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論文検索のポストGoogleか。事業開発を加速する「Memory AI」とは
Forbes JAPAN
スズキ マンジスズキマンジ事務所 代表 (株)デンソー CX
これはシンプルにすばらしい! (以下、記事中から引用) 業界初、研究エコシステムを俯瞰できるマップ 事業開発の調査を長引かせているもの、それは膨大な情報量だ。同工程では先行研究に関する調査が必要になる。しかし一年で発表される科学系の論文は、世界で205万本。企業の担当者は各領域の研究テーマや事業展開の可能性を調べるために、論文検索エンジンにテキストベースで表示される膨大な検索結果から、論文の抄録や詳細を一つひとつ確認していく必要がある。 また、近年では異分野の企業が連携し、事業を共創する動きが活発化している。企業の担当者は自社にはない技術領域について調べ、理解することを求められるが、専門性の壁がある。 Memory AIでは任意のキーワードを打ち込むと、自然言語処理を用いた独自のアルゴリズムで3億件超の研究論文から各領域の研究テーマを構造化し、要約する。中でも研究テーマをその論文数によって大きさが変化するノード(丸)を用いた俯瞰図で可視化できる機能は、業界初だという。さらに、同サービスでは研究者のリストや技術トレンドなども表示。企業の担当者は、自社の専門分野ではなくても各領域の研究エコシステムを把握でき、どのような事業展開の可能性があるかなど、ポイントを掴みやすくなっている。 ※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
80万円で人ひとりを救えるなら儲けもの:効果的利他主義を体現するGiveWellインタビュー
WIRED.jp
スズキ マンジスズキマンジ事務所 代表 (株)デンソー CX
本当に難しい。ひとり、ひとりで考えることが大事。 (以下、記事中から引用) ──貧者の救済ということになると、宣教師たちの過ちを思わずにはいられません。わたしの母はアパラチア育ちでした。1960年代には、困窮者を支援する連邦政府の「Vista」プログラムから派遣されたソーシャルワーカーが谷間の村にやって来て、パンの焼き方を教えていったそうです。でも、母の家族はパンの焼き方くらい知っていました。ほしかったのは、マクドナルドだったのです。このプログラムは結局、行政や、空論に走りがちな慈善活動家、あるいは売名的な活動家と、ウェストバージニアの住民との間に深い溝を残しました。こういう政治的な悪循環は、いまでもありふれています。共和党の支持が強い、いわゆるレッドステイト各州で、「ミシェル・オバマが食事の内容に注文を付けてくる」という苦情が出たのもその一例です。この手の政治的な反発があったとき、いちいち対処するのですか? ========== 答えがあると人々が思うと、問題がたくさん起こります。ですから本当のところ、わたしは規模が小さく容易で、人道的に大きな効果が出る分野に専念していたいのです。人を救うというのは、難しいことです。自分が知らないことを意識せずに人を救うとなると、本当に難しい。 GiveWellに対しては、経済発展に専念したほうがいいのではないか、政治的な権利はどうか、といった批判もあります。世の中は極めて複雑に動いていて、わたしたちはそこに自分たちの影響力を行使できると過信しています。本当には理解していない複雑な問題を、いったいどうやって解決できるのでしょうか。 ある個人の一生の狭い範囲に具体的に介入するだけでも、間違いなく助けになります。マラリア予防の投薬はまさにそれです。ひとつの村全体が死なずに済む──あるいは、少なくとも死者がずっと少なくて済みます。 わたしにとって道徳的に義務があるのは、助けられるそのひとりに対してです。ですが、そのひとりを大切に思う人々が誰も苦しまないようにする義務もあります。きっと、親の立場のようなものでしょう。子どもを失うのは耐えがたいことです。それ以上に広くなくていい。あくまでも、個別の対応でいいのです。 ※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
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