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「賃金上がりすぎ」で負のスパイラルに陥り始めたドイツ。「賃上げ」課題の日本との違い
荘司 雅彦サイバー大学客員教授 弁護士
経済学の教科書的には、インフレが起こると企業部門の収益が増加し、一定のタイムラグを経てから賃金が上昇するという図式です。
ドイツはロシアが原因のエネルギー価格高騰により労働者が「一定のタイムラグ」を我慢できない状況に陥っているのでしょう。
ストライキで自分たちの権利を守ろうとするのは、さすが「権利のための闘争」を書いたイェーリングの母国ですね。
日本だと、百貨店がストライキをやるというだけで大きなニュースになります。
余談ながら、かつてのオイルショックの時、終身雇用の会社が潰れては元も子もないということで日本の労働組合が大きな賃上げ要求を控えたという美談があります。
日本がオイルショックから立ち直った最大の要因とも言われています。
そういう意味では、日本の会社の「家意識」も良い点があるのです。
「結婚を避け、子供をもたない」ほうが人生のコスパが良い現代の日本人に起きている"憂慮すべき変化"
荘司 雅彦サイバー大学客員教授 弁護士
資本主義が原因で、遺伝子を次世代に送る役割を失ったという珍説(失礼)を唱えていますね。
制度としての結婚や不同意性交罪のようなものは別として、今の若者は結婚(事実婚も含む)したくてもできなくなっているだけだと私はシンプルに考えます。
男性の年収低くなり(とりわけ中小企業従業員の年収は低い)、女性が結婚相手として考える男性が少なくなっています(年収500万円以上の「普通の男性」は滅多にいません)。
女性が結婚相手として求める男性が希少になれば、女性の側は「いい出会いがないから結婚あきらめるか」「定収入の男性と結婚するのはコスパが悪い」と考えるようになりうます。
女性が結婚相手として求める要件を具備していない男性は、「酸っぱいぶどう」の狐のように「結婚なんてコスパが悪い」「一人で生きている方が気楽」と考えます。
自分たちの親世代よりも貧しくなった若い男女が上記のように考えても不思議ではありません。
草食化しているという指摘もありますが、確固たるエビデンスはありません。
何らかの形で性欲が充たされていると推測しています(セフレや風俗等かもしれませんが…)。
NORMAL
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