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スタートアップが特許出願を考える3つの視点
佐竹 崇司ヤフー株式会社 ショッピング統括本部 マーケティング本部 一般
昔、UI特許が最強だと知財の方にいわれて、なるほどと納得しておりました。
記事にもあるように、UIはまさに見た目そのものであり、立証責任が立てやすい特徴をもっているからです。
ところで、実は私も国際特許2つと国内の申請中含めて7個ほど持っていたりします。先日、別の知財の方にいわれたのは、大企業は特許を取得することが目的になってる側面もあり、それが武器やビジネス上あまり貢献したという実績につながらないケースが多くあるとのことです。
確かに、GAFAのような巨大企業は知財の塊で、クロスパテントで訴訟を回避したりします。一方で、オラクルがGoogleを訴えたように、巨額の訴訟に発展するケースも欧米ではあります。あまり日本ではこの手の訴訟などを見る機会がすくないのが実情でしょう。
スタートアップもときに特許出願中!など謳っているページをみかけますが、それがビジネス上どこまで有利になるのか少し冷静に考えて見る必要があるかもしれませんね。というのも、どうやら特許自体の申請から登録までぼちぼちの費用がかかるらしいので、スタートアップとしてしても無駄金使うのは控えたいでしょうから。
クレディ・スイスを支援 スイス中銀、信用不安拡大
佐竹 崇司ヤフー株式会社 ショッピング統括本部 マーケティング本部 一般
銀行などの金融セクターの健全性評価は若干特殊だと思いますが、リーマンショック以降、ストレスチェック含めてかなり厳格に管理されてきていたはずです。
今回、金利上昇からSVBの破綻を契機にリスクが伝播してきておりますが、もともとCS自体があまりコンディションが良くないという情報もあります。
何が問題で信用不安が出てきたのかわかりませんが、中央銀行などはこの規模の金融機関をきちんと管理監督できていなかったのか、または急激な金利等の変化を想定して、○%を超えた場合に危険水域に達するなど、リスク想定がされていなかったことも後手後手に回ってしまった結果な気がします。
なんかわかりませんが、金融機関は規模問わず、いきなり倒産危機みたいのが顕在化される印象が強く、もう少し事前にリスクを把握できれば取り返しがつかない状態までいかないのではないかと思うのですが、、、難しいのでしょうかね。
小売りサイトや店は有力な広告媒体 米で7兆円規模に
佐竹 崇司ヤフー株式会社 ショッピング統括本部 マーケティング本部 一般
広告媒体としての価値は様々な箇所に眠っていると思います。車のラッピング、タクシーの車内、ここにある店頭もそうです。媒体としての売上規模もさることながら、結局は大量に排出され、ユーザーのタッチポイントを抑えまくってしまった結果、ノイズになってしまわないようにUXの観点をきちんと検討する事が重要だと思います。
そもそも、店頭でサイネージやモニターに広告を流しているのは昔からあるわけで、どちらかと言えば、テクノロジーを活用してその広告接点からどう需要喚起のみならず、店頭という特徴を活かして”購買に直結”させるかがこの小売の広告媒体としての差別化及び価値になるんだと思います。
韓国EC「即配」のクーパン、日本撤退 21日サービス停止
佐竹 崇司ヤフー株式会社 ショッピング統括本部 マーケティング本部 一般
以前、DoorDashのWolt買収の記事でもコメントした通り、即配や近隣配送系サービスはエコノミクスが配送効率にすべて帰結します。
時間辺りのどれだけのDemandとSupplyをバランス良く担保できるかに尽きるため、どちらかが欠けてもうまく行かない。結局、規模を追い求める統廃合でしか成り立たなくなると思われます。(規模を追ってもどうなるか・・)
あと、やはり日本の場合、コンビニやドラックストア含めて、かなり密度高く点在しており、上乗せした金額での消費がデリバリーされるだけの付加価値に見合うのか?というのは非常に疑問でもあります。店舗として扱える商品にも限りがあるため、網羅性がないと、結局近くに買いに行くというのでは本末転倒でしょうから。
米財務省など「シリコンバレー銀行の預金、完全保護」
佐竹 崇司ヤフー株式会社 ショッピング統括本部 マーケティング本部 一般
