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閉店した元ラーメン店主が出題…追加具材「煮卵、チャーシュー、麺大盛、ネギ、海苔」を利益率の悪い順に並べよ
中原 誠株式会社麺食【喜多方ラーメン坂内FC本部】 代表取締役社長
他のよくあるラーメン屋さんに絡む記事と違った角度で読者の興味をひこうとしたと思いますが、失礼ながらラーメン屋さんを営む身としてあまり読む価値のある記事ではないと思います。
①お客様をふざけて表現しすぎな印象を私は持ってしまいました。(失礼すぎるかなと…)
②原価率は大切な指標です。ですが、トッピングに関してだけ言えば、特にラーメン屋さんは、現実的にはトータルの原価率が悪化したとしても、そのお一人のお客様からいただける「粗利額」は増えますので、たくさんご注文いただける人気のトッピングであれば、「率」が悪化したとしても、客席一つから生み出す「粗利額」が増します。ですので、この記事のように面白おかしく言える話ではないと思います。もう少し深掘りして欲しかったです。
③小麦の値上がりを訴えるラーメン屋さんが多い(ひょっとするとメディア上だけかもしれません)ように思いますが、日本国内の場合、小麦の価格は純粋な市場価格ではなく政府がコントロールしています。豚肉やメンマなどの輸入に頼っている市場の価格変動がダイレクトに影響する食材の方が正直厳しいはずです。
④ラーメン屋さんは、そもそもがお店が多すぎるのだと思います。参入障壁が低く誰でもすぐに開店できるような印象を持たれてしまいます。(それを煽るような業者さんも少なくありません)これからラーメン屋さんだけでなく多くの飲食店は、人口減少の影響も受けながら淘汰時代に突入します。インバウンドの良い影響はありますが、流れを変えるほどではありません。
この記事から学べたのは、ラーメン屋さんとして、一度でもご来店頂いたお客様に「もう一度来たい」と思って頂けるように、毎日皆んなで本気であらゆる努力と工夫をしていこうという意を新たにしたことです。
アダストリア24年2月期、過去最高達成 ヨーカドー含むBtoB事業で今期60億円へ
航空会社のJALが「クラフトビール」を開発 JALラウンジの“余ったお米”に目をつけた
中原 誠株式会社麺食【喜多方ラーメン坂内FC本部】 代表取締役社長
外食産業で仕事をしている身として、お客様自身が持つ「炊き立ての美味しいご飯を食べたい」というニーズと、「食品ロスをいかにして減らすのか」という二つの相反する課題の解決は、なかなかに悩ましいです。この記事にあるJALのそもそものサービスも、「ご飯を切らさない」という前提があります。ご飯が切れても良ければ、ロスは無くなるはずです。ただ、このビール事業の担当の方も困ってしまうとは思いますが。
食品ロスの問題は、最終的に消費されるお客様心理の変化がないと根本的には解決するしないような気がします。
加えて、この事業もはやJALだけでなく、うちも含めて他の外食企業に声を掛ければ、いくらでもご飯が集まると思います。
牛角、安楽亭に代わって急浮上…「焼肉きんぐ」「焼肉ライク」ターゲットが"正反対"の2者の意外な共通点
中原 誠株式会社麺食【喜多方ラーメン坂内FC本部】 代表取締役社長
頷ける部分と頷けない部分とが混在する記事でした。
そもそも牛角も、当初は顧客ターゲットはしっかり絞られていました。しかしながら、店舗が増えてブランド力が薄まってしまったり、創業者(ちなみに焼肉ライクと同じ)が去ったりという中で、ターゲットがぼやけていったというのが現状ではないでしょうか。
ライクもキングも比較的最近の業態です。ときわ亭もそうです。安楽亭にいたっては、もはやいつから展開されているのか覚えていません。(1963年創業のようです)業態が時代に合わなくなってきた時に、うまくリブランディングができてないことが停滞してしまった真因ではないでしょうか。私が子供の頃にはありました。
焼肉業界がレッドオーシャンなのは間違いありませんが、その中ではロードサイドの方が投資が嵩む分、個人の方には出店しにくく、プレイヤーは少ないはずです。焼肉ライクは、もはや顧客を奪うことを狙っているのは、他の焼肉店ではなく、吉野家やスーパー松屋のような気がします。
人間は「カップラーメンだけ」で生きていけるのか生物学者が考える「食べること」の本当の意味
中原 誠株式会社麺食【喜多方ラーメン坂内FC本部】 代表取締役社長
「動的平衡」大変示唆に富むワードですね。止まっているように見えるコップの水面も常に平衡を保っている。乾燥している季節には、朝には随分と水面が下がってしまっていたりします。エンタルピー増大の方向に発散していますよね。
ただ記事の構成は、ファーストフードの話から、少し飛躍し過ぎているようにも感じ、ちょっと違和感が残りました。「生きる」ために細胞レベルで抗っているという話しも興味深いですが、「食」には、お腹だけでなく「心も満たす」機能があり、そこが不可欠な気がします。あえて強めな表現を使えば、私達は、「エサを食べてる」わけじゃない。心を満たすような食を提供していきたい。改めて、そう思わされました。
ディナーより高くつく? 「高額キャンセル料」を取るレストランが増加中 | ディナーをするより高くつくかも?
