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Tカード情報令状なく捜査に提供 規約明記せず、当局は保秘
共同通信
徐 東輝(とんふぃ)弁護士(法律事務所ZeLo/LegalForce/Mielka)
追記: 令状も捜査関係事項照会もなく、と思っていましたが、刑事訴訟法に基づく捜査関係事項照会であれば、本人の同意も不要で問題ありません(個人情報保護法は法令に基づく開示を認めておりますので)。その場合、本人への秘匿も当然有りえます。ただし、どこまでの個人情報までが開示されていたのかによっては令状が必要なのではないかという議論もあります。 なお、弁護士法に基づく弁護士会照会も同じ議論があてはまります。 ===== にわかには信じがたいニュース。 本記事は解説がほぼない事実報道ですので、少し整理しないと本質的な問題が不明瞭になりそうです。 ・氏名や電話番号といった個人情報を企業が取得するためには、個人情報保護法が当該個人からの同意を求めています。したがって、ほとんどの企業はこれを利用規約に定めています。 ・しかし、この同意は包括的な「取りますよ!」ではなく、目的も同時に定めなくてはなりません。たとえば「マーケティング戦略のため」であったり、「当社又は当社従業員の生命、身体、財産の侵害のおそれがある場合に捜査機関に捜査を依頼するため」などです。 ・しかし、今回Tカードを展開する会社は、ユーザーに明示的な目的を伝えずに取得した個人情報を、令状もないままに任意で捜査機関に渡していたように思われます。 ・しかしも当局もこれがバレないように秘匿していたと…。明らかに捜査機関に違法性の認識があったわけであり、違法収集証拠として証拠能力に極めて疑義のある証拠です。 ・ちなみに令状があった場合には、裁判所が強制捜査の必要性ありと判断した場合であるため、このような問題は生じません。 先日、スマホゲームのGPS情報を捜査機関が取得しているというニュースもあった中で、続けてこのようなニュースが報じられ、日産の件も含め、あまりにもおかしな捜査機関の実態を正義感をもった方が情報提供しているのでしょうか。
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【真相】なぜ、「こんまり」「テラスハウス」が世界でバズるのか
NewsPicks編集部
碓氷 早矢手講談社 第二事業局(女性メディア)ブランドビジネス推進部 部長
こんまりメソッドを参考に、おうちの片づけをしている立場から感じたことを書きます。 (1)普遍的なテーマ こんまりさんが提唱するのは「片づけ」で、普遍的なテーマです。 こんまりさんの世界的人気を通じてわかったことは、「片づけ」に悩む人々がこれほどまでに多いのか、ということ。 日本で暮らす我々と同じように日々の片づけに悩む人が海外にもいて、それが原因で夫婦喧嘩をしたり、家族がギクシャクしたりしているということです。 我が家でも、思い当たることがあります笑 日常生活をいかに彩っていくか、豊かにしていくかというのは、雑誌を中心とした女性メディアが果たしている役割です。 これは「平凡さ」といいますか「日常」というものかと思います。 (2)メソッドの「グローバル化」あるいは「英語圏でのローカライズ」 こんまりさんは、著書の英語版が出た後、英語の勉強をし、海外での居住も進めていました。ウェブを通じて、こんまりさんが自ら片づけコンサルティングをする家を募集したりも。 国別に家の構造も風習も違うので、片づけメソッドには調整が必要だったのです。 いわば地道に、メソッドの「ローカライズ」を進めていました。 同時に、着る服やメイクも、海外の人に受けるようなものに変わっていきます。 いきなり大ヒットしたのではなく、準備期間がしっかりとあったということです。 映像を観ると、片づけをする前に、依頼者と一緒に家に向かって祈るようにご挨拶をしたり、処分する洋服に感謝を捧げたりしています。 こんまりさんを前から追っかけている私としては、以前から変わらないスタイルで、特段ショーアップしたわけではないと思います。ですが、英語圏の視聴者に神秘的な印象をもたらす効果を映像制作者は意識しているでしょう。 こんまりさんには、人を感動させるエネルギーがあるわけですが、これをドキュメンタリーとして映像化するために、Netflixの映像制作ノウハウが生かされているということは感じました。 世界で億を超えるユーザーが使っていることで、観たことを話題にもできるし、大きなプラットフォームの強さも実感しましたね。 こんまりさんからは、片づけの方法と効能だけでなく、同時に世界展開の方法をも学べるのでした。 この番組を夫婦で観た結果、次の連休、我が家は片づけに集中することに決まりました。
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