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NewsPicks編集部
奥野 一成「おおぶね」ファンドマネージャー |農林中金バリューインベストメンツ最高投資責任者
「何を言っているか」よりも「何をしているのか」をファクトとして調べることが人を評価する上でもファンドを評価する上でも大事。 投資ファンドが「何をやっているのか」を評価するときに、投資実績もさることながら、投資家ベース(だれからお金を集めているのか)を事実として知ることが重要。とりわけディールソーシングが限定的(=良いファンドにしか良い投資機会がない)なVCの場合は、ファンドのサイズが比較的小さくなってしまうので、投資家も結果的に限定されてしまうのです。つまり特にVCの場合は投資家ベースを調べることがファンドの性質や立ち位置を調べる上では有益です。 僕は今の事業を始める前はPE投資、HF投資をしていたので、それが実感として身にしみています。特に米国のVCは、非常に閉鎖された投資機会であり、セコイヤやアンドリーセン・ホロビッツのような特Aのファンドには、日本の機関投資家はほぼアクセスできません。仮に入れてくれたとしてもかなり金額を削られてしまうので大きな機関投資家にとってはあまり投資妙味がないのも事実。その点、同じPEでもバイアウトファンドの場合は桁が違うので前職ではそちらに注力していました。 このDNXというファンドについては、公開情報から見るレベルでは2011年スタートの歴史が比較的短いファンドで、2020年9月の日経報道によると 「3号ファンドにはIHIや日立製作所、JR東日本などの国内大手企業や機関投資家が出資している。」とあるので、投資家ベースは日本の事業会社ということで、日本人を投資家ベースとする日本の「Corporate Venture Capital (CVC)」の延長線だと推測されます。 と、ファンドの立ち位置についても客観的に仮説をもつことがある程度は可能で、このようにすすめるのが「外部委託」という投資手法です。マスコミの評判とかは関係なく、実際の投資先企業、投資家などからレファレンスをとって現実の投資評価をすすめていきます。 要は人だろうとファンドだろうと、評価するときには、「何を言っているか」や「肩書き」ではなく、「何をやったのか」というファクトにあたることだ。その際、マスコミ、インフルエンサーといった二次情報ではなく、一次情報にあたって自分で考えるようにしたいものです。
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