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【独占取材】AI業界を騒がせる、話題の半導体ベンチャー
後藤 直義NewsPicks 編集委員(ニューヨーク支局)
今年3月に開かれたNVIDIAの大型カンファレンスにおいて、創業者のジェンスン・ファン(革ジャン)が、このGroqについて質問されたときだけ、かなり苛立たしい表情を見せていたことから、個人的にも気になっているスタートアップでした。生成AI界隈では、その圧倒的なレスポンスの速さから、かなり話題になっている半導体ベンチャーです。
サム・アルトマンが新しい半導体サプライチェーンを何百兆円もかけて作りたがっている、という構想を打ち立てていますが、やはり現在のGPUは推論などには最適化されておらず、またNVIDIA一強のまま巨大産業を発展させることはむずかしいという思惑もありそうです。
シリコンバレーが、半世紀を経て、本当にシリコンで盛り上がっているという2024年、半導体ベンチャーがとにかく面白いので、ご一読ください。
【厳選5社】半導体のプロが教える「金の卵」たち
後藤 直義NewsPicks 編集委員(ニューヨーク支局)
Hope is not a strategy(単なる楽観は、戦略ではない)。以前からそんなモットーを掲げているのが、日本の有名企業の半導体エンジニアとして働きながら、個人投資家(30歳前後)として資産5000万円を作ったひこぐまさん。みずからの知識を武器に、次にくるテーマを探し続けては、日々Xやブログで発信している。
一攫千金を煽らず、まじめに勉強を重ねて、大きな損をするまえに損切りをするというスタイル。いわゆる「一発ホームラン」ではなく、知識や経験によって、着実にお金を増やしてゆくスタイルは高感度が高い。きちんと本人の運用資産も、証券口座のスクショで確認させていただきました(笑)。
大量の億り人を生んだ「エヌビディアの次」について、ぜひご一読ください。個人的には、データセンター向けの電力というテーマが、すごく面白そうだなと思いました。太陽光か、原子力か、もっと知りたくなること請負のインタビューです。
【8兆円市場】アメリカで流行る、「海藻ドリンク」でバトル勃発
後藤 直義NewsPicks 編集委員(ニューヨーク支局)
アメリカで次に生まれる注目ブランドは、意外にも、日本人にとっては「当たり前」なアイテムだったりすることが、すごく面白い。
ヤクルトとか、カルピスとかはもちろん、c1000タケダとか、昔は鉄骨飲料とかファイブミニプラスとかありましたよね笑 こういうドリンクが2024年になって、世界でも新しいビジネスになってるように見えます。
2024年にジワジワと盛り上がってるのが、この新しい飲料ブランドのモス(MOSS)。これまで欧米があまり興味を示さなかった海藻が、にわかにヘルシーば原料として注目を集めており、高級スーパーでは海藻コーナーが設けられるほど。うちの近所のスーパーにも、このモスはめっちゃ売ってます。
ザクロ味はとても美味しい。ピュア味は、めっちゃ不味かったです(後藤個人感想)。日本人の三木アリッサさんが作る海藻ドリンク、Oo!Mee(ウーミー)は、アメリカでまもなく発売予定とのこと。
過去10年を振り返ると、発酵飲料のコンブチャがすでに7000億円市場になっており、2020年くらいからは、食物繊維を含んだ炭酸飲料のオリポップやポッピーが大流行。そして、海藻に来てるわけです。日本人起業家のブランドも注目を集めてます。ぜひご視聴ください!
