ホーム
3フォロー
6フォロワー
五輪ボランティア、不満と不安 「コロリンピック」罵声も
小辻 寿規立命館大学 共通教育推進機構准教授
ボランティア関係の授業や講習でお話する時には、ボランティアは必ずしも、全ての人から称賛されるとは限らないという話をしています。
人によっては、邪魔と感じたり、害悪と感じるボランティアがあるし、そういう状況になる社会背景も考えないといけないと伝えています。
今回のオリンピックのボランティアみたいに辞めて欲しいと願う人がいる活動は特にそうでしょう。それでもボランティアをしてオリンピックを成功したいという強い想いがあるから、この記事の40代の女性会社員は6月下旬、選手村で研修を受けに行ったのではないでしょうか?
電車内で乗客から「五輪のせいで死人がたくさん出るんだよ」と言われ、女性に向かって「コロリンピック」と叫ぶ人もいた。「恐怖を感じた。なぜそんな言葉を浴びせられなければならないのか」と憤る。
と記事にはありますが、この女性に意見を言った人達もまた憤っているのではないでしょうか。
この女性がオリンピックのボランティアを辞めずに継続されるのでしたら、反対派に憤るのではなく、ユニフォームで自宅から向かう問題点をしっかりと大会実行委員会に伝える方が未来につながると思うんだけどな。
でも、ボランティアだって人だからね。使用者側はその点だけはしっかりと留意して欲しいと思う。
大量の未開封DVDとサーバーに埋もれて40代男性は黒い染みになった - 孤独死は高齢者だけの問題ではない
小辻 寿規立命館大学 共通教育推進機構准教授
一人で誰にも看取られず亡くなる孤独死。そういう意味では孤独死といわれても仕方ない事例。
しかし、急性心筋梗塞の怖さであり、若者の孤独死の怖さとはまた違う。
ただ、好きなものに囲まれて幸せな中で亡くなられた事例であって欲しい。
でも、水樹奈々さんや中川翔子さんの名前を挙げる必要あるのかね。一人暮らしだろうがそうでなかろうが、妻帯者だろうが彼女たちのことを好きな人たちはたくさんいる。どうもオタクであることを伝えたいがために彼女たちの名前を挙げている気がする。
孤独死の研究者としては、オタク=孤独みたいな書き方がされているようで残念です。オタクは孤独ではない。
学生のコロナ感染、大学はどこまで公表? 発表の基準めぐり模索続く
小辻 寿規立命館大学 共通教育推進機構准教授
3月の大学生クラスターへの誹謗中傷は本当に酷かった。そして、あの事件以降、コロナ禍による学生の学びは著しく制限されてきました。
そして何が何でも学生たちを偏見やウソ、誹謗中傷等から守ることが大学教職員の責務であることも確認されたと思います。
そして、学生たちが今後、学内外でしっかりと学びをしてもらうためや保護者や地域のみなさんにも正確な情報を知ってもらうためにも大学による公表はやらざるをえないのではないかと思っています。その上で何が何でも学生を守ること、新型コロナウイルスに感染することは誰にでも当たり前にあることを社会に発信しなければならないのではないでしょうか。
感染者が出ても公表しないことは、学生や保護者、住民からも猜疑心を逆に持たれるでしょう。特定されないレベルで公表するのが学生だけではなく、大学の信頼を守るためにも重要だと思います。
京の風物詩「大文字」を勝手に点灯、大規模ないたずら? 騒然、憤る大文字保存会 京都府警にも相談
小辻 寿規立命館大学 共通教育推進機構准教授
なんだかなあというニュース。五山送り火に関してはいくつかの保存会に親戚や友人が入っているので、あまり他人事ではないです。
前置きはさて置き、一部の京都人にとっては送り火は宗教行事としても特別なものです。基本的に保存会のメンバーは寺の檀家が世襲でなります。実家が保存会のメンバーであった私の祖母は毎年、大切な宗教行事としてその日を迎えていました。そのことを思い出すと個人的には許せるものではないです。
