衣川 竜也

アスリートとしてだけでなく、人として柔軟になることで強くなっていく過程が印象的。 寺田選手の体験は、年齢を重ねる中でぶつかる心理的課題への適応と成長が感じられるもので、多くの人にも参考になる内容だと思います。 あと、「人生のなかで勉強に苦しむ時間をつくったほうがいいよ」という旦那さんの言葉が、競技から離れている寺田選手には良かったのではないかと感じた。

元プロ野球選手の里崎さんが、YouTubeで小学生のうちは善ポジション経験させてあげた方が良いというようなことを言っていたけど、そういう発想はとても大切だと思う。 指導者は常に、『この子にはどんな可能性があるのか？』という意識で子供と接して、いろんな機会を与えてあげることが大切だと思っていますが、野球のピッチャーの問題もピッチャーとはこうあるべきだという固定観念より、『この子ならどんなピッチャーになるのか？』という気持ちで、いろんな子に機会を与えてあげることが大切なのかなと感じました。

この記事の最後の事例にあるようなタイプの人からの相談は結構ある。 家庭環境の中で成果だけを求められ、その指標だけで親から関心を持ってもらっていた人は、人とのつがなりが『優秀であること』、『有能であること』だと思っていて、職場でも過剰に自分を追い込み、成果を出した後に燃え尽きてしまったり、思った成果が出せないことや評価が得られないことで疲弊してしまっている。

こういうチームはやめてもいい。 子供の学校での人間関係や親同士の関係があるから、子供をやめさせることを躊躇してしまう親はいると思うけど、せっかく始めた競技を子供が嫌いになる前に、子供の心が壊れる前に子供をやめさせる勇気を親が持って欲しいと思う。 本当は、この記事のような環境がなくなっていくことが望ましいけど、今問題の渦中にいる人にとっては現実的な解決策にならないから、まずは理不尽な環境から逃げること。 子供を預けるチームを選ぶ時、実情が分からないまま入会することになるのは仕方ないので、理不尽さを感じたり、子供の成長の妨げになると思ったらやめる選択を取れることが、不適切な指導者を減らすことにもなると思う。 正直、まだまだ不適切な指導者の指導方法を求めている保護者がいるのも事実。 そして、結果的にその指導者は選ばれているから、自分の指導を肯定しているという悪循環が存在している。 その悪循環が無くなっていくには、他に選べる環境がなければならないので、子供たち、その親が安心してスポーツをする環境が選べるようになることが、少年スポーツの課題だと思う。

この記事を読むと、アスリートの自己プロデュース力が試されるようになると感じる。 SNSの活用方法によっては、現役時代を応援してくれるファンから、セカンドキャリアも応援してもらえるようになる。

スポーツの試合で集中力が持続できるように、集中している状態を脳に体験させるトレーニングです。 このトレーニングを行ってスコアが向上するほどに、集中とはどういう状態か体が覚えていきます。

アルコール依存症は、本人も家族も『依存症ではないと思う』という認識のまま、悪化していくことが放置されていることがあるので、正しい情報が周知されることは大切やと思う。 早い段階で対処できれば、改善する人も多くなる。

こういう戦略的なことを後から公表してくれると、見る人の視点が広がって良いと思う。 勝負というものがシビアで奥深いということが分かる。

パワハラで心を病む人がいた場合、どこかで心を病んだ本人の弱さに問題があると思われる風潮があると感じる。 企業は、多くの人が集まって働いている以上、ハラスメントを含めたトラブルが起きる前提で、それが人の命にかかわる問題に発展しないよう対策をする必要があると思う。 メンタル不全を起こす社員がいた時、適応障害やうつなど、心が病むということについて理解をした上で適切な対処がなされることが必要。

記事を読んでみると、たくさんの人に応援されている人だとわかる。 罰を受けて、反省し、改善に取り組むことは必要だけど、求められる場所があるなら再挑戦を応援してもらえる社会であることは望ましいと思う。 罪を犯したことも事実なら、求められる場所を持っているのも事実。

まさか２回終了時点で４-３は想像していなかっただろうし、想定外の中での判断は重要だったと思うので、采配はもちろん勝敗の要因だと思う。 ただ、いくつかの試合を見ていて選手が淡々と自分の役割に徹するというか、意識がやるべきことに集中していると感じられた。 特に投手陣からは、メンタルの安定が感じられた。

自分がＨＳＰであることを知らないために、『自分は心が弱い』と自分を責めてしまっている人もいます。 自分の繊細さ、敏感さの理由を知ることができることによって、気持ちが楽になる人がいるので、こういう情報は大切。