添田 博信

米国の議会での演説で日米の軍事指揮系統をよりスムーズに運用すると胸を張って演説していた。しかし日米で指揮系統を統一した場合、どちらに指揮権があるかは自明だろう。つまり自国の軍隊を差し出した岸田に対して好感を持っている日本人がいるのには呆れる。

NHKも政府広報に成り下がっているな。 財務省はインボイスの導入で悲願の１千万円（導入時は３千万円）以下の事業者からの消費税徴収を達成した。消費税導入から30年超。これでほぼ全ての事業者から消費税を徴収できる様になった。 次は国民の所得の把握だ。その一歩として銀行口座のマイナンバーへの登録。国民の政府からの監視が強まっていく。嫌な時代になってしまった。

米国は融和路線に舵を切った。ウクライナvsロシア、ガザ（パレスチナ）、イスラエルvsイランの負担に耐えられなくなりつつある。ここで東アジアで問題を起こしたくない。 こんな中に米国議会で自衛隊と米軍の一体運用を誇らしげに語っている日本の首相はどういうつもりか。対中政策に巨額の資金を投資している場合ではない。 対外輸出最大の中国との関係を悪化させるミサイルの配置は米国が喜ぶだけの無駄遣い。それよりも外交努力で対中政策を進めるべきだ。

空飛ぶ車に保険！と聞いて大丈夫かと心配したが人が乗るわけじゃないのね。

歴史を遡ればつまらない取るに足らないチキンレースから大戦が始まる。ネタニアフは政権を維持するためには弱腰と見られてはならず強行策を取るしかない。 ネタニアフはもともと支持基盤が弱く政権から落ちた場合は命の危険すらある。このまま軍事体制を維持して選挙もせずトップに居続けなければならない。だとしたら大変なことになる。

再開発って結局のところ大手ディベロッパーの独壇場で綺麗で単調なビル群になってしまう。楽しい街とは猥雑で雑多、明るいところとワルの部分が無計画に散らばっているのがいい。しかも気軽に出店できる様なお手頃価格のテナントが必要。行く人も街の人も気軽に新しいものに挑戦できる小回りのきく区画が心地よい。なのでタイトルの様に感じるのは納得できる。

問題は徴収したお金を何に使うかだ。結局のところ極端に膨張する防衛費や企業への補助金や減税に使われるのだろう。あるいは子ども・子育て支援金対策を実際に行う企業に中抜きされるのだろう。 ちなみに消費税の増税分は政府の説明では社会保障に使われるはずだった。しかし実際には消費税の累計額と企業の法人税と個人の所得税の減税額を足した分がほぼ同額だ。つまり政府は社会保障に使うと言い庶民から広く浅く徴収した税金を強者により多く分配するという本来税が持つ所得の再配分の機能を全く無視した政策を続けている。 今回も手を替え品を替え庶民から搾り取った血税をあっけらかんとして強者へ回すのだろう。

分かったのは結婚と関係あるのかな。婚約者が大谷の資産状況を確認したいと言ったのでバレたとか。

三菱自動車といえばパジェロ、という感覚を持っている人は50代以上かな。日本は隅々まで舗装されていてどんな所でも壊れずに走れる頑丈な車は必要ないかもしれない。どの層をターゲットに販売を考えているのか、果たして売れるのかちょっと疑問ではある。とはいえパジェロ復活はうれしい。あとはマツダのローターリーRX7の復活か。

アップルに対する今回の訴訟は無理筋な気がする。が、無理筋が通るのが米国の司法なので今後が注目。 それよりもグーグルなど巨大企業がリヴァイアサンになっていないだろうか。YouTubeの検閲など行きすぎた削除が個人の表現の自由を阻害していないのだろうか。ポストトゥルースの時代にポリコレ棒を振り回して他者の表現を削除するのは問題だと思う0。 表現の自由はリヴァイアサンになりうる政府からの不当な介入に対する自由の権利の保持であり政府以外からの表現の自由に対する抑制は問題視しないのが鉄則だ。しかし現在のIT企業は政府以上の力を有し始めていてリヴァイアサンになりうる存在にまで影響力が強くなっている。なのでYouTubeやX、その他の表現に対して自由を阻害する様な行為に対して抵抗すべきではないのだろうか。（デマや嘘を投稿するのは論外だが）

80年代までは社員を家族同様に扱い社員教育に力を注ぎ企業の責務の一つに社会貢献を挙げて戦ってきた。そのため給与のアップや福利厚生の充実、地域社会への貢献を積極的に行ってきた。 翻って今の企業は株主第一で利益を投資や人件費に当てず、当然地域社会に対する責務なんか関係なしに内部留保をため続け利益は株主へ還元している。90年代に社員が会社の財産からただのコストになったの末の今の株高だ。 確か97年以降企業業績は上下はあるが基本的には上昇している。しかし人件費は横ばい。だが株の配当は6倍になっている。これであの89年と比較されては今の会社員はたまったもんじゃないよ。

被災地、特に輪島や珠洲では２ヶ月以上経つのに瓦礫のままのところがある。いったい政府は何をしているのか。国民の生命と財産の維持・保全・保護が国家の責務なのに今の能登地方は全く無視されている。 あるジャーナリストは金沢から車でたったの３、４時間の所ではとんでもない状況に陥ってるのに取材を終えて金沢に帰ってくると何事もなかったかの様に普通の日常生活が流れている。この格差に愕然としたと言っていた。 さらに北陸新幹線が3/16に開業するため２次避難所になっていたホテルから他の場所へ移動させられた人たちがいると聞く。 能登の被災地の映像を見るたびに怒りが込み上げて大声で怒鳴りたくなる僕は大人気ないのだろうか。神経が繊細すぎるのだろうか。正義のヒーロー気分の自分に酔っているだけなのか。でも今の政府が能登の現状を無視している現状に苛立ちを感じてしまう。 そう感じるならお前がやればいいじゃないかという声がすぐに大量に返ってくると思うが先にも書いた通り国民の生命と財産の維持は国家の責務なのだよ。個人ではなく組織が大規模に大金を注ぎ込んでやらないとどうしようもないのだよ。