その一方で政治や観光にも度々利用されてきたわけです。点火時間が観光業界からの要請されて固定されています。気づけば、宗教行事からお盆の終わりを告げる風物詩としてのイメージが強くなった気がします。個人的には2000年の12月31日に京都市の「21世紀幕開け記念事業」の一つとして行われた際にはお盆じゃないのに何でするのかと絶苦しました。檀家のものではなく、京都市民の楽しみに完全になったのです。しかし、あれ以来、宗教行事ではなく、京都の人たちを楽しませる風物詩として考えてしまうことが多くなりました。
そういう立場でみると今回の点灯も風物詩として市民を楽しませようとしてくれていたと感じる市民が多くおられることにも納得できます。
コロナ禍が五山送り火は宗教行事なのか夏の観光資源なのかという曖昧にされてきた問題を改めて突きつけた気がします。どうしていくべきか、保存会と行政でしっかりと話し合ってもらえればと思います。なあなあにすれば、今回の犯人への非難は難しいかと。
役場内結婚、どちらかに退職促す慣習
小辻 寿規立命館大学 共通教育推進機構准教授
「雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律」こと、男女雇用機会均等法の施行が1986年だからそれ以降に作られているのですね。
当時の町職員は町内の民間事業者と比べ給与水準が高くと記載があるのですが現在はどうなのだろう。「年収ハッカー(http://nenshuhacker.jp)」によれば、池田町の平均所得は226.79万円で福井県内で(17市区町村)の中で第17位の年収(所得)とのこと。さすがにこのデータが正確なのであれば、低すぎる。
むしろ、退職云々よりもここの行政には住民の平均所得があがるようにしっかりと頑張ってもらうことが最優先なのではないでしょうか。
「おかねのけいさんできません」男性自殺 障害の記載「自治会が強要」
小辻 寿規立命館大学 共通教育推進機構准教授
この亡くなられた男性は本当にお辛かったでしょう。こんなことをさせないといけないのだろうか。
今後、こんなことが二度と起こらないように真相が究明されること願っています。
その一方で訴えられている役員の立場を考えると本当に加害者と言いきっていいのかという思いにもさせられる。今回の事例がはじめてなのだろうか。こういう事例が日常茶飯事だったらと思うと、それは自治会が破綻しているとしかいいようがない。
あまり突っ込んではかかないが、市営住宅の場合は自治会に入ることが入居のルールとしてあったりもする。
行政サービスでは足りない部分を担ってきた自治会。潰してしまえだけではなく、潰したあとはどのようにするかも含めて考えなければならないテーマです。
コロナで「退学者が出る大学と出ない大学」の差
小辻 寿規立命館大学 共通教育推進機構准教授
前職場の理事長の記事。色々と考えながら読んだ。
今、大学は岐路に立っていて、中小私立は潰れるとまではいかなくても、学部を増やして大きくするか、それとも小さくするかの瀬戸際だ。
どう考えても本気で生き残りたいならお金がかかる時期に差し掛かっている。にも関わらず、学生からのお金返せという要望はなかなか受け入れられないだろう。
不本意入学が多い大学ほど、退学しようという気持ちが増える中で、そういう大学ほど、学生への返金に対応に困るという現状。
入試が近づくにつれて大学側にとっても覚悟が問われてしまってきている。
受験生の皆さんも受験料の負担も大変だと思いますが、少なくとも入学まで後悔しない志望校(受験校)選びをしてください。
コロナでも「学費の減額いたしません」早大総長が異例の表明した理由
小辻 寿規立命館大学 共通教育推進機構准教授
何はともあれ、早稲田ブランドを残すために必要な資金ということなのでしょう。それを明確に表明されたということ。
学費減額の問題ですが、経営的には国公立や全国的に知れ渡った大学に関しては特に減額しなくても人が集まると思っています。むしろ、減額した方が経営的にはダメージが大きいでしょう。
