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ぼくがかんがえた世界最強のAIをつくるために、アメリカに行ってきた
AIのブラックボックス化解消、米IBMが意思決定を説明する技術開発
伊藤 慎之介バルス株式会社 執行役員
これはAI導入・活用の一般化に向けて期待大な取り組みですね。
機械学習の進化の過程で徐々にその有用性を認識されてきた人工知能ですが、元々研究していた身としては、AI開発のある種前提となっていた「解釈性と性能のトレードオフ」が普及の際にはネックになるだろうとは感じていました。
AIの精度が向上すればする程、なぜ性能があがったのかの解釈が難しくなるという性質は、時に開発者本人でさえ理解不能の悩みの種となります。
現状、完全にパラメータフリーの人工知能(汎用AI)の実現はまだ難しく、どこかしらかでは人間(=神)の恣意的なパラメータ設定が必要になります。
AI界隈のスラングでよく「黒魔術(笑)」と呼ばれていたりしますが、何故このパラメータだと上手くいくのかわからないけど、なんか上手くいくからこれで!的なノリで書いていたりすることも。Kaggleのトップとかでも、すごい長文の謎パラメータが仕込まれていたりします。
本件がどこまでの機械学習モデルをカバーし、どこまで中身を覗けるのかは不明ですが、「黒魔術」がただ局所最適解を求めていただけなのか、過学習しているっぽいのか、そのあたりを視覚的にテストしてくれるだけでも大分楽になりますね。
一般企業へのAI浸透は人知れず着々と進んでいくとは思いますが、一番勿体ないなと感じるのは、よく分からないけど入れると良さそうだからAI導入しよう⇒ブラックボックス過ぎてPDCA回せないのでやっぱ無し!となってしまうこと。
近頃のAI導入議論を見ているとどうもそうなりそうで怖いタイミングにしばしば立ち会います。
今回の取り組みがそういった機会損失を防ぐ方向に向かってくれれば大変嬉しいですね。
サントリーの公式VTuber「燦鳥ノム」が本日18時デビュー、デザインはヤスダスズヒト氏
伊藤 慎之介バルス株式会社 執行役員
ロート製薬さんに次いでサントリーさんも企業公式VTuberデビュー。暇さえあればYoutuber, VTuberを見て時間を溶かす私にとっては企業公式でこういう取り組みが進むのは嬉しいですね笑
最近ではTwitter公式アカウントが話題になるなど、企業と消費者のコミュニケーションの幅は広がり、より人間的なコミュニケーションが顧客接点としての価値を持つ時代になってきました。公式VTuberでさらにその流れが加速しそうですね。
また、サントリーさんはライトオタク・若年層に刺さる「歌って見た動画」を早々に出していて、良い意味で攻めているなと感じます。(ありがとうございます笑)
キズナアイのように、人気が出てTV番組にも出演できるようになると、マスメディアにおけるネイティブアドのような新しい可能性も拓けるかもですね。
天才たちが数式の前に必ず"絵"を描く理由 - 新法則は「スケッチ」で思いつく
伊藤 慎之介バルス株式会社 執行役員
なんとなく思ってたことが説明されているので思わずpick。
プログラミングをする時も仕事で資料を書く時も、自分は何となく頭の中のイメージを図示してから整理します。
日本語にしてもプログラミング言語にしても、言語で表現した時点で「手続き型表現の呪縛」に捕われてしまう感覚があり、それを読み取る側に回った時もついついCPU的な(手続き的な)頭の使い方で理解してしまいます。
一方、分かりやすい概念図やポンチ絵で表現されたスライドを見ると、一度に複数の要素が頭の中に入って来て、脳内でGPU的な分散処理がなされている感覚になります。
ロジカルに順を追って説明する時と、右脳的・直観的に理解する時とでは最適な表現方法が異なるということで、コンサルの仕事ではその使い分けが重要と理解していますが、全体的にもう少し視覚的な表現のウェイトを増やした方が良いのでは?と思っています。
日本人にとって「いいね!」とは何か? 共感の時代のSNS民俗学
伊藤 慎之介バルス株式会社 執行役員
SNSは単なる情報交換・発信の場に留まらない価値を提供してくれるものだと誰もが感じていると思います。
現状では「いいね」「悲しいね」といった各人が想起する感情の方向性と、共感している人数(=量)しか分かりませんが、いずれは個人レベルでの共感の強さ(=質)まで見えるようになると面白そうだと感じています。
結局、リアルでの対少人数コミュニケーションがWeb上で対多人数コミュニケーションにまで広がって来ているということなのかと思います。
そうなると、今まで少なからず同じ体験をしてきた人とのコミュニケーションで済んでいたものが、全く違うバックグラウンドの人とのコミュニケーションが増えるため、我々の情報発信の仕方も変わってくるかもしれません。
個人的には、各人の過去の体験がより追体験できる方向に進化し、それによってエモさが増す社会になるとより面白くなるのではと思います。
企業のマーケティング活動もそっちよりになるんですかね…?
Twitterの公式垢に人気が出て、企業のファンが増えて行くという流れもそういった背景で出てきているのだと思います。
NORMAL
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