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【疲労回復の名医】“神経細胞の老化”を防げ。「謎の疲労感」の正体
山口 修司精神保健福祉士/国家資格キャリアコンサルタント
「自律神経失調症」と言う言葉がありますが、そういう病名は、実は、精神医学の教科書には出てきません。 「自律神経」の定義が記事中にないので(ググってもみたけど)、画竜点睛を欠く感がありますが、納得感のある記事です。 「交感神経と副交感神経のバランスが崩れる=自律神経の乱れ=脳のダメージ=疲労」 というふうに読み替えて良いのなら、十分に理解可能ですし、うつサバイバーという個人的な経験上の感覚にもよく符合します。 ■うつ病の再発可能性が5割なのも納得 〉自律神経の酷使からくる疲れは、主に「体を動かす」「頭を使う」「【心因的なストレス】」という3つの要因から生じます。(【】:引用者、以下全て同じ) 〉脳のリソースには限界があるので、すべてのタスクに集中していたら【1日8時間働くなんて無理】です。 〉それよりも、あらゆる方向に気を配りながら複数のタスクを同時並行させる【「注意分配力」の方がよほど重要】です。 そりゃ、うつ病の再発可能性が5割なのも納得です。私も、一度に複数のことをこなすことがとても苦手ですが(飲食店とかコンビニのバイトなどは、絶対無理!)、そういう人が、脳科学的にそもそも無理なことをしているのですから。 ■フルタイム勤務とか、正直考えられないワケ 〉脳が発する最初のアラームは「飽きる」です。 〉頭がぼーっとするなどして「作業効率が落ちる」という第2のサイン 〉第3のサインは、「眠くなる」 仕事中、しょっちゅう、第2のサインが出ますし、第3のサインが出るのもよくあることなので、私の状態はだいぶヤバいですね(苦笑)。 「一度老化した自律神経は、元に戻らない」ので、一度精神疾患で休職に追い込まれてしまうと、 「”サイン”が出るのが早くなってしまう=ビジネスパーソンとして半人前の能力しか出せない」 という厳しい現実にも付合します。 やべぇ、コメント書いていたら、頭ふらふらしてきた。。 (釈迦に説法な部分は、どうかご容赦ください)
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早稲田政経卒「発達障害」26歳男が訴える不条理
東洋経済オンライン
山口 修司精神保健福祉士/国家資格キャリアコンサルタント
この事例は、とても辛いケースですね。 昨今、「発達障害グレーゾーン」なる言い方が流布されるようになりましたが(”グレー”と呼び始めたのは、実は私かもしれないのですが) 社会的スキルがある程度はあるだけに、トラブル続きの自分の姿を見て、さらに辛くなるというパターンだとお見受けします。 ご本人は、何とか仕事をこなそうと一生懸命にやっていたのに、 「不真面目」だの「甘え」だの「逃げている」だの言われちゃ、生きること自体がしんどくなってしまいます。しかも、最大の理解者であって欲しい父親まで、障害の辛さを認めてくれないし、自分に合った医師にも出会えていない。これは本当に辛いです。 実は私も、どうやらグレーゾーンのようで(WAISを受けてみたら、言語性IQは悪くないのに、動作性IQが平均を大きく下回っていた)、確定診断は下りないものの、「アスペっぽいということか?」と主治医に聞いたら、認めました。 コンビニや飲食店のバイトなんて、絶対無理です。マルチタスクは全くだめです。お金の勘定なんて、もってのほかです。「あれ、どこやったっけ?」「これ、どこやったっけ?」というのは、日常茶飯事です。 会社勤めしていた時は、「メモを取れ!」と口酸っぱく言われましたが、さっき聞いた内容を手元に書きながら、次の話を聞いて、それを脳内キャッシュメモリに一時記憶させるなんて、できるワケがありません(実質、1年持ちずに休職に追い込まれました)。 自分に明らかに向いていないことを無理にこなそうとすると、二次障害(不眠、うつなど)が往々にして併発するので、さらに苦しいです。 ただ、私は、難関大学に行ける学力があるのなら、通常学級で目指すのもいいと思います。人生に大事な能力の一つだと思うので。それと、障害に対するサポートとは、必ずしも相入れないものではないと思います。 専門職としてのコメントらしきものを書けば、ここまで日常生活に影響が出ているのに障害年金をもらえないのは、社会正義に反していますね。現在の障害年金制度では、労務能力が多少でもあると、障害基礎年金2級は降りないことが多いです(ぶっちゃけ、診断書を書く医師のさじ加減ひとつです)。現実問題に制度が追いついていないのを、できるだけ早く解消すべきですね。
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堀江貴文「これからはひたすら遊ぶ人がお金を稼ぐ時代」
GetNavi web ゲットナビ
山口 修司精神保健福祉士/国家資格キャリアコンサルタント
この文脈で言う「遊ぶ」とは、生理的に好きなことだけをして、それをテキトーにSNSにアップする、といったお気楽な話ではないですね。ホリエモンにとっての「遊ぶ」とは、例えばロケットを打ち上げるとか、そういう次元のもので、尚且つ、インフルエンサーがやるから、価値が生まれるのです。一般人が自己満足の動画をYouTubeにアップしたって、せいぜい身内ぐらいしか見てくれない。 ホリエモンは、「遊びを極めた」人の例として、料理愛好者、コスメ愛好者、書籍紹介愛好者、心理学愛好者、楽器演奏愛好者などを挙げている。 私は趣味でトランペットを吹いているが、音大生ですら、需要(ファン)を生むどころか、活動を継続するための固定費すら賄えていない。言わんやただのアマチュアをや。非金銭的価値はあるだろうが、見知らぬ誰かがお金を出して聞きに来てくれることは、ほぼない。 加えて、私は、ウェブ書評もライフワークにしているが、金銭が絡んでいないから、好き勝手に「遊び」に浸れる。金銭が絡んだとたん、それは「遊び」ではなく、「苦行」になる。元々の趣味を義務でやることほど、しんどいものはない。 そういう意味で、趣味でお金を稼げるインフルエンサーと、マーケットインすらできない人に、二分化するんでしょうね。
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