原文を読んでいませんし、専門家ではないのですが、色々な方のコメントと自分なりの解釈を述べると、保護されると言われていた、$250Kまでという上限を設けず全預金を対象とするって事なのでしょうか。
別の記事でほぼすべての口座が250Kで賄えないとの情報もあったので、これが事実なら一旦は取り付け騒ぎなどは収まりそうですね。
いつから保護された資金を出せるのかわかりませんが、短期的なつなぎ融資もこれによりスムーズにできるでしょうから、資金繰り悪化による倒産などはな脱がれそうで良かった。
それにしても、アメリカは週末の二日間で本当にドラスティックに動き意思決定をできるのが強みですよね。忖度もへったくれもなく、強いリーダーシップの為せる技だなと改めて思わされる事象です。
これが日本だったら、、、下手すると半年とかかかってるのかも。
楽天、ユニクロ、ソフトバンク、ホンダ……英語社内公用語化を進めた企業の末路
佐竹 崇司ヤフー株式会社 ショッピング統括本部 マーケティング本部 一般
他の方もコメントされていますが、少し無理のあるバイアスのかかった記事に見受けられます。
元楽天で英語化のど真ん中にいた人間としては、いい面、悪い面があったのは事実だと思います。
ただ、(これも他の方が多く記載してますが)業績面ではモバイルの投資が足を引っ張っているだけで、それ以外は好調というのが実態だと思います。更に、旧Ebatesの楽天アメリカの業績も順調でかなり利益を出しています。
FCバルセロナやNBAのゴールデンウォーリアーズのスポンサーシップなど、海外でのプレゼンスは確実に上がっておりましたし、それにより採用面でもポジティブな影響があったと思います。
また、人材育成面でもやはりグローバルで挑戦したいというハード面ソフト面で兼ね揃えた環境のため、やる気のある人材が特に多かった記憶があります。
最後の英語教育の下りもかなり無理がある結論になってますが、それであればどうすべきか?をもう少し語られたほうが良いなと感じました。
テクノロジーの進化で、翻訳精度など飛躍的に上がっていくでしょうし、同時通訳もそれほど遠くない未来にできると思いますが、自分の言葉で話す事の重要性は母国語でも感じる事があると思いますし、その意味では本当に良い環境を多国籍間で構築するには、言語は大切だと思っております。
H3ロケット初号機打ち上げ失敗「2段目エンジン燃焼せず、指令破壊信号」 鹿児島・種子島
2022年の出生数、初の80万人割れ 想定より8年早く
佐竹 崇司ヤフー株式会社 ショッピング統括本部 マーケティング本部 一般
出生数の80万割れにより、人口の自然減が80万弱となってきています。
15年で1200万減少すると考えると、約10%の日本の人口がいなくなっていく計算となります。
今後は、市場規模としての価値低減も叫ばれる時代がきそうですが、いよいよ日本だけで事業を展開する事が困難なフェーズの到来でしょうか。
合わせて、空き家問題など地方の過疎化と相変わらずの都市圏への集中により地方経済がどのような変化を迎えるのか少し懸念も生じそうです。
異次元の少子化対策と政府は息を巻いてますが、そもそも子供を生む可能性がある母数、つまり結婚や事実上の婚姻状態にある母数はどの程度なんでしょうか?少子化対策の一環として、この母数自体を増やすケアをしていかないと、よりシングルの増加を招き、母数自体が減少して更にジリ貧になるように感じます。
母数を広げる、且つすでにその状態にある方々が安心して育児をできる環境を両輪で促進させないと難しいでしょうね。
いずれにせよ、あまり明るいニュースではないですが。
グーグル・メタを差し置いて、アマゾンの広告事業が伸び続ける3つの理由
佐竹 崇司ヤフー株式会社 ショッピング統括本部 マーケティング本部 一般
まずEC上での広告は販売に直結するという側面があり、CPAなどの評価でも効率が良い傾向が強いと思います。更に、アマゾン自体が価格競争力もあるので、他で買うという選択肢を狭めている(アマゾンで結局買う)のも更に効率化に寄与しているでしょう。
他の媒体では物販よりもどちらかというと認知などのブランディング的要素も強く、ブランドリフトなど物販に比べて少し抽象的な評価にならざるを得ず、直接的な販売に貢献するとも言えないため、優先度的には下がるのもあるかと思います。
