窓口で処理してもらう支払手続きの事ですね。
この手続きは、自治体から1件あたり数円をもらえるビジネスとして、銀行もこれまで提供し続けてきたものですが、手続きとしては用紙の様式が統一されていないし処理間違いをした場合の懸念も大きいため、きちんとした再鑑体制で業務しないとならず、結局は高コストとなってしまうビジネスでした。それでも、銀行が長年提供し続けてきたビジネスを合理化の選択肢として、
終了すると判断したということは、たいへんインパクトのあるニュースですね。
沖縄の安心を守る「りゅうぎんロボ」がカプセル玩具に 銀行の中にガチャマシン設置
鹿村 明弘部長(デジタル推進、IT投資)
琉球銀行のイメーキャラの「りゅうぎんロボ」がキーホルダー化されたという事と、そのキーホルダーの入ったガチャマシンを琉球銀行の店舗に設置した、という記事。
銀行と言えば、固いイメージが付きまといますが、琉球銀行の本ニュースはとても興味深いですね。
収支が合うのかはもちろんですが、銀行として絶対に稟議が通らなそうなのにどのような経緯で、GO判断が下りたのか詳しく知りたくなります。
記事にもありますが、1990年代にイメージキャラとして誕生し、テレビCMやグッズ等で30年ほど活躍しているそうです。
なお昨年度は、海洋堂コラボとしてガレージキットの販売を発表していて、今もまだ販売中でした。
銀行のデジタル化というテーマも良いですが、こういった長年続く施策は、その歴史の重みがあって面白いですね。
きらぼし銀行がデジタルバンク設立へ 対面と非対面のハイブリッド目指す
鹿村 明弘部長(デジタル推進、IT投資)
東京きらぼしフィナンシャルグループが、2022年1月を目指してデジタルバンク開業準備を進めていくと発表したという記事。
きらぼし銀行は、2018東京都民銀行、八千代銀行、新銀行東京が合併してできた東京都の地方銀行です。
今回のデジタルバンク開業宣言は、ふくおかフィナンシャルグループが設立したみんなの銀行に次いで、国内で2社目になります。
海外ではデジタルバンクの動きがすでに熱くなっていますが、国内でも活気が出てくるのは嬉しいですね。
記事内では、「SBJ銀行のオープン系システムを採用した。」とありますので、SBJ DNXのオープン系バンキングシステムのAiTHER(アイテル)ということですね。
銀行の基幹系システムのプロジェクトは、当初の計画から遅延するイメージがよくありますが、実績のあるシステムをベースにするということなら、相応に短期間での構築ができますので、2022年1月が楽しみです。
国内銀行のデジタルバンク実現、今から非常に楽しみでワクワクしますね。
NORMAL
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