ホーム
10フォロー
394フォロワー
英誌が見た「失われた数十年」から脱却する日本と、“日本化”する米国 | 中国に代わる「アジアのリーダー」に
クーリエ・ジャポン
森 弘樹元証券マン(京都市在住) 証券アナリスト資格
何だかんだいっても、アメリカがこれまで世界で様々な事に関与してきましたが、最早その余裕が無くなってきたことが原因でしょう。 また80年代までの日本は、アメリカ追随外交と言われるほど、ほぼ腰巾着みたいにアメリカベッタリなスタンスで来ました。 鉄鋼・繊維そして自動車・半導体・電化製品と日本製品が強くなると、アメリカは輸出規制を課して、自国産業を守ろうとしました。 しかし現在のアメリカを見るとAppleやAmazon・Googleを代表とするネット企業が産業の柱となりっていて、その当時の政治家がなんとか歯止めをかけようとした努力は無駄な悪あがきとなっています。 そういったアメリカを見て自国の外交戦略を変えたのが安倍さんで、菅そして岸田と続く総理大臣もその方針を変えずにきています。 寧ろそうしないと、国の周囲がチャイナ・ロシア・北朝鮮そして同盟国としては信じていいのか疑問の韓国という地理的条件を抱える日本としては、八方塞がりになるからです。 それで先だっての訪米時に、岸田総理が行った米上下院での演説文を読みましたが、アメリカ国民の心に響くような内容で、え〜この人こんなこと言えるのかと驚かされました。 多分欧米の日本の政治をウォッチしている人たちも、日本は変わったと思ってるでしょうね。 岸田さんはインフレや今後の増税で人気を落としてますが、外交はしっかりやってますね。 https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100652739.pdf
341Picks
74兆円の“埋蔵金”? どうする日銀ETF
NHKニュース
日銀、国債購入縮小の方法検討 事実上の量的引き締めへ移行
時事通信社
森 弘樹元証券マン(京都市在住) 証券アナリスト資格
国債の購入額変更すれば、自然と金利は上がるというのが本来の姿です。 日銀としては、具体的な金利目標を設定せず、柔軟にオペしたいというのが本音ではないかと思います。 そして金利が上がると、心理的に景気トレンドが変わったと世間全体が思うという効果があると思ってます。 どういうことかと言うと、仮に一年の定期預金金利が0.50%になると、百万円に対して税引きで4000円の利息が付きます。 この数字だと金利があるなぁと感じる筈です。 今株価が一時4万円を超え過去最高値を更新しましたが、その恩恵に浴している国民はごく一部だと思います。 よく知られているように日本の個人の金融資産の54%以上は現預金で、株と投信の保有比率は15%程度です。 現預金の次は保険・年金で22%を超えています。 因みに西ヨーロッパ諸国で、現預金比率が50%を超えている国は、ギリシャぐらいです。 預金や保険のリターンは、金利に大きく左右されるわけですから、この金利と個人の景況感という相関性はそれなりにあると思いますね。 現在の1年金利は0.1%ぐらい、これが0.5%になれば、現在のスプレッドから計算すると10年金利は1.3%〜1.4%付近になります。 この程度ならば、それほど過激な金利上昇ではないでしょう。
253Picks
NORMAL