そして何より忘れてはならないのは、アマゾン自体が1stPartyモデルで自社で商品を仕入れて販売しているため(マケプレもありますが)、ウォルマートやイオンのような大きな小売業の側面もあります。これは、多くのブランド企業が小売向けに販促費をかけて良い棚を確保するのと同様、アマゾンに対してもある種のショバ代として広告費を出しております。ブランドからすれば、アマゾン自体が大口の顧客なので、そこに販促費を投下するのは当たり前で、販売量が増えれば増えるほどその威力は増す一方です。
こんな構造でアマゾンの広告ビジネスは盤石でまだ成長する余地は大きいと思われます。
OKI、管理職給与を平均8%上げ 部長や専門職対象
佐竹 崇司ヤフー株式会社 ショッピング統括本部 マーケティング本部 一般
ものすごく低レベルかもしれませんが、経済の原理原則で言えば、賃上げそのものが大事なのではなく、賃上げにより支出余力が増えた層が、市場にお金を回すという事で経済循環を高める事が重要だと思います。
まず第一歩として賃上げに目を向けること自体は良いと思いますが、実際上がった賃金に対して、消費者が財布の紐を〆ていたら元も子もないという現実があることは理解しておかないとですよね。
翻って、少なからず賃上げしていた企業も今まであったわけで、それでも市場にお金が回っていたのか?というのは少し懸念です。また、世の中の9割以上を占める中小零細企業の賃上げ(たとえ1%であっても)のほうが全体的には大きなインパクトになるわけで、余力のある大企業というより中小零細側の賃上げのニュースが出てこない限りあまり変化は無いような気がしております。
Google、ストアーズに出資 EC支援と地図アプリ連携
佐竹 崇司ヤフー株式会社 ショッピング統括本部 マーケティング本部 一般
ECは検索との相性は抜群にいいので、もしStoresを活用したECショップがGoogleの検索結果と何らかの形で連動するとかなりトラフィックを流せるので強いですね。
ただ、GoogleからするとStoresを優遇すると広告媒体としての中立性がなくなるので、さすがにそこまでは踏み込まないでしょうが、どんな連携が生まれるのかは注視したいところです。
GoogleもShopify辺りを買収して自社でECをエンフォースすることもあり得ると思っているのですが、どうなんでしょうね。アメリカではアマゾンに検索のトラフィックはだいぶ持っていかれてるので、EC面での強化は必須だと思いますが。
なぜ今「声」なのか、ボイスポコチャが拓く新たな平等な世界
佐竹 崇司ヤフー株式会社 ショッピング統括本部 マーケティング本部 一般
音声系サービスというと、Clubhouseを思い浮かべる人も多いと思いますが、結果的に一過性で終わってしまいました。古くはラジオが代表格ですが広告市場で見たときに、残念ながらその衰退は明らかとなっています。
反面、楽しみ方の変化によりradikoなんかも人気となってきてます。
音声自体にはコアなファンがおり、楽しみ方・価値提供の仕方を変えるとポテンシャルあるのでしょう。
ある音声系のサービスを展開する企業の方と話した時、ASMRという言葉に初めて触れました。平たく言うと、”聞いてて感情揺さぶられる声”の事をさすようですが、これが売買されているそうです。例えば、目覚ましの声として利用するなど。
つまり、声そのものに価値が評価され取引の対象となってきています。
もしかすると、一部の人気声優のみならず、一般人からも人気声優みたいな方々が出てくるかもしれませんね。
note、チャットAIで記事作成を支援する「AIアシスタント」--ベータ版のユーザーを募集
佐竹 崇司ヤフー株式会社 ショッピング統括本部 マーケティング本部 一般
chat-GPTが優れてるのは多方面で言及されているので割愛するけど、これってアシスタントと言いながら、文章の大枠を作成しちゃうなら、本来の作者のオリジナリティを毀損してしまい、コンテンツの画一化になっちゃう気がします。ブログにしろ、画像にしろ作者のオリジナリティが色濃く出るのでヒットが生まれるのだと思います。魅力の源泉がこれによって削がれるのは少し違う気がしてしまいますね。。。カジュアルなコンテンツが大量生産されるだけでは本末転倒な気がする。
といっても、会社側からみて、トラフィックを集めるという意味では玉石混交でも大量なコンテンツがある方が良いのかもしれないけど。。
NORMAL
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