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慶大は内部合格率99%…大学付属校人気でも“進学校”も検討すべき理由
須藤 義男ベネッセi-キャリア 課長
付属校人気の理由としては以下が大きな要因と言われています。
*「入学定員管理厳格化」によって主要私立大学が一般入試等の合格者を絞りがちなこと
*2020年の大学入試改革の不安感によるもの
ただ、「いい大学に入れば就職も生活も安泰」という時代は終わりました。
「大学入学」に着目するよりも、付属校の「一貫教育だからこそできる教育」に着目したほうが、子供たちによってメリットが大きいと思います。
大学付属校の代表的な教育的特徴は、中学生・高校生のうちから大学の授業に触れる環境が用意されている場合が多いことが挙げられます。そのため、中学・高校での学びが、大学での学びにどうつながっているのかについて理解しやすい環境にあります。
また、留学など様々な経験がしやすいということもよく言われます。
どちらにせよ、大学入学は重要なポイントではありますが、ゴールではありませんので、本質的な教育力で選択をするべきだと思います。
「新卒エージェント」隆盛で就活が激変、内定早期化加速の実態
須藤 義男ベネッセi-キャリア 課長
「学生を集めること」にコミットしたナビサイトや合同説明会と異なり、「内定」にコミットしたビジネスモデルであるエージェントが広がることは企業、学生共に選択肢が広がるのでいいことだと思います。
※「どちらか」ではなく、選択肢として「両方ある」ことがポイントだと思います。
特に学生は、買い物ですら「情報を複線化する」が当たり前になっていますから、必然的な動きですね。
学生と話していても、ナビサイトは1つ使いながら、エージェント系・オファー系・口コミサイトを複数活用するが当たり前になってきます。
学生からエージェントのメリットを聞くと一番多く出るのが、通ったor落ちたの「理由」を教えてくれるということを多く聞きます(毎回ではないが、複数の選考を通して)。
理由も分からず落ち続ける対策への1つの選択肢として使っていることが多いようです。
「採用の透明性」がトレンド。スタートアップが考える次世代の就活市場とは
須藤 義男ベネッセi-キャリア 課長
>「企業発」の情報だけ整えても意味がない時代に。
>2019年は「透明化元年」。学生が企業の発信情報を別の情報源からリファレンスチェックするようになった。
上記が本当の学生の実態だと感じています。
学生と話していても、ナビサイトは1つ使いながら、エージェント系・オファー系・口コミサイトを複数活用して「自分に入ってくる情報を複線化する」が当たり前になっています。
※買い物も複数の情報から判断する世代ですから、就職という大事なイベントならなおさらですよね…。
企業のマーケティングがマス広告中心からオムニチャネルに変化してきたように、採用・就職活動も変化するタイミングなのだと思います。
24時間場所を選ばず面接できる。「AI面接」による新時代の採用とは
須藤 義男ベネッセi-キャリア 課長
この記事を読んで感じたことは、「AI面接」を効果的に導入するためには、今までの価値観である「選抜」から「マッチング」の考え方に変わっていく必要があるということです。
「選抜=大量応募こそ価値」という考え方ですと、これらの技術と人を比較して「どちらの方が安いか」の議論で止まってしまいます。
「マッチング(入社後活躍まで視野)」だと、テクノロジーだからこその価値に着目し、「人には出来ない価値」としての期待もすることが出来ます。
例えば、選考結果を定量化することでの活躍人材の可視化や面接官の好みによらない資質能力の担保などです。
テクノロジーの進化と同時平行で、採用活動・就職活動の在り方も進化する必要があると感じました。
上野千鶴子「私が東大祝辞で伝えたかったこと」
須藤 義男ベネッセi-キャリア 課長
上野先生の祝辞の凄さは、「超わかりやすい」にも関わらず「解釈の自由度は大きい」ことだったと感じています。
※個人的には、「あ、この2つが両立するんだ」と驚きました。
具体的な事例をもとにフェミニズム理論を示す前半部分。
「頑張れば報われる」ことの有難さを認識したうえで、「その頑張りは自分のためだけに使うべきではない」という生き方、就職、職業選択に通じる後半の部分。
ロジックも話も「一度読めば(聞けば)わかる」内容でしたが、この祝辞を議論すると「解釈や刺さったポイントの個人差が大きい」と感じました(性別の差関係なく)。
「話の結論や解釈に自由を許さない」情報発信も多い中で、久しぶりに個人の自由度が大きい内容だったのが、話題になったポイントの1つかと思いました。
政府が初の生活満足度調査 趣味や生きがいを持つ人ほど高く
須藤 義男ベネッセi-キャリア 課長
元データを確認してポイントと思ったことは2つです。
http://www.esri.go.jp/jp/prj/current_research/shakai_shihyo/pdf/houkoku1.pdf
①「局面別満足度」で、「仕事」の〝標準偏差〟が一番大きい(ばらつきが大きい)。
⇒住居、家族生活、子育て、医療サービス…などがありますが、「仕事」の満足度の標準偏差が一番大きかったです。※男性・女性とも。統計上の差かどうかは不明。
