木村 駿一

ここで言う「感染者数」は、厳密に言えば「陽性患者数」であることに注意したいですね。 症状が出ていない陰性の感染者がいるからには、本当の感染者はもっと多いわけで、見た目の数字が過小評価されてしまうのを懸念します。

まずは「学年だより」とかの各種お知らせをメールにしてもらえないだろうか。

アイドルって語源が「偶像」ですが、ここに極まれり、って感じのニュースですね。 実際にライブや握手会にいかないライトなファンにとっては、アイドルが実在しても実在しなくても、たしかに大差ないのかもしれません。

「非認知能力(生きる力、人間力)」が重要な社会になるほど、教育格差が固定され、ひいては経済格差が固定されるのでは？、と感じています。 非認知能力は、記事中にもあるように、幼少期から差が生じるもので、学校で良い成績をとる能力よりも、幼少期からの生育環境に左右されます。 過去を振り返ると、身分制社会では、生まれた家によって階級がありました。 次に、身分による差別が否定され、ある程度まで学歴社会が進むと、頑張って勉強して高学歴になれば、企業の幹部なり官僚なり、社会的地位のある仕事への門戸が開きます(あくまで理屈の上では、後天的な努力が報われることになった)。 しかし、学歴よりもコミュニケーション能力などが重視されると(それは当然のことなので否定しませんが)、生まれた環境が将来の決定因子として強くなるのでしょう。

この記事の続編めいたものを自分なりに補足すると、 8年ほど前に流行したマイケル・サンデル教授の白熱教室で、教授は「(現実に生きていく上では)私たちは相対主義に留まっていることはできず、何かを選ばなければならない」とした上で、社会的な意思決定における共同体の大切さを主張しました。 この主張は、その講義の手法が、様々な学生の意見を聴きながら、各自の相対的な正当性を認めつつ、議論を通じてまとめ上げていくものだったので、それ自体が相対主義から一歩抜け出す試みであり、説得力がありました。 しかし、現代においては共同体的な意思決定の土台であるべき民主主義が正常に機能していない国家が多く(過剰なナショナリズムなど)、相対主義の負の面から社会的に抜け出せていない現状があるものと思います 。

私自身、不要不急の外出を控えるよう呼びかけた在フランス大使館の職員であり、同時に「安全上の理由から」デパート(ギャラリー・ラファイエット)を追い出された買い物客の１人です。 この運動は、SNSで参加者を呼びかけたためでしょうが、有象無象が参加していて、全体の統率が取れておらず、本来の目的(燃料価格高騰への抗議)を離れた暴力行為が発生しています。 運動団体それ自身からも、暴徒化へ発展していることについては批判の声が出ているくらいです。

在フランス日本国大使館(凱旋門から徒歩10分)の付近でも、車が横転させられ、本来のデモの目的を外れて単に暴徒化した人々が数刻前までウロウロしていました。 パリに観光等でお越しの方もいらっしゃるかと思いますが、不要不急の外出は控えるよう、お願いいたします。

投票が行われたパリを拠点に日々、諸外国の投票権者に誘致のロビー活動をしてきました。 その中で感じたのは、「日本なら良い万博をやってくれる」と言ってくださる方が多く、日本が外国から信頼されている、ということです。 その意味で、これは外国からの信頼を集めてきた日本人の勝利です。 誘致が成功し、これからは万博を成功させるための活動をしなくてはいけません。 むしろ、ここからが勝負と言っていいのでしょうね。

単なる思いつきですが、この送電コイルを交差点の停止線の地中に埋め、その上に自動車が止まったことを確認するセンサーがあれば、信号待ちの間に充電ができるでしょうか？