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略語禁止、時間ワープ…イーロン・マスクの「イカれた」経営術
中西 廣
略語の部分に絞って言えば、ものすごく共感します。
略語がなぜつくられ広まるのか、一つの説明に「ことばの経済性」が挙げられます。長々と話さなくても「お互いに理解が共通していれば」より低いコミュニケーション・コストが実現されると思われるからです。
しかし、これが本当に経済的なのか、については注意が必要です。極端な経済性の追求は、結果的に新しくコミュニティに入ってくる人たちに対して排他的に作用してしまうことがあります。よく理解しないうちにそのことばを使うようになり、しばしばその言葉は過剰な一般化(本来違うことばで表さなければいけないことも雑に扱うようになる)を招き、経営行動の緻密さを失っていくような気がしています。
事象の変化を捉えきれず、茹でガエルのように、段々、組織を蝕んでいきます。
【出口治明】読書の達人が教える、最高の「本」の使い方
中西 廣
冊数だけ見れば私も出口さんに見劣りしないはずなのですが、質的には雲泥の差で、最近はやはり「分厚い本」の量が足りないなと思います。最近やっと手を出しても読み切れるようになってきました。これまでの冊数には雑誌とかも入れてずるしているからかもしれません笑
回り道ではありましたが、個人的には薄い本をたくさん読んできてここまでこれたのでよかったなと思います。思いこみかもしれませんが。。。
私が「本が読めているかも」と思えたのは、経済について書かれた本と、救急医療について書かれた本の中身に共通点を見つけたような気がした時でした。一見異なる分野の中に、文字としては明確に書かれていないけれど、共通した考え方を見たときにはことばで言い表せないほど感動したことを覚えています。
振り返れば、スキル的な意味で読めるようになったと感じたのは、野矢茂樹『論理トレーニング101題』をやりきった後と、2年くらい日本語と英語両方でパラグラフ・ライティングやエッセイ・ライティングのトレーニングをやった後でしょうか。
そのあと哲学分野に興味を持って、竹田青嗣(いきなり変化球? )をきっかけに、メタレベルで認知・思考することが習慣づけられ、自分で言うのもなんですが、思考にこれまでより深さがでるようになりました。(書くことが怖くもなりましたが…)
悩みとしては本を買いすぎてお金が溶けていくことと、多すぎて(重すぎて)賃貸(私が借りるくらいのリーズナブルなアパート)の二階以上には住めなくなったことです。
以前、アパート暮らしの時に先に荷物(かなり減らしたのですがダンボール40箱くらい)を送ったら部屋を替えさせて欲しいと言われて以来、借りるときは事前に量を伝えています。読書好きの皆さま、お気をつけください。
NORMAL
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