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中国の瑞幸珈琲、米IPO申請-スターバックスと競争する急成長企業
Bloomberg
Matsuzawa Jun革新道路安全咨询(深圳)有限公司 代表取締役
日本にいるとラッキンコーヒーの凄さを店舗数でしか感じられないと思いますので、実体験を紹介します。 私は深圳で毎週5杯以上ラッキンコーヒーのお世話になっています。アプリダウンロード後に送られてきた無料券を使い切った後、半額券が出た時にそれを10枚買いましたが、注文すればするほど半額券や62%引き券などが送られてきて、まだその10枚を使い切らずにいます。 5割引後の12元という価格は安く済ませたランチ価格と同水準ですから、決して安いとは思いません。それでいてスタバの32元をはるかに下回ります。この価格設定はよくよく考えられたものでしょう。12元は日本円200円。ちょっと前のドトールコーヒーの価格です。 しかし、このビジネスモデルがスタバ潰しと言われるのは、単に価格面だけの理由ではありません。せっかちという中国人の性格にもあっているのです。スタバでレジで並んで飲み物を受け取るのにまた並ぶというスタイルは、最も嫌うスタイルです。その証拠に、少なくとも深圳では、スタバの混み具合が大きく緩和されています。ラッキンコーヒーなら会社でスマホから注文し、エレベーターで一階に降りれば、待たずにコーヒーを受け取れます。殆どがテイクアウトまたは宅配ですから、地代も少なくて済みます。 そして、店舗政策もなかなかよく考えられています。深圳で感じるのはその店舗数の多さです。会社のビルの一階にもありますし、私の家から徒歩2分の場所にもあります。会社も自宅もそんな便利な場所ではありません。そんな場所も含めて絨毯爆撃のように小さい店舗を数多く配置するから私のようなリピーターが生まれやすいのです。 現在はラッキンコーヒーの知名度を上げるのとコーヒー党を増やす時期です。ここで資金調達できればこのビジネスモデルは成功する確率が高いのではないでしょうか。
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