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国籍喪失、賠償請求退ける 欧州在住者「違憲」訴え―東京地裁
堀内 隆GLOBE+ 編集長
判決文の内容を見ないと評価しにくいですが、「国籍って何だろう」という、普段あまり考えないことを考えるきっかけになるニュースです。
過去の最高裁判例は日本国籍を「我が国の構成員としての資格であるとともに,我が国において基本的人権の保障,公的資格の付与,公的給付等を受ける上で意味を持つ重要な法的地位」と位置付けています。ではそういう資格は2つの国から得ていると問題なのかどうか。スポーツ選手が大会のために国籍を変えたとき、私たちが彼らを見る目はその前後で変わるのか。絶対的な正解はない問題ですが、考え続けたい問題です。
東京五輪マラソンもカンボジア代表で狙う 猫ひろしにとって「国籍」とは
https://globe.asahi.com/article/13240427
バイデン新大統領 “パリ協定復帰” 署名 政策転換をアピール
米、中国がウイグル人「ジェノサイド」と認定
堀内 隆GLOBE+ 編集長
中国は50を超える少数民族が暮らす国です。共産党一党支配の安定を脅かす存在にならないよう、「民族団結」の意識を植え付ける教育も強力に進めてきました。その大きなきっかけになったのが、ウイグルで2009年に起きた「ウルムチ騒乱」です。そして習近平指導部は「宗教の中国化」を重要方針とし、思想統制がいっそう厳しくなっています。いわば現在の中国の対ウイグル政策は共産党ならびに習近平指導部の安定と存続のための根幹で、国際社会の批判と真っ向から対立する(駆け引きが存在しうる余地がない)ものです。「ジェノサイド」認定のその先の手をアメリカがどう考えるのか。バイデン政権はまた一つ大きな宿題を背負いました。

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