【大問題】ディープフェイクと戦う、AIツールが熱い
後藤 直義NewsPicks 編集委員(ニューヨーク支局)
2024年は、生成AIがさらに巨大なトレンドになる一方で、それを悪用した超精密なディープフェイクがどんどん社会を混乱させるリスクにさらされるはずです。2024年はアメリカ大統領選がある選挙イヤーでありながら、それ以外でも、例えばフェイク写真で実際に株式市場が下落するという事件がアメリカですでに起きています。
:フェイク写真でダウ平均が100ドル以上も下落ーペンタゴン爆発写真(ニセモノ)
https://www.bloomberg.com/news/articles/2023-05-22/fake-ai-photo-of-pentagon-blast-goes-viral-trips-stocks-briefly?embedded-checkout=true
生成AIの世界ですが、本当に儲かってるのは誰か?が、さらに注目されるでしょう。セキュリティは、絶対にそのひとつに入ります。
例えば、AI半導体のNVIDIAが300兆円企業になったのは、インフラ部分を独占してるからです。同じように、地味では有りながら、このセキュリティ分野のツールやビジネスも、ゴールドラッシュのつるはしやジーンズのように、黒子として大きな利益をあげていくことが注目されています。
生成AIのB面ともいえるセキュリティビジネス、ぜひチェックしてみてください!
【超解説】300兆円企業が開いた「AIの祭典」が凄い
後藤 直義NewsPicks 編集委員(ニューヨーク支局)
時価総額300兆円を突き抜けたAI半導体企業のNVIDIA、彼らが主催する「世界トップのAIイベント」を3日にわたり取材してきました。エヌビディアの株価はどこまで上がるのか。この無双状態はいつまで続くのか。そしてチャットGPTの次にくる、AIビジネスの注目分野はどこなのか。会場の注目ブースとともに、解説致します。
最も記憶に残ったのは、やはり創業者のジェンスン・ファンCEOによる、2時間ぶっ通しの未来のプレゼンテーションと、その翌日にあったメディア150名との質疑応答90分。そこで今後のエヌビディアの戦略を喋っています。特にAIサービスを作るためのソフトウェアを提供し始めている点や、自動運転の次にくるロボティクスの話が印象的でした。
GoogleやAmazonを時価総額で抜いてしまった、2024年の最注目企業のカンファレンスのエッセンスをぜひご覧ください。
【遺言】有名ベンチャー破綻。グリーンビジネスの「過酷な現実」
後藤 直義NewsPicks 編集委員(ニューヨーク支局)
2021-2022年、アメリカだけで年間5兆円という空前の気候テックスタートアップへの投資があり、環境先進国である北欧などでは、グリーン分野のユニコーン などが登場しました。 世界初のリサイクルファッション素材の量産化に成功したリニューセルも、そんな注目ベンチャーとして上場しました。
バックには、ファストファッションのグローバル企業のH&Mもついて、サーキュラーエコノミーのモデルにも思えたこの会社が、私たちのインタビュー直後に倒産しました。彼らが最後に残した、グリーンビジネスの誤算とはなんだったのか。日本にも大きな示唆のある内容で、ぜひご視聴ください!
【本音】環境先進国、ドイツの「グリーン疲れ」が深刻だ
後藤 直義NewsPicks 編集委員(ニューヨーク支局)
日本を抜かして、GDP世界第三位のポジションに躍り出たドイツ。ヨーロッパ最大の経済大国であり、またグリーン経済の旗振り役として盛り上がっているとおもいきや、じつ「かなり疲れている」という驚きの報告を、Podcast『グリーンビジネス』の一部から抜き出してレポートします。
語ってくれたのは、現地で2ヶ月間暮らしていた、NewsPicksニューヨーク支局の森川潤さん。エネルギー分野に取材をしてきた森川さんの話からは、現地でいかないとなかなかわからない、グリーンと経済成長の両立の難しさであったり、ドイツならではの悩みなどが面白く理解できるとおもいます。
ぜひ、御覧ください。インタビュー全文はPodcastでお楽しみいただけます。ぜひ通勤時などにもどうぞ!
