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【山崎元×永濱利廣】会社は「ブランド」で選んでいい
NewsPicks編集部
Yuhsak Inoue外資系コンサルティングファーム データサイエンティスト
僕は今年の3月に大学を卒業して、このランキングにも載っているコンサルに勤める。就活はしてない。 やりたいことがある。目標もある。自分でそれが実現したくて就学中からずっと取り組んできたけど、自分という人間があまりにも無力で、いかに周囲の助けに生かされているのかということを思い知った。 やりたいことをやれ、自分の目線で選べ、人の意見で自分の道を決めるな、という人はたくさんいる。 でも、そもそも漠然と心の中にある「何となくやりたいこと」をどうやって仕事にして社会に良い影響を与えられるようにデザインするか、というのは一つのビジネススキル。 初等教育から始まる画一的な過程の中で「与えられた課題をどれだけ要領よくこなせているように見せられるか」という能力を伸ばすことが最も合理的だと教えられてきた僕たち学生は通常 ・自分で課題を見つけて解決するための方策をデザインする ・それをビジネスのフレームワークに載せ、持続性、発展性などの経済の助けを得る というこの2つの能力を全く持っていない。教えられたこともなければ、練習をしたこともない。どこから手をつけたらいいのかもわからない。 モデルとなる一般化された具体例しか評価する尺度を与えられてこなかったので、自分の中で独自の価値観を育むことが難しい。 基本的に合理的な選択が善だと教えられてきているので、そんな中で選択をするとしたらよりエキサイティングな課題を与えてくれそうな企業で、待遇も良くて、力もあるところに行きたいと思うのが当たり前だと思う。 常に自分より優秀な人がたくさんいる環境にいたい。そうしないとつまらない。やりたいことだって、体力のない企業の中でやるより力を持った企業の中でやる方がやりやすそうに思える。 学生だってちゃんと考えて決めている。ミーハー、人気志向、の一言二言で片付けられる問題ではなくて、精一杯自分にとって合理的な選択をしようと皆考えている。 問題があるとしたら、自分はどう生きたいのか、なにをしたいのか、それは社会の中でどういう形で実現できそうなのか、そのためには今なにをするべきか、そういったことに想いを馳せ、結局は待遇やステータスじゃなくて自分にとって価値のある行いを生業に出来るかどうかが自分にとって一番大事なこと、ということに気付く機会をほとんど与えられてこないということ。
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【リクルート、商社】内定につながった「神エピソード」11選
NewsPicks編集部
Yuhsak Inoue外資系コンサルティングファーム データサイエンティスト
プログラミング歴が10年以上あり在学中にITコンサルで起業していて、個人で作ったアプリが何度もAppStoreの総合1位になったりもした。 完全にここで言うプロ学生だと思うし、神エピソード的なものも数えたらキリがないぐらいある。 20代ではありえない額を稼いだし、それが評価されてちやほやされるのも楽しかった。 就活はシステムがアホくさくしか思えなくて全くしていなかったけど、インターン先の企業や知人の紹介、時には連絡先を調べて直接コンタクトしてきたり、IT系に限らず色々な有名企業からたくさんオファーをもらった。 今とても後悔しているのは、学生生活をもっと勉強することに使っていれば良かったということ。ビジネスで成功する機会はこの先ずっとあるし、というか今後何十年もそれを目的に生きるわけだけど、勉強をすることが本分なのって学生時代しかないから。 勉強だけしていればいいという、とても贅沢な時間を自分は下らないことに浪費してしまったと感じている。 コミュニケーション力とか、ビジネススキルとか、表面的ですぐに陳腐化することを磨くのではなく、特に役には立たないけど自分の心を豊かにしてくれる教養を修めるべき時間だと思う。 歴史を学んだり、古典文学を読んだり、数学の勉強をしたり。 大人を見ていると思う。頭の良い大人や幸せそうな大人、魅力的な人は皆教養がある。 人生や人格の基盤となるものを、経済的な制約から解き放たれて深く学べるのが学生生活だ。僕は教養こそが人生を豊かにするものだと思う。 10代後半〜20代前半の多感で、かつ人格が半分成熟し始めている時期に、先人たちが残してくれた学問という素晴らしい遺産に触れ合うことこそが学生がすべきことだし、一番贅沢な時間の使い方だ。
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慶応SFCは二子玉川に移るべきか?