②数値的な「世帯年収」よりも、主観的な「生活容易さ(困難さ)」の方が幸福感の差が大きくなる。
⇒年収100万円未満と年収1000万円以上の幸福度の差は、約1.7ptの差
⇒生活が「非常に困難」と「非常に容易」の差は約3.0pt
※幸福感は「0点~10点」で選択。
東大教授が「知っている」と「考える」、どちらが大切か教えます
須藤 義男ベネッセi-キャリア 課長
考えること、思考力を伸ばすことの大切さを教えてくれるとてもいい記事です。
敢えて自分の意見として補足をさせていただくと、「考える」を発展させていくためには、「多様性を受け止める力」と「コミュニケーション力」も必要だという点です。
上記2つがあれば、「自分ひとりの考え」で止まっていたものを、他人の意見との差を通じて、自分の考えを広げて深めるきっかけにすることができます。
また、「他人」は同じ意見を言う人ではなく、違う意見を言う人の方が「考え」を昇華することができます。※そのためにも、多様性を受け止める力は大切です。
そういった意味では、「知っている⇒考える」に進むためには、「批判的」「創造的」「協働的」な思考の育成が求められるのだと思います。
会社選び、4割が安定重視 マイナビの就活生調査
須藤 義男ベネッセi-キャリア 課長
元の調査を見に行くと、ポイントは、『20年間の推移で「安定している会社」の選択率が、「自分のやりたい仕事(職種)ができる会社」を初めて超えた』ことです。
※「初めて越えた」がポイントです。
「2020年卒マイナビ大学生就職意識調査」より
https://www.mynavi.jp/news/2019/04/post_19872.html
例えば、13卒では、
*「安定している会社」:約20%
*「自分のやりたい仕事(職種)ができる会社」:約45%
と、2倍以上差が離れていました。
それが、年々差が縮まり、今回の20年卒調査で逆転しました。
それよりも驚いたことは、「働きがいのある会社」は過去(01卒~09卒)は2位でしたが、今は7位であることです。
特に今回の調査で順位を落としています。
ハーバードを超える難関大には「キャンパスがない」。世界の学府は『共同創造の場』に | 作家・田口ランディ
須藤 義男ベネッセi-キャリア 課長
アメリカのミネルバ大学、フランスのEcole 42共に「ゼミ型教育は教育効果が高いが、提供者にとって高コスト」という業界の常識を打破した良い事例です。
これをミネルバ大学は低価格、Ecole 42は授業料なしで提供しているところがキモです。
特にミネルバ大学は、「オンラインだから出来るんでしょ?」という意見も多いですが、実は「オフライン教育(場での教育)」もしっかりとやっています。
「オンラインとオフライン割合の最適化」こそが凄さの本質です。
何をオンラインで実施し、何をオフラインで実施すべきなのか、これらの要素を最適化することで、最もコストパフォーマンスが高い教育を提供しています。
ちなみに、オンライン内容もインプット重視ではなく、学生たちはこのオンライン上のクラスルームでディスカッションし、コラボレーションしています。
AI時代へ向けて育成すべきはAI人材か?
須藤 義男ベネッセi-キャリア 課長
現行の教育改革を否定しているようなリード文ではありますが、中身を見ると全く違い、以下が要旨であると理解しました。
①いくら教育で人材育成をしても、現状の日本はデータサイエンスを実践できる場がない
②なぜならば、データーサイエンス、AIの世界は、知的生産だけではなく、「設備」によるところが大きいから
③これから世に出てくるAIネイティブの若者たちを絶望させないために残された時間はあまりにも少ない
⇒このままだと、教育改革で人を育てても、結局は海外で活躍するだけだよ、と
要は、「人を育てる」だけではなく、「環境も整える」ことをしないと、育った人材は活かしきれないよ、ということでした。
そして、今後の日本は「環境こそ」がボトルネックになってくるであろうという警鐘を鳴らす記事です。
このような情報を「否定」と捉えるのではなく、「融合」していける教育改革を実践したいと思いました。
メンバーが「プレゼン思考」を共有すれば、 事業スピードが最速化する
須藤 義男ベネッセi-キャリア 課長
いい記事ですね。分かりやすいです。
記事では、以下のことが記載されています。
*ロジックの型として、「課題」⇒「原因」⇒「解決策」⇒「効果」とする
*「課題」と「効果」が抜けやすい
「課題」が「イシュー(論点)」だとすると、これが抜けると「何のための提案だっけ?」となってしまいます。特に「相手のための課題(イシュー)」が抜けがちだと思います。
また、提案をつくる過程で「解決策の出来栄え」に酔ってしまい「効果」まで思考が回らないということも多くあります。
これらの思考のフレームワークはとても実践的だと思います。
もし追加するのであれば、「クリティカルシンキング」も同時に修得するとより深い「プレゼン思考」が手に入ると思いました。課題(イシュー)がより明確になった上でプレゼン思考のプロセスに入ることが出来ますので。
参考までに例をあげると、グロービス経営大学院は、クリティカルシンキングとプレゼンテーションの科目を分けて設置しています。
NORMAL
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