改めまして、ワークライフバランス考
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日本人の働きの起源は喜び。欧米人は罪。
輸入概念であるワークライフバランスを日本人にフィットさせるにはこの違いを意識する人必要がある。
仕事に喜びを感じる人に、生活でも!って、言われても、喜びは強要されて感じるものじゃないですしねー。
注目のコメント
僕は、ワークライフバランスという言葉はあまり好きじゃないんだよね。ワーク(仕事)とライフ(人生)とを対立概念で捉えているから。僕は、ワークはライフの一部だと思っています。
昔、インターバンクディーラーだった頃に、ある外国銀行のディーラーに言われました
「クリスマスまで働くって、お前仕事出来ないのか?普通はみんな12月は利益目標クリアしてて、好きなことして遊ぶもんだぜ」
「夜遅くまで残業して、家族と夕食を共に出来ないなんて、お前は相当仕事遅いんだな?」
「契約した時間内に契約した仕事を終わらせられないのは恥ずべきことだし、もし契約時間内に終わらせられない仕事を要求してくるなら、それは会社側が不当な要求をしてるってことなんだ」
彼とは契約形態も違うので一概に言えませんが、確かにそうだなと思いましたね。フロンティアマネジメントの松岡氏の「時間資本主義の到来」の中に、知的労働者になるほど公私が混同するもの、という話があったがその通りと思う。
曰く、本当に昔は一次産業で家族で農業していた頃は公私は混同しまくりだったはずだが、産業革命を経て第二次産業にシフトすると「労働は時間を資本家に切り売りするもの」というパラダイムになると、過剰搾取を防ぐために公と私を明確に分ける必要性が出てきた。
現代で第三次産業シフトしている中でも、時間切り売り発想での職種やマインドの人はやはり分断して考える一方、知識集約のアウトプット勝負の人(人工構成的には少なかろうが)が、むしろ公私混同させて仕事をしてる気がしますし、充実した私を公に繋げている人ほど強いな、と感じます