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どうする台湾。プラ製ストロー規制で「タピオカミルクティー」危機 - まぐまぐニュース!
まぐまぐニュース!
奥野 竜太郎小龍科技有限公司 CEO
何を隠そう、20年前の1998年に東京渋谷パルコパート1 7Fにあった、大学在学中に経営していたお店「小龍茶館」で、タピオカミルクティーを「パールミルクティ(中国語の珍珠奶茶の直訳)」と名付けて売り出し、日本で大流行のきっかけを作ったのは私だったりします。 当時はまだ非常に珍しく、テレビや新聞・雑誌などでご紹介いただき、あっという間に大流行しました。コンビニでタピオカを使っていない劣化版が出るなど、あまり好ましくない感じもありましたが。。 うちの店の「パールミルクティ」は場所柄もあり、生クリームを入れた高級版で、1杯500円で、ガラスのグラスに入れて提供していました(生クリームのアイデアをくれたのは、現在でも中目黒でエチオピア料理「クイーン・シーバ」のオーナーをつとめるソロモンさん。幼い頃からお世話になっています)。1日100杯以上売れていたこともありました。 そしてあの極太ストローや黒タピオカ(粉圓)は日本にある業者が扱っておらず、自分で台湾に行って友人を作り、その友人から個人輸入で仕入れていたのを思い出します。最初は屋台やるのかと思われて、封をしたりする機械の工場に連れて行かれたりしましたが、いやいや、そこまでは。。って感じでした(ひっくり返すのもパフォーマンスの一つではありましたが)。その後流行ってからは、日本の中華食材屋業者でも扱うようになりました。 現在も当時と全く同じレシピかはわかりませんが、その後に移転した恵比寿西口恵比寿銀座通りの「小龍酒家」の後を継いだ「広東料理 海栄」では現在もパールミルクティやパールココナッツミルクなどの派生ドリンクが飲めるようです。ご興味がある方は「広東料理 海栄」で「東京元祖パールミルクティ」をぜひご賞味ください。 さてそんなタピオカミルクティーに使われるプラスチック製の極太ストローやコップが本場台湾では今問題になっているようです。コンビニのビニール袋も廃止決定など、かなり極端な規制政策の実施に踏み切っているようですね。 確かにプラスチックゴミが環境に与える影響と被害は甚大になっているようですが、しかしあの文化がなくなるのはもったいない。何かうまく解決できる方法はないものでしょうか?
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