関西の中小製造業、6割が「外国人雇用せず」のワケ
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観光客を受け入れるのとは訳が違うと思われる。無明闇に外国人労働者に頼るのは如何だろう。
確かに求人を出しても人は集まりにくいが、人手不足解消をアウトソーシングに頼りすぎなのである。まずは企業自体が旧態依然とした体制を見直さなければ、本質的な解決には至らないだろう。関西の製造業者による外国人労働者の雇用状況に関するアンケート結果。
「雇用せず」が大手で15.1%、中小で57.8%とだいぶ開きが。
「中小は外国人雇用経験が少なく採用に踏み切れないことや、大手に比べ人材獲得が難しい」というのが大商の分析。大企業の製造業は部門分けによる業務の専門化が行われています。
一方、中小企業では1人1人が担当する領域や求められるコミュニケーションの範囲がそれに比べ広いように思われます。
中小企業の外国人労働者雇用率が低いのは、人材確保のための宣伝がしづらいだけではなく、こういった背景も影響を与えていると考えられます。