ホーム
27フォロー
6フォロワー
「ゲーム1日60分」条例、二つの根拠 専門家の意見は
朝日新聞デジタル
下手 晴男
私はこの条例に反対ですが、チャレンジングでおもしろい条例であると思います。私はゲームを好きなだけプレイして育ってきましたが、小学生の低学年からRPGをたくさんプレイしたおかげで、学校から保護者への配布物をすらすら読むことができ、意味も理解できました。また、ゲーム内のキャラクタの能力値を最大にするには、どうしたらよいか、効率の良い方法は無いかと模索し、プロアクションリプレイというツールを見つけ、それを使い、能力値を最大にしたり、所持金を最大にしたり、幻のポケモンを友だちに配ったり、マスターボールを配ったりして遊んだものです。なるほど。コンピュータは人間と違って2進数やそれを効率化した16進数を使うのかぁ、データは住所のようなもの(アドレス部)と値(データ部)が紐ついているような構造なのかぁ。値を変化させるとこうなるのかぁ。といった感じでデータ構造を知り、16進数を扱えるようになりました。通常は秘技コード集なるものに書かれている内容を入力するのですが、秘技コード集の発売される前に自分で解析できるまでになりました。そしてスマートフォンは子供の頃にはありませんでしたが、0円でケータイを契約できる時代でしたので、契約してもらい、J-PhoneのSky-Webというサービスでインターネットの世界に飛び出したものです。そこは無法地帯でした。着メロはダウンロードし放題。後に著作権というものを知ります。そして当時の掲示板はHTMLタグをそのまま書き込めていたりしましたので、掲示板に色つきの文字で投稿したり、動く文字で投稿したり、ボタンを勝手に設置したりしていました。大人から、どうやってやっているんですか?と聞かれ、HTMLタグというのを使うんですと教えていました。夜間高校卒業の私は今、その時の経験をもとにCTOとして仕事をしています。(前職はアマゾンに居ました。)学歴社会だから勉強しろと言いますが、どうか、子どもたちが、今夢中になっているゲームやスマートフォンにも我々大人の想定を超える可能性が秘められていることを忘れないでください。そして1日60分では、その効果は期待できないでしょう。
4Picks
NORMAL