Okubo Kohei

「学級担任」というごく当たり前の制度にこれまで疑いを持つことはありませんでした。ですので、工藤先生がなぜ「全員担任」という制度を作られたのか、意図がよくわかっていませんでした。ようやく「謎」が解けた思いです。 私は、小学校時代は学年2クラスでしたが、やはり学級崩壊しているクラスとそうでないクラスとがありました。子どもも大人も「ないものねだり」をするものですから、過剰な期待に応えられない担任の先生は途端に上手くいかなくなるんですね。 どこの世界も突出した「カリスマ」が「一人勝ち」するとバランスが崩れるので、なんとかして「ワンチーム」の利益を最大化するためにどうすればよいのか、という視点で仕事をしてもらえるような動機づけが必要と思います。 工藤先生は、先んじて仕組みづくりをされています。しかしながら「全員担任」が果たして適切かどうかは、その学校がどのような課題を解決すべきかによって異なるでしょう。決してただのミーハーになってはいけないと思います。

自分に「向いている」仕事を探すのには時間も労力もかかります。なかなか厳しい話ですが、それが現実です。だったらどうすればよいのか、という答えはなかなか出てきませんよね。「適職診断」は自分の強みや長所を教えてくれるかもしれないけれど、それが当たっているかどうかがそもそも怪しいし、当たっていなかったとしたら何の意味もないです。もし当たっていたとして、その強みは長所が本当に生かせるのか、というところで迷ってしまいます。ああ、仕事とはかくも大変なもののようです。

「大企業の大企業による大企業のための改革」だと思います。経団連が指針を示さないのであれば、新しいルールを設ける契機となるので、できればそちらに期待したいです。大企業と中小企業とでは税制上の立場も社会的な影響力も大きく異なるため、今こそ新たな秩序を作り上げる好機であると思います。

本当に「何もなかった」のか。「外資系企業」の営業現場で働ける資質はあったのですから、さすがにそれは言い過ぎではないかと思います。