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月額380円──「ねこホーダイ」に批判続出 審査・トライアルなしの譲渡に「命が軽く扱われるのでは」
田口 光合同会社YUGAKUDO 代表
このサービスは、猫を飼いたいけど飼えない人には刺さるでしょう。そう言った意味でユーザー視点にたったよいビジネスなのでしょう。
他方、猫目線にたっているとは言い難い。猫は言うまでもなく命ある存在です。だからこそ、命を預かれるかどうか審査があるわけです。
猫を、子供に置き換えて読んでみてください。
「お子さんがいらなくなったら、いつでも施設に返していいですよー」
私は2匹の猫を飼っています。飼うときに、この子たちを一生涯守り抜き幸せにする覚悟と決意を持って飼うことを決めました。
だからこそ、朝も夜もお世話ができるのです。
施設もかなりの負担があるのが事実です。基本的にボランティアで成り立っている上に、予防接種や避妊手術と、1匹につき数万円は飛んでいきます。
そうした苦しいところに、猫の引き取り手をあてがうというのは、弱みに漬け込んでいるようにも思えてなりません。
派遣と正社員の格差縮小へ。賃金アップも素直に喜べない理由
田口 光合同会社YUGAKUDO 代表
日本では、いわゆるメンバーシップ型採用が主で進んできた歴史があり、これは言い換えれば組織コミットメントを求める行為といえる。従って、テンポラリースタイルは組織コミットメントが低いと見做され、故にノンコアでありアウトソース出来るような作業が切り取り割り当てられできた。
他方、派遣産業は海外からの輸入であり、そもそもは専門職=プロフェッショナルの派遣である。背景はジョブ型の採用慣行である。
ここに1つめの大きなギャップがある。
すなわち、メンバーシップ型の採用から脱却できないまま、形のみ専門職スタイルの派遣を入れているのだから、賃金体系があうわけがない。
2つめのギャップは、働く側が何を希望しているか?である。
メディアでは、好まざる派遣形態のみが着目されるが、好んでまたは必要に応じて派遣形態で働く方も一定数存在し、彼らにとっては、年数のしばりは働く機会損失が増えるにすぎない。
人材産業は、企業と働く方双方のマッチングであり、双方のプラスマイナスの思惑が存在する。
アウトソースしている作業にかかる賃金アップで、少なからず企業の利益体系は変化するわけであり、シンプルな解決方法は、その総量の規制である。それは、好んで派遣形態で働く方にとっては、働く場所を失うきっかけになるのである。
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