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アップルウオッチで血糖値測定へ、技術開発が飛躍的進展-関係者
平賀 裕章東北大学 産婦人科医
精度がよければ、頻回の血糖測定が必要な1型糖尿病や血糖コントロール不良な2型糖尿病の患者の生活の助けになりそうですね。1型糖尿病は突然発症し、子供の罹患も多い疾患です。患児はおかし1つ食べるにも急激な血糖変動を考えながらその都度インスリン量を計算して注射しながら生活しています。中盤で説明されている「持続血糖モニター」の代替となる技術になるのであれば、そういった生活を少しでも楽にするデバイスとして有用性は極めて高いと思います。
しかし、ゴールとして「2型糖尿病の発症予防」を掲げているところから考えると、「医療機器としての精度は最初から担保できない」「医療機器としての承認は目指していない」ということでしょうか。
であれば、記事中で糖尿病患者の「持続血糖モニター」について書いて対比させるのは詐欺的ではないですかね。この技術の開発自体は素晴らしいものだと思いますし将来的には医療機器としての発展性も期待したいところではありますが、記事はチグハグで過大な期待を持たせるものという印象をもちました。
「子どものいない社会」が理想になっている…養老孟司「日本の少子化が止まらない本当の理由」
平賀 裕章東北大学 産婦人科医
示唆深いですね。ウンコも、婚活市場では「ない」ことになってますしね。いざとなったらその人のウンコを食べられるかで結婚相手を選べばいいと思ってます。
「手入れ」といえば、子供のうんこ付きのオムツの始末、うんこが付いたお尻拭き、お漏らししたズボンとパンツの洗浄は間違いなく重労働ですし子育てに必須の課程ですが、経済成長した都市では社会的経済的価値基準によって「ない」ものと(誰の意図もなしに、都市そのものの本質によって)判断され、家庭でのそれらに経済的評価はされないですし、保育士の給料も介護士の給料も低いままです。保育士の給料は、乳幼児の教育分しか評価されておらず、上述の重労働分は算定外になっている気がします。
寝たきりの方や意思疎通が困難な方の介護も含め、都心の綺麗に整えられた社会の外側には、霞ヶ関の官僚や政治家ふくめ多くの人が目を背けている現実があり、そういった「経済的に」「ないもの」とされている事柄に携わる人の労働への経済的評価も連動して低く見積もられている現状を考える必要があると思います。少子高齢化に伴う諸問題や低賃金労働が蔓延している現状を考えるにあたっては。
つまり、空き地のモグラや樹齢数百年の木に目を向ける意識が、今後を生きる人間と、制度や社会の設計者には必要なのだと思います。
韓国 出生率「0.78」7年連続過去最低 少子化歯止めかからず
平賀 裕章東北大学 産婦人科医
韓国、異次元の出生率ですね。
経済が成長し国が成熟してくると、なぜ出生率が下がるのか。
*社会保障の充実により、直接的に自分の面倒を見てくれる子供がいなくても、老後の心配が少なくなる。年金をもらい介護を受けることが出来る。
*子育てが経済的価値を産むという考え方が世の中にあまりにも少ないせいで、経済成長と反比例して子育ての価値が軽んじられる。
*核家族が増える。送り迎えや保育園などの荷物の準備などは意外と負担が大きいです。子供が2〜3人以上いると送り迎えや健診、受診、参観日などの対応がかなり大変になります。
といった要因もある気がしています。
経済成長と出生率を両立させたいなら、子育て自体に経済的なインセンティブをつけた方が良い気がしてます。子育ては重労働です。
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