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【衝撃】下方修正3回、「改革の先駆者」住友化学の誤算
NewsPicks編集部
村上 誠典スタートアップ経営/シニフィアン共同代表
住友化学と言いながら、成長はバイオ医薬品に期待している、名前と実態がズレているところに、呪縛と幻想があるのでしょうか。 石化事業という競争と変化の激しいポートフォリオにも関わらず、グローバル大手と比較して再編の打ち手が周回遅れだったこと、その後の成長戦略が規模スピード共に中途半端に留まったこと。限られた財務リソースの制約から、買収候補企業がトップティアではなくリスクを取らざるを得なかったこと、合弁でリスクを付したつもりが合弁の罠にハマったこと。前者は直近のコニカミノルタでも同様でした。 振り替えれば、2001年に格下かつ銀行再編で生まれた三井住友Gの三井化学との統合再編が破断になりました。日本がバルブ崩壊から本格的な統廃合、M&Aの時代への舵取りしたつもりが、スピードや覚悟が中途半端で成立しませんでした。日本全体で20-25年前の意思決定のツケを支払わされている面もあります。同様に揉めに揉めた製鉄業界、新日鐵住金は再編して10年経って果実が実り始めました。日本の大型再編は効果が出るまで時間がかかる。 とはいえ、遅ればせながら、今からでも再編行い、再成長軌道へ乗せていけば可能性のある産業はまだまだ日本には数多く残っています。やり切れば未来は残っている。 この25年、日本がゆっくりポートフォリオを動かしているうちに、海外大手は各社各様に大きくポートフォリオを変革。それでも各領域の競争や事業環境は厳しいのも現実。 日頃ウォッチしている会社ではないですが、なんとなくそんなことを思いました。
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【基礎から学ぶ】NISAとiDeCoの使い倒し方
NewsPicks編集部
村上 誠典スタートアップ経営/シニフィアン共同代表
各家庭の財務的状況により違えど、余裕資金は長期運用、日々の暮らしに必要な資金は短期資金で銀行預金という風に分類するのが第一歩でしょうか。以外と「お金」をそうやって仕分けできてないケースが多く、結果日々の暮らしに必要な資金に余裕資金が混じってしまっていると思います。 上記の仕分けをしっかりすれば、今時点でどれぐらいの資金をNISAを含めた株式運用に回せるのか、毎月の手取りのいくらをiDeCoに回して税メリットを取りつつ運用に回すのか、「お金の配分」ができるようになると思います。 月次の収支をしっかり把握することも以外と面倒なので、家計簿アプリを使ったり、まず現状を把握するところがスタートです。それ以上に余裕がない、銀行残高と睨めっこという状況だと、余裕資金がない状況なので、まず資金収支を改善するところからです。 まだNISA/iDeCoを活用していないケース、なんとなく株式運用は怖いというイメージに加えて、実態把握が難しい(できていない)というケースがあり、個別ケースでアドバイスが変わる点が、一様なメッセージが出しづらいところで、面倒と考えてしまう人も大勢いるのでしょう。ごく基本的な金融教育が広まれば、この辺りは解消するように思います。 この先もしっかり株式リターンが取れる時代が続けば、成功事例が一般化するので、それを見てラガード層も動いてくるのだと思います。
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