アゴラ 言論プラットフォーム
Yuhsak Inoue外資系コンサルティングファーム データサイエンティスト
現役SFC生だけど、特に去年からSFCは変わりつつあると感じている。 僕を含む99%のボンクラと1%のぶっ飛んだ人間を輩出するシステムから、全体の底上げをする方向に確実に変わってきている。 2007年までは卒業に卒論すら必要なかったし、1科目+小論文、もしくは自己推薦で入学し、その後全く勉強せずに卒業することも可能だった。 入試は今も変わっていないけど、英語と数学、情報科目の高校レベルの基礎的なテストをパスしないと進級できない仕組みになったし(情報科目は以前から)、授業も初回出てみて履修するかどうか決める、というシステムがなくなり初回出る前から予めとりたいものを決めておかねばならないようになり、自由度が減った。 高校レベルの基礎力をほぼ持ち合わせていない学生が大量に入ってきてしまっていて、さすがに学力が低すぎるのではないかと前々から多々言われていたと思うのだけど、学力に縛られない分野でぶっ飛んだ活躍をする先輩方がいらっしゃったので霞んでしまっていた問題に対して、最近になって対抗策を打ち出してきた感じだ。 とは言っても相変わらず学力の無さを発想力で、実装力の無さをコミュ力でカバーする学生はたくさんいるのだけど、それがSFCの持ち味と言えばそうなのかもしれないし、学生全体のレベルとしては僕が入学した2009年より断然高くなっているように思う。 個人的にキャンパスにいて感じるのは、上記の理由からSFCはこれからすごく進化していきそうでワクワクするということ。 今まで持っていたどこか浮世離れした個性に基礎的な学力を備えたら、それこそイノベーションのエンジンを加速させられる仕組みになり得るのではないかと思う。 記事の論調だと二子玉ありきでなんとなくSFCと言ってみました感が強くて賛同しかねるけど、上記の意味で場所を刷新するのも、もしかしたらありなのかもしれない。
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ハーバード大学が「アジア人お断り」
ニューズウィーク日本版
Yuhsak Inoue外資系コンサルティングファーム データサイエンティスト
この記事は恣意的で偏ってる。これを読んだだけで白人優遇の黄色人種差別だと思ってしまうのはいけない。 そもそも、ハーバード大学はアジア人の入試難易度を上げてヒスパニックやアフリカ系の入試難易度を下げると言っている。白人を優遇すると言っているわけじゃない。 背景には、優秀な学生を教育するにはペーパーテストや面接だけで学生の優秀さを測り上澄みを採用することが有効なのではなく、背景や個々人の多様性が優秀な学生を育てることに繋がるというハーバードの教育方針もある。 それにほっておけば今現在人口が爆発的に増えていて豊かな国になってきている中国やインドから優秀な学生が大量に発生するのも当たり前の話。 極論だけど地球人の全人口の6分の1が中国人だから、何も操作しなければハーバードの学生の6分の1が中国人になってしまってもおかしくない。 普段ペーパーテスト至上主義と批判されがちな日本の入試問題だけど、結局ペーパーテストは定量的に評価するには最も公平に見える手段で、それ以外の数字で表すことの出来ない基準を導入しようとするとどうしても学校側である程度の操作に見えるふるいわけが必要になってしまう。 多様性を確保するため人種の偏りを平均化しようとするのは普通の施策に思えるし、そういった方針をとらずに入試の成績のみで合否判定をしている有名な大学もいっぱいある。 少なくともこの記事の論調はおかしい。この施策が素晴らしいと思っているわけではないけれど、是非はどうあれこれだけで差別だというのはちょっとずれてる。
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ニュースキュレーションのGunosyが上方修正、純利益は27倍に
TechCrunch Japan
Yuhsak Inoue外資系コンサルティングファーム データサイエンティスト
Gunosyの話題であまり言及されないけど、記事画面を慣性スクロールすると広告の位置でカチッといちいち止まるのが本当に嫌だ。 あんなの広告ベタ貼りのまとめブログとかと同じぐらい、広告見ろ!広告見ろ!クリックしろ!感あるのに、広告ベタ貼りには拒否反応示す人たちもGunosyには何も言わないのがすごく不思議。 あと広告の位置でスクロールにロックいれるためのWebViewかScrollViewの実装に問題があるんだと思うけど、広告関係ない位置でも記事画面のスクロールが少しひっかかったようにカクカクする。 これも地味にストレスになる。 めちゃめちゃ使いにくいし、ストレスたまるしで全然いいプロダクトだと感じない。 