中国、ウクライナ危機解決へ対話訴え 「制御不能な事態回避を」
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毎度思うことですが、中国の外交は頭の良さを感じさせますね。好き嫌いは各々あることかと思いますが。あれだけの人口の中から一握りの優秀な政治家が出世して政治をやるから当然なのでしょうが、たいして実力がなくても議員になれてしまう日本の政治家とは格の違いを感じさせられます。
注目のコメント
「12か条の提案」とも呼ばれている中国政府の公式見解ですが、その主張にはいくつかの特徴があります。
・中国は中立である(ただし中国がロシアとの関係はあらゆる面において制限されるべきではない)
・欧米諸国はロシアに対して経済制裁を行うべきではない
(もちろん、中国に対しても行うべきではない)
・核兵器、生物兵器の使用にはいかなる状況においても反対
・ウクライナの領土保全の必要性についての言及はなし
・ロシア軍の撤退の必要についての言及はなし
ゼレンスキー大統領は、中国からの「12か条の提案」について、今後、具体的な提案が提示されるのであろうから、それを待つ、とコメントしています。ウクライナ侵攻から1年を経て、中国がまとめた原則は基本的に反西側のトーンを抑えた内容となっており、評価できる。ロシアを支持するのであれば、戦争の責任を西側に課し、対ウクライナ支援を徹底的に非難する姿勢を鮮明にするはずだ。こうした立場を取らなかった中国の意図をよく分析する必要があある。他方で、中国はロシア侵攻前に原状回復せよとも主張しておらず、ウクライナからの撤退も主張していない。その意味では、ウクライナが要求する条件との乖離は明確だ。
実効性のかけらもない「きれいごと」だけを並べ立てた全く意味のない文書。まともに取り上げる価値もありません。中国には本気で和平を仲介する気がないことだけが明らかになりました。