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JR東・西の21年3月期決算、民営化以降で初の赤字に
Fujita Kazuaki元鉄道会社 社員
JR東の第1四半期決算を見ると運輸業の赤字(前年同期比57%減)もさる事ながら、ホテル事業(同42%減)やSuica・クレカ事業(同79%減)の赤字幅も大きい事が分かる。
鉄道利用者がコロナ前の水準に戻らない事を前提に、今後も持続的に鉄道サービスを提供するためにまず手を付けるのは運賃の改定でしょう。
定期券利用者と定期外利用者の乗車人員の比率は6:4。しかし収入では4:6。これはJR東の定期券の割引率が他の民鉄と比べて高い(民鉄3~4割引、JR東は4~5割引)ことも一因。
増税以外で何十年と値上げを行ってこなかった運賃も、定期券の商品設計を変えることを手始めに着手していくはず。
JRが「時間帯別運賃」を検討し始めた2つの理由 - News&Analysis
Fujita Kazuaki元鉄道会社 社員
記事では言及されていないが、長距離移動(特急料金)に対するダイナミックプライシングと今回の通勤時間帯におけるダイナミックプライシングでは意味合いが異なってくる。
特急料金に対するものは他の交通機関(飛行機やバス)から乗客を奪うために行う。かたや通勤時間帯に行うものはラッシュのピークの山をならすために行うものになる。
鉄道会社はピーク時間帯の乗客をさばくために必要な設備を用意している。ピーク時間帯以外は余った車両を車庫に入れて使っていない。
なのでピークの山を削ることができれば必要な設備をスリム化できる。
車両をその分用意しなくて済むし、乗務員も駅の設備も変電所も、それに伴うメンテナンスもまとめて削減できる。
今後も継続して時差通勤を推奨することになる。
京浜東北線のワンマン運転検討 JR東、新型車両で人員不足補う
Fujita Kazuaki元鉄道会社 社員
これは地下鉄のような踏切無し、全駅ホームドア、駅間距離短い、両数(乗客数)少ない、といった条件が揃ったワンマンとはレベルが違う。
鉄道において安全は最優先されるべきだが、今回のワンマン化は会社としては最低限の安全は確保するが、乗客にも協力を求めていく姿勢を表しているのではないか。
踏切事故で運転士が怪我をしたら誰が乗客を避難誘導するのか?運転途中に地震で脱線、その後津波が発生したら?
余談だがJR東日本の人員不足は労務問題も抱えていて転職者が増加傾向にあることも一因。中途採用の年齢制限を撤廃したり、長期間に渡り経験を積ませてレベルの底上げを図っていた現業機関(駅や乗務員)の社員を今後は弾力的に異動させていく仕組みを作っているようだ。
これによって仕事は回るが「ベテラン」は居なくなる。
防犯カメラ市場に革命を起こす「通信する蛍光灯」とは
Fujita Kazuaki元鉄道会社 社員
本文中でも紹介されていますが東急電鉄の車内防犯カメラシステムの延長ですね。
旧来の蛍光灯は一車両につき二十本程度使用されてい、編成のどこかが切れればその度に交換作業を実施するという手間が発生していました。そこで寿命の長いLED灯化とすると共にオリンピックに向けて防犯カメラを設置するという流れが昨今の鉄道業界にあります。
その中にあってWAN通信機能を持たせたLED灯防犯カメラはこの製品だけのように思います。
どこからでも画像が取得可能になる利便性は設置者にとって好ましいですが、反面プライバシー保護のためにルールを定め、より厳格な運用が求められます。
消毒液“代替”の酒は免税へ 医療機関など安価で購入可能に
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