https://open.spotify.com/episode/4DrIabC9uvZECs0QOyjkdJ?si=b4d763304759446c
【米国発】老舗を買収、後継者を見つけるベンチャーがすごい
後藤 直義NewsPicks 編集委員(ニューヨーク支局)
このスタートアップ、めちゃくちゃ面白いので、ぜひ見て欲しい。シリコンバレーでは超有名なフィンテック特化型VCのQEDが、最大の目玉投資先としていま出資しているのがTeamsharesです。簡単にいうと、世界中の事業承継問題を解決するサービスを提供。これが、2024年に日本に上陸します。
おもしろいのは、儲かっている中小企業を買収するだけではないこと。そこの従業員たちに、10年、20年かけて株式をどんどん譲渡してゆき、そのブランドやカルチャーを残しながら、後継問題を株式譲渡によって成し遂げてしまうこと。日本には年齢70以上の中小企業が250万社もあり、その半分以上が後継者不在。ここには、大量の有望なビジネスが眠っている可能性があり、日本にも目をつけているということです。
ちなみに事業承継では、M&Aなどの手法がとられることがありますが、これは転売や経営統合などを前提にしており、従業員やブランド、カルチャーの維持が難しく、それはアメリカも同じということ。Teamsharesはそうした会社をアメリカですでに90社以上も買収しており、それぞれ株式を社員に渡しながら、新しい会社として蘇らせています。
日本ではMUFGと手を組んで、買収ー事業承継のフィンテックを展開予定。注目です!
【株価10倍】くら寿司が見つけた、アメリカで圧勝する方法
後藤 直義NewsPicks 編集委員(ニューヨーク支局)
株価の急騰では、AI半導体のNVIDIAに勝るとも劣らないのが、アメリカで進撃中のくら寿司USAです。株価はボトムから10倍以上(上場時から8倍くらい)、ネット上では「スシビディア」という渾名がついています。
2008年に進出を始めてから、すでにアメリカ18州(ワシントンDC含む)に59店舗をオープン。毎年20%以上のペースで、店舗を増やしており、株価は2020年のコロナ時より株価は10倍以上になり、アメリカの有名レストラン企業の幹部たちを、億円単位のストックオプションで次々と採用しています。
ドル高円安の時代に、ドルを稼ぎまくるくら寿司USAの大成功は、ひとつのモデルケースとして、すべての日本人ビジネスパーソンに参考になるはず。その仕掛け人であり、社内起業家である人物の独占インタビューを、ぜひご視聴ください。
【急成長】日本市場を狙う、物流ユニコーン が凄い
後藤 直義NewsPicks 編集委員(ニューヨーク支局)
人口約1000万人は、日本の10分の1以下。そのスウェーデンはボルボの城下町、ヨーテボリで生まれた注目の物流ベンチャーがEinrideです。一見すると、電動トラック(人間が運転)や、AIを使った無人トラックを作っているスタートアップですが、本質はソフトウェア企業に近い。
彼らはEVトラック、EV無人トラックをもっとも最適に運営するためのソフトウェアを中核にしており、このプラットフォームの上に、大量のEVトラックを運営するというモデルをとっています。なのでEVトラック2000台を契約したUAEとのディールも、トラックそのものは売らず、そのインフラ作りをしてあげて、輸送キャパシティを販売する。
ちなみにEinrideは日本に上陸するという噂が出回っており、今から楽しみです。僕の予想は、サントリーなど飲料系企業の物流などを狙うと思います。
【米国人気】イチゴ植物工場、次の一手は「超甘いトマト」
後藤 直義NewsPicks 編集委員(ニューヨーク支局)
米国NYを拠点にする植物工場ベンチャーのOishii(オイシイ)。200億円を調達してイチゴのメガ工場を作ることで話題になっていますが、実はイチゴだけではなく、その次の一手としてトマトを密かに発売しています。ルビートマトと言い、創業者がたまたま見つけた園芸用のトマトを、ラボ環境で超甘く育てたものだといいます。
