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「シックスパッド」のMTG、試練の時 純利益98%減
Wakabayashi Moe新卒1年目、現在上海。 株式会社Unbot JAPAN Sales Dept.
記事中で背景として挙げられている「中国の規制強化」とは、2019年1月1日より施行された中国電商法取引のことです。
(この規則について詳しくは弊社の記事をどうぞ: https://biz-journal.jp/2019/04/post_27383.html
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これにより、個人・法人・非法人組織にかかわらず、電子取引業者の登録を義務づけられ、違反者には罰金が科せられることになりました。また、個人が入国する際に持ち込める商品の限度額は5000元(約8万円)以下とされ、これを超えると課税対象になり、これまでのような爆買いが出来なくなりました。
中でも大打撃を受けたのがMTGのRefa。日本国内や免税店で、転売を目的にまとめ買いする需要があったのですが、これがもろに影響を受けました。
中国国内でのRefaのマーケティング、私はとても好きです。
日本企業の中でも上位に入るくらい商品PRが上手い企業だと思っています。
中国の有名芸能人を採用し、話題をかっさらっています。
また、セーラームーンとコラボした商品”为美而战(美しさのために戦おう)”のキャッチコピーは秀逸。日本でのアフターサービスが良くないとのコメントがありますが、中国ではそこはしっかりしているように見えます。最短で2年からAppleCareのようなサービスも一緒に購入できるようになっていますので。
中国国内での人気も上々ですし、この苦しい時を乗り越えれられれば…と思いますが、個人的に中国展開で気になる点が2つ。
1つ目は安いコピー品が出回っていること。
私は試しに購入しましたが、お値段なんと9.9元(163円)。流石に本物を知っているのでその差は歴然ですが、初めて使う人にはなんら違和感の無い使用感だと思います。コメントも高評価の嵐でしたからね。
2つ目はRefaの次、にどう繋げるか。
商品の特徴上、耐久性が長く買い替えはほぼ行われないことに加え、目新しいものが好きな国民性は熱が冷めるのも早いですからね。
ここにきて発覚した上海子会社で発覚した会計処理疑惑。
MTGにとって今は正に正念場ですね。
今後の動きにも注目です。
動画アプリ「TikTok」急ブレーキ 米印で問題浮上
Wakabayashi Moe新卒1年目、現在上海。 株式会社Unbot JAPAN Sales Dept.
確かにインド市場を失ったのは痛手ですね。
とはいえ、中国の抖音は今やただの短い動画アプリではなく、収益方法を多角化しています。
広告は勿論のこと、
・生放送での投げ銭
・タオバオ内に直結するサイト内ショップ
・商品紹介(自分では在庫を持たない、仕組みはアフェリエイトのようなもの)
動画×〇〇で着実に新機能を増やしていっていることに加え、まだまだ人気の一途を辿る人気アプリですので、当面中国国内ではある一定の収益を保ちそうです。
インド市場を失った今、日本や米国など展開されている国での収益化が今後を左右するでしょう。
…と地下鉄で書いている間にも周りを見渡すと4人に1人は開いているような状況が見受けられました。( ◠‿◠ )
NORMAL
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