西山 和馬

UAo、中の人です。（あくまでも個人的な所感です）実は図書館では健康や子育てに関する自主事業はかなり盛んで、単純に政策・事業の評価がなされていないが故に、予算がつかない、事業の重要性が認識されていないだけ、だと仕事をしていて感じます。 つまるところ政策立案や予算獲得で必要なアウトカム（成果）が定義されておらず評価手法が存在しないことが課題です。蔵書数、貸出数、利用者数と行った指標は図書館が使われているか否かを測ることはできますが、予算増額の根拠にはほぼなり得ないと考えています。むしろ地方自治体は少子高齢化と民生費の増大が目下課題なので、収益を生まない施設である図書館どうしよう？という課題は後回しにされるか、商業施設とのドッキングで賑わいをうむ機能として使うことがトレンドですね。 図書館は「この世の森羅万象全てを納めた知の殿堂」。つまりそこには健康や子育てに役立つ正しい知識が眠っている場所ということ。ヘルスプロモーションや教育格差是正、子育て支援といった施策と非常に親和性が高い。そして市民の課題解決を促し、それらが自治体の将来コストを下げると考えると、図書館はもっと活用されるべきだし、予算をつけるべきだし、今現場で頑張ってる人たちの活動がもっと政策的にも社会的にも、その地域内でもピックアップされるべきだなーと思っています。SIB導入は可視化とモデル化と普及の1つの手段ですね。

ICTで効率化するより、学校機能としてやる業務やらない業務を仕分けることが先。PTA含めた周縁も含めて見直すべき。そして親への「学校は何から何までやるサービス業意識改革。教師への社会的信頼の醸成。それらの次に初めてICT活用だと思うな。 そもそも、学校がタブレット買う予算なかったり、買っても使われない「死蔵率」が、異様に高かったり。 大手ベンダーはICTツールうまくつかうせんせいを認定する制度とかやってるので、そーゆーの広めるようにせねば、と思ってます。もし学校が変わったことを賞賛するならば、ツール開発者ではなく、ツールを使って学校を変えた先生だと思うのです。

井戸に毒とか使い古されたネタですね。 以下、　寺田寅彦、『天才と日本人』（寺田寅彦随筆集）、流言飛語より引用。 例えば市中の井戸の一割に毒薬を投ずると仮定する。そうして、その井戸水をい一人の人間が一度飲んだ時に、その人を殺すか、ひどい目にあわせるに十分な毒薬を要するだろうか。 この問題に的確に応えるためには、もちろんまず毒薬の種類を勝ち得した上で、その極量を推定し、また一人が一日に飲む水の量や、井戸水の平均全量や、市中の井戸の総数や、そういうものの概略な数値を知らなければならない。 しかし、あらゆる科学的常識というものからくる漠然とした概念的の推算をしてみただけでも、それがいかに多大な分量を要するだろうかという想像ぐらいはつくだろうと思われる。 何れにしても、暴徒は、地震前からかなり大きな毒薬のストックを持っていたと考えなければならない。そういうことはありえないかもしれないが、少しおかしいことである。 （中略） こんなことを考えてみれば、毒薬の流言を、全然信じないとは行かないまでも、少なくとも銘々の自宅の井戸についての恐ろしさはいくらか減じはしないだろうか。

後の連載は全てこの資料に描かれているロジック、公理、前提の下で 情報が編集されていますよーと示唆しているわけでもあるので 読み込むべき。

概ね賛同。学ぶ楽しさ大事。 稀少性のあるスキルを身につけていくという点については、 取り組みそのものに同意。表現の仕方に違和感。 楽しさを打ち出しつつも、根底には経済貢献すること＝いい人材という前提が垣間見える言葉で残念。良き学び＝良き生産者、消費者を作りだすことと誤解されている限りは、社会が良くならないし、個別の教育背策は変わっても、社会全体における学校、教育の位置は変わらない。

分析結果を言語化しただけで、何の面白みもないと思うのは僕だけでしょうか。 直感的になりがちな仮説を実証した点はいいとして。

教育はIT技術でどこまで補完できるか？ 補完できないものは何か？教師はそれに対してどう介入できるか？というITを教育に導入する上で当たり前の問いを今一度立てた方がいいのでは。

新卒採用ができる会社はそこそこ力がある中堅〜大手、もしくは市場の伸びが期待されるベンチャー企業。 そのような会社に平等にチャレンジできる幸せは噛みしめたほうがいい。