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社会学者が解説 お笑い第7世代が “卒・松本人志” できた理由 - SmartFLASH
髙野 光平東洋大学社会学部 社会学生
これは「よい」とされる意味と解釈が変わっているということにもなるでしょう。
ボケとツッコミが意味するのは、突っ込んであげることでそこに仲の良さと面白さが付帯するという意味を持っています。それは、そういう解釈を世の中の人の多くが持ち合わせていたからでしょう。そして芸人になるということは、大御所に突っ込んでもらうことで、世の中に愛されるという意味を獲得するということだったのでしょう。
しかし、現代はたとえそういう意味で突っ込んだとしても、それが勝手な解釈によって炎上することもしばしばです。そんな中で、ゲゼルシャフト(利益社会)の我々はとりあえず褒める、イイねする、多様な価値観ということで片付けるのが手っ取り早い。こういう寸法です。
どっちがいいとは言いません。むしろ社会の影響をお笑いの世界がもろに受けていると思うと、それこそ面白くて仕方ないです(笑)。
【主張】日本学術会議 人事を機に抜本改革せよ
髙野 光平東洋大学社会学部 社会学生
さすがですね、産経は右寄りといわれるのがよく分かる主張だと思います。
政治的にいえば正解(?)なことなのかもしれませんが、学術の方でみればこれは根本的な間違いを記述しています。
まず、「広義でいえば行政機関の一員である。」とのことですが、だからこそ学問の世界からの言及が必要ですよということで学術会議があるわけであって、別に政府に賛同する会を作っているわけじゃないんですよね。なので、行政だから政府(内閣)に逆らってはいけないというのがおかしな話。
次に、「浮世離れした意見」を述べたり、「当たり前」から離れて考えることはむしろ重要なことです。学問で培われた考え方は何十年、何百年の積み重ねがあるものです。それに対し、現在の当たり前はもって20年、30年の話です。さて学者ならどちらを取りますかといえば、当然前者を取るのではないでしょうか。そして政治だって、「本来は」その考え方がなぜ今実践できないのか、どうしたら実践できるのか、じっくり話し合っていくべき場です。文書が改ざんなんかして野党から追及されるなんていうくだらない場所ではないはずなんです。それを、今の政治情勢だけみて学術会議を批判するのは、「バカで無知で愚か」な大衆と同じだと思わざるを得ないのですが…。
NORMAL
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