中原 誠株式会社麺食【喜多方ラーメン坂内FC本部】 代表取締役社長
利用して下さるお客様の予約に対する意識は、もちろん一部の方だと思いますが、酷い方達がいるのも事実です。恐らくキャンセルが当たり前だと思っている方は、同じタイプの方が繰り返されるので、予約者としてレーティングできたりすると、キャンセル料を取るのとは別のやり方で、お店もご利用して下さるお客様も嫌な思いをすることが減るのかなと想像していました。(Uberの利用者のレーティングのイメージです)
現状、キャンセル料を設定するのはやむを得ないです。(私もレストランを経営しています)性善説だけでは、お店側が受ける損失は運営に与える影響が大きすぎます。ただ、現実の運用は、キャンセルの理由がやむを得ないということをきちんと連絡すると、キャンセル料無しでお店側が対応してくれたりしているようです。(小さな子供がいるのでウチは良く急なスケジュール変更が発生してしまうことがあります)
加えて、海外からの旅行中の方が予約されるシーンが増えたことも、急なキャンセルが増えた背景かもしれないなと感じました。
1万8000円の海鮮丼が外国人観光客に人気な理由 変わる世界との〝お財布事情〟日本のサービスと賃金が変わる「きっかけ」を
中原 誠株式会社麺食【喜多方ラーメン坂内FC本部】 代表取締役社長
値上げの方向性には賛成です。日本は、安すぎます。ただ、早い時期に「先客万来」に行って実体験する必要を感じました。価格と量の積が「継続的」に最大化され続けることができるかどうかは、プロダクトの質がどうかを体験して、お客様が満足されているのか直接見ないとなんとも言えません。インバウンド相手で、常に新規客を相手にしているからと言って、口コミであっという間に評価が広がる時代です。外国人相手で、ブームで、ムードが良いと、高すぎる価格設定しがちで、段々と失速するのは良くある話しです。国外ですが、シンガポールなどで高すぎる価格設定をしたラーメン屋さんは、お客様が離れていってます。端的に言うと、通貨が弱く買って頂ける可能性が高いからと言って「ぼったくってる」と言われてしまうような値付けをしてないのか、ちょっと心配になりました。
「アジア系軽視」と議論に。アカデミー賞受賞のエマ・ストーンの行動に波紋⇒ミシェル・ヨーが沈黙を破る
中原 誠株式会社麺食【喜多方ラーメン坂内FC本部】 代表取締役社長
アジア人としてアメリカやフランスなどで差別的な対応をされたことはあります。無視されるような透明化という扱いです。今回の騒ぎがXを中心に広がって行くなか、たまたまロサンゼルスに出張中だったので、英文で検索しても、日本語や韓国語で差別行為だと指摘するコメントに比べて圧倒的に少なかったです。関係者からのコメントもミッシェル・ヨーのコメントまで、私は見つけることができず、明確にはなんとも判断しにくい印象でした。真相を知らない外部の人達が映像から想像力を膨らませて、早くから騒ぎ立てているように思えてなりませんでした。(アジア人への差別があるのは前提ですが)
特に日本人のコメントの多くに対して、自戒の念を込めて感じたことは、「他人の振り見て我がふり直す」方が先なのではということです。
NORMAL
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