SmartNewsのUI真似る前の最初の頃はたまにアプリがクラッシュすることはあれど、それでも使いたいぐらい良い印象のアプリだったのに改悪につぐ改悪で嫌いなアプリになった。 今はわからないけど、確かその頃はUIデザインはGoodPatchが作ってたんだよね。 アプリ内での記事へのコメント機能もあって、まだまだユーザーが少ないから盛り上がってないけどだんだん面白いアプリになるんだろうなぁと思っていたのに、当初売りだった記事のレコメンドシステムが無かったことかのように下らない記事ばかり配信する真逆の方向へ進化してしまった。 運営側もそういう側面がわかっているから、Gunosy Liteとして古いバージョンも残しているんじゃないかな? Gunosyが成長、みたいに言われるとすごく違和感がある。成長というより、堅実だったサービスが大人の事情でつまらないブチあげ路線にシフトした、というだけの方が正しいような。 ただ、初期のユーザが離脱しても後のメジャー層に受けていることを考えるとビジネス的には大成功で正しいのかもしれないけど… みんなあんまり気にならないのかなぁ。
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「意識高い系」新入社員が3カ月で辞めるワケ
東洋経済オンライン
Yuhsak Inoue外資系コンサルティングファーム データサイエンティスト
意識高い系disられるけど、今の就活は学生に意識高いハイエンド学生であることを求めてるからそうなっちゃうっていうのもあるよ。 自己分析と呼ばれるモノをがっちりやって、行きたい起業のことを調査して、自分がその会社でなにをどうやりたいのか、どう成長していきたいのか考えて、「会社のために、与えられた仕事を頑張って覚えようと思います!」なんて言うのは問題外で、どう自分から能動的に会社にコミットしていくのか、どういうビジネスを牽引していきたいのか、etc... これらをしっかり考えた上で面接で自分をアピールして、自分はこんなにすごいんです!いっぱい考えてます!意識も高くてレベルの高い学生です!御社では業界の未来を見据えた上で○○の部署でこんな仕事をしたいです!ってプレゼンできないと内定出してくれないんだもん。 そんでみんなそうやってるうちに段々強い自己暗示にかかってしまって、自分はこんなにすごいんだ、会社に入ったらあんなことやこんなことをしてキャリアを積むんだ!って考えになってくるんだよ。 そこまで頑張って臨んで内定が出れば、当然あの会社は自分のことを理解してくれた、自分のアピールが評価されたんだ!って思うでしょ? で、いざ入社してみると、あれ?開発部で企画がやりたいって熱く語って内定が出たけど、配属は営業?話が全然違う…自分はもっと大きなビジョンに向けてビジネスをやりたかったのに、まずは電話対応から…?電話対応なんてビジネスの本質じゃない… ってなる。 まぁ極端でちょっとアホっぽい例だけと、こういう感じで、就活の時はノリノリで就活楽しんでやばい早く働きたい!ぐらいに思ったりもするけど、入社してからは理想と現実のギャップが理解できなくて迷走してしまう人多いよ。 あまりの落差に会社なんてクソだゴミだって思っちゃったりも。 企業側からするとバカみたいな理由かもしれないけど、この記事の6月病の原因の一つとして絶対にあると思うなぁ。
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「なんとなく」で起業する"ママ社長"に物申す
東洋経済オンライン
Yuhsak Inoue外資系コンサルティングファーム データサイエンティスト
起業、ビジネスが高尚なこと、偉いこと、みたいな風潮、そしてそれがどう歪んだのか、高尚なビジョンや高度な事業プランがないと正当な起業とは言えない、みたいな誤った認識をしてしまっている人いっぱいいるよね。 どんなビジネスも結局は商いをして金を稼ぐという商人の金儲けなわけだし、全然高尚じゃないと思う。 職業に貴賤は無い、卑しい職業なんて無いというなら高尚な職業も無いはずだよね? ビジネスのスタンダード?というのもずれすぎな考え方。 レベルの高い物って、確率の問題で母数が多ければ多いほど発生する可能性が高くなるわけで、平均値を高める為に母数を減らすなんて意味不明だよ。 新しい価値を創造するのが本来の起業と書いてあるけど、儲かればそれだけでいいんだよ。言い方を変えると、商売をしてる自分にとって新しい価値を創造できればそれだけで大成功だ。 どんなにしょぼくても、人から見てダサくても、やってみて楽しんでみたらいいと思う。そんで向いてないと思ったり儲からなかったりしてつまんなければやめればいいんだよ。 女性の起業を支援する仕事の人がこういうことを言ってしまうのはちょっと下衆すぎると思うけどなぁ。
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