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Fリテイリ柳井氏:リードタイムを大幅短縮、首位ZARA並みに
Ito AkihikoHarvard Business School
リードタイム短縮が必ずしも値引き販売の縮小につながるわけではない。ZARAは、ファッション性の高い製品を売り切りで売ることで希少性を出し、客高いの来客頻度と低い値引率で高い営業利益率を出すモデル。一方ユニクロは定番商品を大量生産することでコストを抑え、値引き販売で客を呼ぶモデル。リードタイムを短縮することは企画としてはずすリスクを抑えることには繋がるだろうが、今の定番商品メインのラインナップでそもそもの客寄せの方法である値引き販売をどこまで抑えられるかが疑問だし、仕入れや配送がより頻繁になると、うまくやらないと今の大量購買大量生産のスケールメリットを失うことになる。
一方、今のユニクロの「ファッションに左右されない定番商品で安くて品質が良い」という価値の訴求をGUに渡して、ユニクロはZARAのようなファッション性の高い方向を目指す、というならば筋が通るかもしれないが、そこまでいくとZARAやH&Mと同じ土俵で戦うことになり、日本以外ではかなり厳しいように思える。
Fitbit、スマートウォッチメーカーPebbleの買収を検討か
Ito AkihikoHarvard Business School
Pebbleはsmartwatch市場を切り開いた先駆者ではあったが、市場が拡大し、appleやsamsungといったはるかに規模の大きい企業が入ってきた2015年から状況が厳しくなり、2016年はかなり苦しんでいた。かなり借入をしていたので、exitというよりは救済合併だろう。ハードウェアスタートアップにとってはcrowdfundingでここまで調達できる、ということを示した事例で、こういう結末になったのは少し残念。ただ、創業者はまだ30くらいで相当若く、新しい商品を生み出すことに情熱がある人で、また数年以内に面白い会社を立ち上げるのではないかなと思う。
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