冷静に考えた場合、ウクライナ経済の体力はかなり削られており、欧米からの支援が増えたところで、それは経済の体力の根本的な回復にはつながらないという、当然のエッセイです。 現に、ウクライナの外貨準備はこれまでの介入で流動性をかなり失っています。そうした中で金利を引き下げれば、通貨安が進むのは当然の起結です。戦時下で通貨安にする利点も見当たらず、フリヴニャ相場の下落に光明は見出せません。 ロシアもまたヒトモノカネの不足に直面していますが、ウクライナの場合、それは更に深刻と言えそうです。
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