使える英語は「狭く」「小さく」「明日から」始めよう!
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英語関連の取材をすると、ドラえもんの、のび太くんが「僕は泳げるようになってからプールに行く」と言ってプールの誘いを断るシーンを思い出します。
のび太くんは泳げない自分がみっともなくて、プールに行きたくない。でも、ドラえもんが「プールに行かないと、いつまで経っても泳げるようにならないよ」と諭すというやり取りが、子供の頃に滑稽に思えました。
ただ、英語に対して私たちは「ちゃんと話せないから使わない」と、のび太くんと同じ過ちに陥っていないでしょうか。
取材した二人によると、完璧な英語を話すことを目指すのはかなり難しいし、完璧を目指す必要もないそうです。
まずは身近な場面、楽しめる場面など限られた範囲から学ぶ形でも、英語は十分に役に立つと両氏。
英語に対して、今年こそ“自分の内なるのび太くん”に勝ちたいものです。
みなさんも、英語に対して自分に言い訳しているエピソードがあったら教えてください。英語話者の4人の中学生に日本語を教えていると、こっちが子供達よりたくさん英語を話さないと、「日本語の先生だぞ」なんて威張っていられません。3人は、英語の非ネイティブですが、小学校1年生から全て英語で勉強してきた子供達。ひとりは完全な英語ネイティブです。
日本語がまったくできずに来日してきた4人ですから、あの難しい日本語を教えるには高度な(?)コミュニケーション能力が必要です。こんな中学生たちに日本語を教えるためには、口八丁手八丁の全てを英語で行う必要があります。あの憧れの板書も、たどたどしい英語で丹精を込めて書いてます。下手な英語も数打ちゃ当たるで、なんとかこちらの言いたいことを理解してもらってます。守田英正選手のW杯での活躍を、英語でのコミュケーションという切り口で捉えた今日のNPの記事に、少しコメントしたのですが、“(生きとし生けるものの繋がりの中で、いかに世界に貢献できるか、という意味での「世界に生きる」という生き方が、ボクは好きです。” その上で、(今や世界共通語になった)英語で世界に繋がっていくという感覚で、英語を使えるようになるには、この記事にあるように、(そのスピードの如何に関わらず)、(いかに楽しみながら)コツコツやり続けるかしかないと思う今日この頃です。ちなみに今日は、I have been to ~ (動詞)という表現を練習しました。Have you been in Japan? (“今までに”日本に行ったことがある?) から、Have you been to Japan? (“近頃”日本に行って来た?) という流れのなかで、I have been +不定詞 というのがとても新鮮な使い方に感じられたので少し練習しました。I have been to buy some bread at the market. (市場にパンを買いに行って来た)というのは、簡単な言い方ながら、その感覚を表したい時に結構使えるなと思った次第です。このHave been to 動詞 という使い方だけで、世界との繋がり方がより楽しくなる。そういう感じで小さくコツコツを世界を広げて行く、という感じでしょうか。明日には忘れてしまっても、いつか、また出会うことで、少しづつ自分の中で育って行くという楽観的な感覚も大事だとも思っています。
追記
“Biden and Kishida to Bolster U.S.-Japan Alliance Amid China’s Growing Power” は、(日本時間の)昨日のNYTのトップ記事の見出しです。記事自体は、全く何も新たなことは書いてなかったのですが、このBolster (ベッドやソファーに置く長い枕のようなもの)が動詞で使えることは、新たな学びでした。「仕方がない」と言ってしまうのはボクとしては良しとしないのですが、「日米だな〜」という感じです。