ゴールドマンが高額支払い、女性への有害文化隠す代価-社は反論
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セクハラや性被害にたいし「機密保持契約」と高額な支払いで被害者である女性の口を封じてきた。ハリウッドのワインスタインの手口ですが、金融業界でも悪しき習慣のようになっているのでしょうか。ウォール・ストリートはリーマンショックから「白人男性」中心の同質性の高い意思決定層をリスクとみなすようになった。またゴールドマンサックスは「白人男性のみの経営層のIPOは引き受けない」という声明を出していたし、自社のパートナーの多様性も、人種、性別において担保すると明言していました。しかし多様性は一夜にして築かれるものではなく、バックラッシュやボーイズクラブカルチャーとの衝突を繰り返しながら、マネジメントし続けなければいけないものでもあります。
もしこれが事実だとすれば、非常に深刻な問題です。
またこのことは、既に今までのやり方で業界で確固たる地位が築けている企業ほど、ダイバーシティについて熱心に取り組まない可能性があることも示唆しているかもしれません。
高い採用ハードルを設け、「ボーイズクラブ」で長らく成果を上げ、ここから先も特にその地位に揺らぎがないであろうといい確信があれば、多様性を受け入れることは一見すると非効率に見える部分もあるからです。
しかし、「多様性の科学」にもあるように、多様性の欠如は時に大きなリスクを犯しかけません。9.11はCIAが“優秀な人材”と定義し続けてきた高い採用基準が、結果的に多様性の欠如を招き、リスクを防ぎきれなかったことで起きました。
なぜ、多様性が必要なのか、なぜバイアスから抜け出さなければならないのか。今、圧倒的な地位を築く企業こそ、その必要性に、改めて向き合う必要があるのではないでしょうか。すごい交渉力の持ち主なんだろうな。これを言った(普段から言ってそう)上で巨額の和解金を得ている。あるいはボーイズクラブの面々が間抜けなのか。いずれにせよ、痛快↓
「苦情を訴えたパートナーは19年の社内イベントで、取締役会に名を連ねる女性たちに多様性について尋ね、ゴールドマンを率いるには白人で薄毛の男性でなければだめなようだと冗談を言った。明らかにソロモン氏や前任者らを指したもので、経営陣はかんかんになったという」