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独VWの第1四半期、営業利益が20%減 年間目標は維持
Reuters
塚本 幸一郎株式会社フジクラ 全社デジタル戦略ディレクター
【追記】 第1四半期に新型ゴルフの生産が開始され、チャットGPTを統合したインフォテインメントを導入。第3世代のティグアンの展開が進行中であり、第9世代のパサートにはPHEVオプションが追加。 市場シェアは約10%を維持。地域別には、北米、南米、中国での販売が成長を牽引。 2024年第1四半期の販売台数は前年比で若干減少し、供給制約と製品の立ち上げが年初に影響。営業利益は6.1%。 CFは在庫の変動により制約を受けており、正味流動性は前四半期末の40.3億ユーロから37.2億ユーロに減少。 中国地域のパートナーシップを活用することで、技術競争力と市場へを図る。 CAPEX)研究開発と資本支出は、製品の立ち上げとバッテリー・ソフトウェア技術への投資により、高水準を維持。 __ 「Interim Report January - March 2024」をさっと読んだ際のポイントは以下です。インサイトの示唆は今から。 -総販売台数は前年同期比 3.1%増の 2,104,348 台 -乗用車販売台数は前年同期比3.4%増の2,023,199台 -商用車の販売台数は前年同期比4.1%減の81,149台 【財務】 -売上高は前年の762億ユーロから755億ユーロに微減 -営業利益は、主に販売台数の減少と支払利息の増加により、57億ユーロから46億ユーロに減少 -自動車部門の純流動性は372億ユーロと引き続き堅調 【市場業績】 -西欧では前年比微増、その他の地域では大幅増 -市場要因および部品供給不足による電気自動車販売台数の3.3%減少 【戦略】 -コンシューマー・エレクトロニクス・ショーやその他のイベントでの新技術・新モデルのローンチ -ID.7ツアラーの発売や他のモデルのアップデートを含む、電気自動車の提供の継続的拡大 -中国とインドにおけるソフトウェアとプラットフォームの提携を含む、さまざまな協力と戦略的パートナーシップの発表 【金融サービス】 複数の市場における融資およびリース契約の増加 金融サービス部門は、車両販売台数が若干減少したにもかかわらず、引き続き好調に推移 https://www.volkswagen-group.com/en/publications/more/interim-report-january-march-2024-2703
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円安、155円台半ば 東京市場で34年ぶり―財務相「適切な対応する」
時事通信社
塚本 幸一郎株式会社フジクラ 全社デジタル戦略ディレクター
円安が進行する中で日本政府による為替介入の可能性が取りざたされています。ここでは、為替介入が実施される可能性と、その影響を統計学的観点から分析します。 1. 為替介入の可能性の評価 可能性を統計的に分析するため、過去データに基づく分析が一つの方法です。過去の為替レートのデータと介入が行われた時期のデータを用いて、介入前後の為替レートの変動をモデル化します。そのために、ロジスティック回帰を用いて、特定の経済指標や為替レートの水準が為替介入の実施にどれほど影響しているかを分析します。 (数式) P(Y = 1 | X) = 1 / (1 + exp(-(beta0 + beta1*X1 + beta2*X2 + ... + betan*Xn))) Yは介入が行われるか否かの二値変数、Xは経済指標や為替レートの水準、betaはパラメータです。Xには、対米ドルレート、貿易収支、インフレ率、金利差などが含まれます。 2. 為替介入の影響の評価 影響を分析するためには、介入による為替レートの即時的な変動だけでなく、中長期的な影響も考慮します。多変量時系列分析(例:ベクトル自己回帰モデル(VAR))を用いて、為替介入前後での為替レート、株価、金利などの時間的な動きをモデル化することが有効です。 (数式) Yt = c + Phi1*Y(t-1) + ... + Phip*Y(t-p) + epsilon_t Ytはベクトル(為替レート、株価、金利等)、cは定数、Phiは行列で各時点tの過去の値から現在の値を予測するパラメータ、epsilon_tは誤差項です。 3. 結論 為替介入の実施可能性とその影響は、経済指標と過去の介入実績に基づく統計モデルを通じて予測可能です。しかし、実際の介入のタイミングや規模は政治的な判断や市場の心理状態にも依存するため、モデルによる予測には不確実性が常に伴います。したがって、これらのモデルは政策決定の一助として利用されるべきです。
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