吉田 晋

確かに、野球は身体能力の高い選手が多いと思います。 そこは否定できません。 が、元陸上選手として、非公式なタイムを公然と口にするのはヤメて頂きたいなー、と。 「そのくらい、いいじゃん」では済ませられないんですよ。 陸上選手は僅かでも記録を伸ばすために、日々努力をしているわけで。 逆に、陸上選手が、「150kmの球を投げられる」とか言ってたら、野球選手は快くは思わないでしょう。 たかが数字でも、それを専門としている人にとっては非常に重要なものなので、そこは敬意をもって扱って頂きたいなー、と。

確かに、経営しているキックボクシングジムへの問い合わせも、Instagram経由で頂くことが増えました。 しかし、調べものに利用されている方々が、そんなに多いとは思いもしませんでした。 小まめに更新しなければ…。

キックボクシングジムを経営しています。 運動することが好きで、スポーツ自体を目的として行っているコア層。 健康やダイエットのために、スポーツを手段として行っているライト層。 コロナ禍では、どうしてもライト層の方々はジムを離れてしまいがちです。 大手のスポーツクラブは、ただでさえライト層が多い上に、家賃や設備のメンテナンス費、人件費などが高額で、コロナが終息するまでは本当に厳しい状況が続くでしょうね。 また、コロナ終息後も、オンラインフィットネスや自宅でのトレーニング、近所のランニングなどで運動することを覚えたライト層は、わざわざスポーツクラブに戻ってこない可能性もあります。 今後は、いかにしてコア層を取り込んでいけるか、また増やしていけるかが、重要になってくるのではないかと。 もしくは、完全にオンラインにシフトするか。

大学時代まで陸上部に所属していました。 これ、「登録のために選手が支払う金額が今までは100円だった」と誤解されそうですが、選手はもともと、各都道府県陸連に数千円の登録料を支払っています。 で、今回の件は、各都道府県がその選手を日本陸連に登録するための料金を引き上げるという話ですよね。 そもそもの登録を、選手が各都道府県の陸連に対して行うのではなく、日本陸連に直接登録するという形ではダメなのでしょうか？ 選手の登録数に応じて、逆に日本陸連から各都道府県陸連に予算配分をするという形で。

つまりは、K-1と契約しているトップ選手は、ここまでしなければRIZINに出場できないのが現状だということですかね。 今回の件で皇治選手が名前を挙げていることもあって、武尊選手に「天心から逃げるな」といった声が改めて上がっているようですが、それはお門違いではないかと思います。 武尊選手自身は、以前の試合後、涙ながらにマイクで主張していたように、那須川天心選手と戦いたい。 が、K-1とRIZINのそれぞれの都合もあって、なかなか難しい。 「じゃあ、今回の皇治選手のようにK-1と契約を解消してでもRIZINに行けば？」 と、思われる方もいらっしゃるでしょうが、武尊選手はK-1ジムのKRESTに所属しています。 その状況下で契約を破棄してでもRIZINに行くことは非常に難しいと思いますし、もし強行しようものなら、同じくK-1で活躍している同ジムの他の選手たちや指導者の方々にも多大な迷惑を掛けることになってしまうと思いますし。 ご自身のプロデュースされているジムに所属している皇治選手とは、そこが大きく違うところです。 武尊選手としては、完全に板挟みの状態だと思うので、そこはK-1とRIZINの両団体が上手く調整をして、何とか夢のカード実現に向けて動いてあげて欲しいところですね…。 ひいてはそれが、低迷中の格闘技界再興にも繋がるはずです。

学生時代に本気でスポーツに取り組むことの大きなメリットのひとつは、「不条理を経験できること」だと思っています。 死ぬほど努力をしても勝てないこともある。 怪我をして、目標としていた大会に出場すらできないこともある。 今回の新型コロナウイルスのように、自分の力ではどうにもならないこともある。 若い頃に、そうした不条理（コントロールできないこと）を経験し、受け入れ、次のステップへと進むことで、間違いなく将来の大きな糧になると思っています。 とはいえ、本当にやり切れないですよね…。 ここで心を折られずに、そのやり切れない思いを新たな目標に向けていって欲しいです。

ホームチームほど、普段のスタジアムとの違和感を覚えてしまい、それがパフォーマンスにも影響しているのかもしれませんね。 本来は、良いプレーをすれば観客が湧いて自分たちの気持ちを上げてくれるのに、それがない。 ハイレベルな戦いにおいて、ちょっとした違和感が結果に大きく影響する可能性は十分にあるかと思います。 サポーターは、「自分たちの声援がしっかり選手たちの力になっているんだ！」と、自信を持てますね。

そして、世界に遅れを取っていく…。 個人的に、少なからずメリットのある技術はいずれ活用されていく流れになるものだと思っています。 そうなってから焦るのでは遅いですよ…。

内部留保を吐き出せってのは、家庭のある人に貯金をやめろって言ってるようなものだと思います。 貯金がなければ万が一のときに家族を守れないのと一緒で、内部留保がなければ社員を守れなくなりますよ。 自分たちが職を失う覚悟があって、そう主張しているのならいいんですが。

この手の「料金はユーザーが自由に決めるシステム」は、意外に0円を選択する人は少ないと聞きます。 が、それはあくまでも、サービスの提供者と料金の支払い先とが一致しているときの話ではないかと思うんですよね。 今回の場合、料金の支払い先はゾゾタウン。 サービスの提供者は宅配業者。 ゾゾタウンから宅配業者に支払う送料は予め決まっていて、ユーザーが送料をいくらに設定しようとも、そこは変わらないはずです。 であれば、ユーザーからすれば、「別に0円でよくね？」と、なってしまいそうな気がするんですが…。 まあ、もちろん、宅配業者とゾゾタウンが後に送料の交渉を改めてする際に、回り回って影響してくるかとは思います。

そりゃ、人間同士がやり取りするサービスですから。嫌な経験をすることもあるのが普通。

佐川急便が手を引いた時点で、同等の運賃で受ければ自分たちでもそうなることが予想できそうなものですが、なぜ自らそれを取りに行ってしまったのか。 自社のキャパを課題評価していたのでしょうか？ 確かに、以前と同様に思いっきりブラックなままなら、ドライバーのタダ働きによって何とかできたとは思うけど…。 もしくは、この運賃値上げまでが、ヤマト運輸の筋書き通りなのでしょうか。 だとすれば、相当なやり手です…。