イチゴの次が、なぜトマトなのか。なぜほぼ商業化されていないトマトを、植物工場では商業化できるのか。どれくらい甘さや収穫量は違うのかーー。そういった疑問に、大手テック企業であったり、世界的な種苗会社で活躍してきた同社のエキスパートたちが答えてくれました。
ポッドキャスト『グリーンビジネス』でも創業者が、植物工場の秘密を語ってくれています。騙されたと思って、通勤時などに聞いてみて下さい。めちゃおもしろいですよ。https://open.spotify.com/episode/6t4Gm2pTKjxhlz0KVmdXFB?si=257d0d48c9444d04
【日本進出】サントリーが出資、60兆円市場の異端企業
後藤 直義NewsPicks 編集委員(ニューヨーク支局)
いまグミビジネスが世界でめちゃ熱いと気づいたのは、2023年に取材した全米最大級の食品展示会「Natural Product Expo East」を取材したときのこと。三菱商事の担当者たちが、「ガムの売上高はずっと下がってて、グミが伸びている」「機能性×グミというのが新しいトレンドだ」とつぶやきながら、会場内のグミを探し回っていたからです。おそらく、コンビニチェーンなどで仕掛けられる、新コンセプトのグミを探していたのでしょう。
このNutrishedというグミスタートアップは、内容にもあるとおり、30種類以上のサプリメント成分をカスタムして、美味しいグミにして自宅に届けてくれるサービス。バックには、高速な3Dプリンティング技術があり、すでに数十億円を調達して量産に乗り出しています。
オールカスタムでも作れるし、「熟睡(Sleep Tight)」「ゲーマー向け(Gamers)」「精力増強 (His / Her Sexual Health)」など、コンセプトで栄養素を組み上げたサプリも売っています。NewsPicksユーザー向けの特別割引、ぜひ番組内でゲットして、使ってみてください!(35%OFF)。
【時価総額3兆円】高値でも、飛ぶように売れるリサイクル商品
後藤 直義NewsPicks 編集委員(ニューヨーク支局)
オセワニナリマース笑
マックのポテトを揚げた油、廃食油がここ数年、どんどん値段が吊り上がってる。サイゼリアや、スシローといった大手チェーンの廃食油が奪い合いになっている。裏には、とんでもない新しい独占企業があります。
Nesteというこの会社は、エアラインや航空業界にいる人であれば、知らない人はいない会社になってます。JALもANAも、すでに国際的なルールの枠組みから、少しづつこのSAF(サステナブル航空燃料)を買わないといけない状況に入っており、それが通常の燃料の3倍、5倍でも買わないといけないのだから、ネステは圧倒的な売り手市場をエンジョイしてることになります。
ゴミは資源という観点からは、日本の資源が海外企業に買われて、それを高値で買い戻しをさせられているとも言えます。リサイクルは儲からないという時代が、大きく変わっているこの迫力を、ぜひ見てみてください。
【新産業】欧州でいま「海テック」が熱い
後藤 直義NewsPicks 編集委員(ニューヨーク支局)
みなさんウィスキーは好きでしょうか。わたしはスモーキーな香りがするアイラ島の蒸溜所のスコッチが好きなのですが、このスコットランドが新しい「海テクノロジー」のメッカであることは知りませんでした。
このエリアは非常に強い潮の満ち引きや、波などがあるため、かなり古くから、新しい海エネルギーの実験場として、世界中の企業やスタートアップが集まっていたそうです。それが近年の再生可能エネルギーブームを背景にして、改めて、海のパワーを使った電力発電システムのプロジェクトが盛り上がっている。中には、そこで作った再エネや水素で、ウイスキー蒸溜所を動かすというものも含まれています。
いま、注目の「海テクノロジー」とはなにか。注目のスタートアップはどこかなど、ロンドンを拠点にするNordic Ninjaの宗原さんと、おしゃべりをしました。(ぜひポッドキャストもお楽しみ下さい)
https://open.spotify.com/episode/2oY5hFAZ8DRFvID5SioX97?si=478217e2e56d41fd
NORMAL
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