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全国14万人の球児の夢消さない!夏の高校野球地方大会 無観客開催を検討
スポニチ Sponichi Annex
大槻 文人マスメディア、コンサルティング、プロデューサー スポーツコンテンツプロデューサー
高校球児たちになんとかしてゴールを設定してあげたいという思いで開催の可能性を探ることには賛成だ。 もちろん、学校が遅くとも6月から再開し、部活ができる状況になることが前提だと思うが。 それ以外にも、高校野球固有の問題、社会的な問題どちらからも検討する必要がある。 固有の問題として大きいのは、お金。今まで有料観戦でやってきた夏の大会が無観客となる場合、各都道府県の高野連の財務的なインパクトだ。ただ、いざとなれば、選手から参加料を取れば、なんとかなるだろう。人とモノについては、さほど他の競技と課題は変わらないだろう。移動や宿泊などの問題は最小限に抑えるやり方はあるだろうし、練習不足については、総体よりも開催時期が1〜2ヶ月遅いのだから、学校の再開次第で十分可能だと思う。 むしろ、大きいのは社会的な影響力だと思う。春の選抜甲子園の時、プロ野球、サッカーとも違う独自判断、と見解を示していたが、そうはいかないと思う。 私から提案するとすれば、これを機に大会の運営方式の変更だ。トーナメント大会ではなく、地区を分けてリーグ戦形式にする。その勝ち上がったチームによるポストシーズンマッチを行う。 近年、猛暑の中で行う夏の大会の開催方式の再検討について、様々な意見があった。2020年を境に野球だけでなく、色々なニュースタンダードができるだろう。今年だけの例外でよいと思うので、今までのやり方に拘らず、新しい大会のやり方、部活のやり方を、今できる範囲で各都道府県が検討し、それぞれの地域の特性に合わせて決めたらよい。その色々なやり方の中から、新しい夏の大会のアイデアが出てくるかもしれない。 大事なことは、今までの形にこだわらないこと。今できることを考えることだと思う。
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