Picks
13フォロー
5316フォロワー


ドイツ緑の党が首相候補発表 ベーアボック共同党首 支持率上昇
土田 陽介三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 副主任研究員
ジャマイカ連立が現実味を帯びてきた一方、その場合に緑の党や自民党が安定した政権運営に資することが出来るかは、かなりの未知数です。SPDに期待される役割が自ずと高まる、そのような気もします。
私大文系の「数学不要論」を打ち消す早大の快挙
土田 陽介三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 副主任研究員
東大京大一橋、この辺りを狙う学生さんは、そもそも一般的な「理系」の学生よりも数学が出来る人が少なくありません。確かにカリキュラム上、理系コースよりも学んでいない領域があるにせよ、文理共通で学んでいる領域に関しては、国立のそこそこの大学を目指す文系の学生さんは、やはり数学が出来なければ難しいわけです。
国立を目指し早稲田の政経を滑り止めにしたい学生さんには、ある意味で当たり前な今回の判断。他方、早稲田の政経だけを狙う学生さんには痛い話でしょうか。懸念としては、早稲田の政経の場合、地歴で実にマニアックな質問を出す悪癖が(少なくとも私が入試をした20年以上前には)ありました。数学にそうした悪い意味での早稲田らしさが出ないことを祈りつつ。
炎上するミャンマー情勢に油を注ぐ米欧制裁外交の愚 制裁を巡り分かれる圧力重視の「米欧」と反発配慮の「中露」
土田 陽介三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 副主任研究員
一義的に責められるべきは、確かにミャンマー国軍でしょう。しかしながら、ミャンマーの歴史を振り返り、国軍の性格などを考慮した場合、少なくとも欧米のやり方が正しくなかったことも事実です。
「竹を割ったような」主張は、無責任な立場からはいくらでも言えるでしょう。とはいえ、事実はより複雑です。ミャンマー国軍を追い詰め、結果的に市民への暴力行為に導いたのは、いったい誰なのか。
今回については、欧米、特に欧州の責任が重いと私は考えています。アジア経済研究所などの地域研究者の諸先生方の声が一番参考になるはずですが、私は俯瞰した見方で現況を整理してみました。
なお日本が欧米の主張へ徒に与した場合、ミャンマー国軍との間で築き上げてきた関係が完全に崩壊します。一見迂遠に見えても、日本は日本として粘り強く、国軍との対話に臨むべきではないでしょうか。
なお最近の印象ですが、いわゆるSDGsなどの流れもあり、欧米協調路線を主張される方々が少なくないようです。そうした文脈からも、ミャンマー国軍の蛮行を非難される方々がいらっしゃいます。
蛮行は蛮行ですが、徒に圧力を加えればかえって国軍は殻に閉じ籠り、その矛先が最終的に市民に行きかねず、さらに内戦に突入する可能性が日増しに高まっている状況も理解して欲しいところです。
英で12日から飲食店とパブが屋外営業再開、「大きな一歩」と首相
土田 陽介三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 副主任研究員
長引く行動制限が緩和されたことは、ワクチンの接種が進み、さらに追加の接種への目途もついたことの証左なのでしょう。英国民の方々や在住の方々には、長らくお疲れ様でしたという言葉しかありません。ぜひパブで美味しいエールなりサイダーなりを楽しんでもらいたいところ。
ただ景気に関しては、今後の回復が見込まれる一方、そのテンポについてはIMFなど国際機関の予測は楽観し過ぎな感が否めません。確かに内需は底堅いでしょうが、同時に外需をとらえきれない経済です。そもそも、グローバルな人の往来を前提とした経済成長モデルは当面、低体温が続きます。この辺り、私は慎重に見ています。
ユーロ圏、長期的な成長リスクは後退している=ECB総裁
土田 陽介三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 副主任研究員
先刻の金利上昇に対する挑発的な発言が良い例ですが、最近、ラガルド総裁はヤケに強気です。強い指導者を演じているとも、実際に自信があるとも言えます。
確かに統計上、我が国よりもはるかに、ワクチン接種は進んでいます。あのワクチン嫌いと言われるフランスより、我が国はワクチン接種が進んでいない、というより、始まってすらいない。
我が国は自粛でかなり医療需要を抑え込んだわけですが、この間にワクチンに関しては、まるでダメでした。行動制限とワクチンが両刀であるにもかかわらず、また医療先進国を自称したにもかかわらず。
ワクチン接種率が高い経済ほど、景気回復期待から通貨が買われていると言う話もあります。
こうした点について、素直に問われるべきではと思います。東京は間もなく、蔓延防止措置に入ります。

NORMAL