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コロンビア人、食生活が不健康すぎて政府に「ジャンクフード税」を課される
TABI LABO
山﨑 嬉星上智大学 外国語学部
コロンビアでは、18歳から64歳の56%が肥満か過体重と言われており、5人に1人が肥満だという研究結果がある。30%の未成年が過体重といわれている。コロンビア人は1日に平均12gの塩を摂取していると言われている。WHO勧告によると5gが推奨されている為、この割合は非常に高いことがわかる。コロンビアでは、サトウキビ、オイルパーム、バナナなどの生産量が高く、これらを使った食物がオーソドックスである。油脂分や糖分の多い食事の割合が高いのだ。コロンビアにおけるフランチャイズ企業の業種は外食関係が36%を占めており圧倒的だ。家計消費支出額も年々増加している。フォーブスメキシコがまとめたフランチャイズ店舗数ランキングでは、トップ15のうち9個が外食産業であった。サブウェイ、ドミノピザ、マクドナルド、バーガーキング、ケンタッキーフライドチキン、などだ。 コロンビアの人口ピラミッドを見ると、日本と比べて若者の人口も多く、失業率も低かった。そして、ラテンアメリカの中でも中所得者が多い為、ファストフードの需要があり続けるのだと感じる。もし高所得者が多ければ、健康志向が高まることも考えられる。また、サトウキビや油中心の食生活も理由の一つだと考えられる。健康のために、導入される税金だが、それによって低所得者の生活や若者からの反惑がないか懸念されると思う。
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ミレイ新大統領が就任=経済危機に対処、対米重視―アルゼンチン
時事通信社
山﨑 嬉星上智大学 外国語学部
アルゼンチンのインフレが止まらない理由の一つとして、アメリカのFRB=連邦準備制度理事会が2022年から始めた利上げが考えられている。ドル高が進んでペソの値下がりに拍車がかかったのだ。また、記録的な干ばつで、主要な輸出品のトウモロコシなどの収穫量が大きく落ち込んだことも追い打ちをかけたのだ。 ミレイ氏は、経済を安定化できない中央銀行を廃止し、強いドルを法定通貨にするといった過激な主張をしている。 2012年から2022年の10年間でのGDP成長率はわずか0.3%であった。2023年上半期のGDPは干ばつの影響で農業生産額が2022年と比べて4割減となった。輸出額も4.1%減少して、輸入額は3.7%増加した。 そして最も深刻な問題として今回のハイパーインフレがあった。 経済相は、通貨ペソの公定為替レートの54%切り下げを発表した。1ドル366.5ペソであったレートは、1ドル800ペソまでと価値が変わり、深刻なインフレを乗り切るための「ショック療法」と呼ばれている。これにより、今後数ヶ月は20-40%の物価上昇が見込まれると見込まれており、アルゼンチン中銀も3日間のドル入手を制限した。 また、ミレイ大統領は選挙前の公約通り、航空会社などを含む様々な分野の国営企業の民営化を進めようとしている。また、12/22にはBRICSに加盟しないことを決定した。
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