問題となるのは、それ以外の大学。下宿代というものがまずは無駄なコストということになるのだから、当然、若者が少ない地域の大学はダメージを受ける。通学県外からの受験生が減れば、偏差値が下がることも大ありになる。そうなれば、授業料を上げるか、設備費、人件費を抑えることになる。
大学に変化が訪れることは間違いないでしょう。高等教育をどう考えていくのか、人口減少深刻化前に課題を突きつけられた。
「コロナ自警団」はファシズムか 自粛要請が招いた不安
小辻 寿規立命館大学 共通教育推進機構准教授
自らも小さな権力者となり、存分に力をふるうことに魅力を感じているか…
自粛せずに大繁盛しているパチンコ店に抗議の電話を入れること、失言をしたお笑い芸人を番組から降板させようとスポンサーやテレビ局・ラジオ局に抗議の電話を入れること、この辺りも「コロナ自警団」になるのかね。
正直に思うこととしては、権力への魅力というより、自分を守ろうとする行動であったり、こんな時に遊んでたり儲けている人を引き摺り下ろしてやろうって感じの方が強い気がする。
政府にも今は相当不満が溜まっている人が多いのだから権力すら、そのための道具に使っているに過ぎない。
ぶっちゃけ、小さな権力者になって、その魅力を感じているのは地縁組織のリーダーみたいな人の方が多いと思うけどね。
10万円の給付金 申請や給付の時期見通せず 京都市、システム開発や作業場確保に時間
小辻 寿規立命館大学 共通教育推進機構准教授
しっかり読むと分かるがオンライン申請は5月中旬からはじまる。
詳しくは以下の京都市サイト
https://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000268818.html
を見ていただきたい。
確かに神戸市や福岡市ではもうオンライン申請できる。神戸市の申請案内は5月15日(金)から郵送を開始され、6月上旬ごろまでに完了する予定らしい。それと比較すると記事によれば京都市は遅くとも6月中には申請書を発送とあるのでそこまで遅れるわけではないのではないだろうか。今のところではあるが。
しかし、こんな記事が出てくれば当然市民は焦るし、問い合わせも殺到するだろう。それは果たして早期の配布にプラスになるのだろうか。私はならないと感じている。
ただ、事前にこうなることは想定できたわけなのだから、京都市には早期に定額給付金を担保に10万円を必要な市民に利子なしで貸し付けるくらいのことはして欲しかった。
京都新聞にはなぜ、京都市は神戸市や福岡市と比較して遅れるのか、その理由(体制の問題とか入札制度の問題とか)をしっかりと調べて報道していただきたい。
9月入学 メリットは? デメリットは? 専門家に聞く
小辻 寿規立命館大学 共通教育推進機構准教授
個人的には9月開始に将来的に変えるべきだと思っている。それが今なら試してみる価値はありだ。
経営的な話を一切無視するなら、遅らせることだけでなく早めることだって検討すれば良い。大学では早期卒業や飛び級なんてこともある。できる子どもは半年早めてあげれば良い。
幼稚園児や保育園児だって、年中や年少が半年になっても良いという子どももいる。それこそ、一律に遅くしてゆっくり成長させるより、できる子は早くしてあげた方が良い。成長がゆっくりしているなら、ゆっくり成長させてあげれば良い。小学校だって5年で卒業する子もいれば、7年で卒業する子もいれば良い。
他人と同じレールで俺は生きてこなかったし、生きてこれなかったし、そういう学生も指導してきたからこそ、よく分かっているつもりだ。新卒採用という問題も。
子どもの成長を杓子定規で測らなくて良くするチャンスなのだから。もう、みんな一緒に成長しようなんてことは止めよう。9月入学は個性を認める社会にのスタートにしよう。
NORMAL
投稿したコメント