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デザイン思考とエンジニアリングが医療業界の危機を救う
遠井 義一内科クリニック 事務長
『「鉄板となるような王道の医療業務システム」の型をつくる』、そのようなプラットフォームができ広まれば、医療現場で抱える多くの問題が解決していけるのだろうと思います。
新しい医療システムにより医療業務がもっと効率的になれば、経営にも良い影響を与えます。医師の過酷な働き方が問題視される一方で、患者減のクリニックや医療機関もある。非営利である病院も、存続のために医療サービスを向上し、患者さんから選ばれる医療機関にならなければなりません。
医療サービスの向上は、医師一人の力だけでは限らるため、良いスタッフとの連携が不可欠です。そこで重要なのが、情報の共有です。そのためには電子カルテのような構造化データもあれば、日常業務でスタッフから発せられる言葉などの非構造化データもあり、それらをどう繋ぎ共有していけるか。当院ではインカムが大活躍。音声のテキストデータをもっと活用したいところです。核となる業務システム+非構造化データをつなぐことで、その医療機関に特化した業務環境と、他医療機関との連携も可能にした最適なプラットフォームができるのだろうと思います。
医薬品卸大手4社談合疑い 地域医療推進機構への納入
遠井 義一内科クリニック 事務長
そもそも医療業界では、エンドユーザである患者さんへの提供価格(薬価)が一律決まっている時点で、構造上に無理が生じる。
保険診療で固定された薬価の性質上、独占禁止法が問い質される中にあっても、製薬会社ごとまたは薬品別に、一次卸業者を決めるべきだと思います。(卸会社のマージンを決めておいて、価格交渉はMRと直接すればよい。もっと言えば、病院・クリニックのマージンも一律に決めても良いのでは)
卸会社の不要論がありますが、薬品の在庫を大量に抱えられない病院やクリニックにあって、保管環境がシビアな医薬品の物流インフラを、製薬会社が独自に持てるのか。生命に直接影響する医薬品の物流は、一般の配送業者とは分ける必要があるのでは。卸し会社の役割は十分にある。
看護師は暇人?小泉進次郎氏の提言に批判が相次ぐ!「医者は看護師などへの業務移管を」
遠井 義一内科クリニック 事務長
小泉さんのおっしゃっている方向性は正しいと思います。が、確かに今や日本は医師だけでなく(とりわけ医師不足)、看護師、薬剤師含め、どこも人材不足。患者さん毎年増加で本当に忙しい。。
ですので、もっと優先的にスピード感持ってIT化、AI化の議論を進め、予算を投入し、問題の本質から変えていかなければならないと思います。
予防接種は、ひとまず医師の指示のもと、看護師が処置をすることが望ましいと思います。合併症の多い高齢者のワクチン接種は、その時の状態を医師に判断して頂いた方が患者さんも安心ですし、看護師さんは皮下注射のプロですので、手際も良いし適切。
これからは、医師、看護師の業務負担を軽減する為の効率化が課題です。
その課題に一番インパクトが強いのが情報共有化だと思っています。漏れなく(ダブりなく)患者さん健康・医療・介護データを瞬時に閲覧できる仕組み。そしてカルテ等の入力の手間を省く(音声AI入力など。クラークも人材確保が大変)。医療書類のフォーマットも、もっと簡素化できないでしょうか。
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