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80万円で人ひとりを救えるなら儲けもの:効果的利他主義を体現するGiveWellインタビュー
WIRED.jp
スズキ マンジスズキマンジ事務所 代表 (株)デンソー CX
本当に難しい。ひとり、ひとりで考えることが大事。 (以下、記事中から引用) ──貧者の救済ということになると、宣教師たちの過ちを思わずにはいられません。わたしの母はアパラチア育ちでした。1960年代には、困窮者を支援する連邦政府の「Vista」プログラムから派遣されたソーシャルワーカーが谷間の村にやって来て、パンの焼き方を教えていったそうです。でも、母の家族はパンの焼き方くらい知っていました。ほしかったのは、マクドナルドだったのです。このプログラムは結局、行政や、空論に走りがちな慈善活動家、あるいは売名的な活動家と、ウェストバージニアの住民との間に深い溝を残しました。こういう政治的な悪循環は、いまでもありふれています。共和党の支持が強い、いわゆるレッドステイト各州で、「ミシェル・オバマが食事の内容に注文を付けてくる」という苦情が出たのもその一例です。この手の政治的な反発があったとき、いちいち対処するのですか? ========== 答えがあると人々が思うと、問題がたくさん起こります。ですから本当のところ、わたしは規模が小さく容易で、人道的に大きな効果が出る分野に専念していたいのです。人を救うというのは、難しいことです。自分が知らないことを意識せずに人を救うとなると、本当に難しい。 GiveWellに対しては、経済発展に専念したほうがいいのではないか、政治的な権利はどうか、といった批判もあります。世の中は極めて複雑に動いていて、わたしたちはそこに自分たちの影響力を行使できると過信しています。本当には理解していない複雑な問題を、いったいどうやって解決できるのでしょうか。 ある個人の一生の狭い範囲に具体的に介入するだけでも、間違いなく助けになります。マラリア予防の投薬はまさにそれです。ひとつの村全体が死なずに済む──あるいは、少なくとも死者がずっと少なくて済みます。 わたしにとって道徳的に義務があるのは、助けられるそのひとりに対してです。ですが、そのひとりを大切に思う人々が誰も苦しまないようにする義務もあります。きっと、親の立場のようなものでしょう。子どもを失うのは耐えがたいことです。それ以上に広くなくていい。あくまでも、個別の対応でいいのです。 ※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
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EVだけじゃない中国勢の脅威 「ファーウェイカー」が映す次世代車の安全保障リスク
産経ニュース
スズキ マンジスズキマンジ事務所 代表 (株)デンソー CX
2年前くらい前から「これからはBEV」という空気の中、いろいろなセミナーなどで、ここ2年の間「BEVではなくPHEVです」と解説してきましたが、反応としては「…」という印象でした。 ようやく、数字がでてきたので、これまで聴かれてきた方々は「あぁ」と思われるかもしれませんね。 (以下、記事中から引用) 調査会社のマークラインズのデータを基に米中2大市場のEVとPHV、ハイブリッド車(HV)の1~3月期の販売動向(商用を含む)を比較したところ、中国ではEVが前年同期比約12・9%増、PHVが約75・2%増、HVが約3・1%減。米国はEVが約10・8%増、PHVが約42・9%増、HVが約45・3%増だった。 充電してEVとして走行できる一方、エンジンを発電などに使うことで長距離走行での電池切れの不安がないPHVの需要が米中でともに大幅に拡大した。 特に中国では通年でも2022年に前年比約2・5倍(EVは約80・1%増)、23年も約80・3%増(同16・3%増)と高成長が続いており、エコカーの主役をEVから奪う勢いだ。 牽引(けんいん)役は200万円を切るガソリン車並みの価格で攻勢をかけるEV大手の比亜迪(BYD)で、23年の中国PHV市場でのシェアは5割を超える。だが、同社の今年1~3月期のシェアはトップながら約38・9%と急減した。ファーウェイが支援する中堅の賽力斯集団(セレス・グループ)のシェアが前年同期の2・1%(6位)から12%(2位)と飛躍したためだ。 ※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
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