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【衝撃】利益相反という商慣習。ニッポンM&A村の不都合な真実
丹野 裕介株式会社Tryfunds 代表取締役
M&A業界に関するあまり知られていない裏側、Tryfundsが業界をどう変革して行きたいのかについてNews picksさんに取材頂きました。
かくいう弊社も、元は仲介型もやっていた1社です。
確かに、仲介型がワークする案件もありますが、ワークしない案件についてはやるべきではない。
それをパッケージにして、仲介だけをブローカーチックに「こなすこと」が目的となる案件はフィー水準も安くなるべきだと考えています。
ディールは、決めることはもちろん重要ですが、①決めた後に事業成功すること、②投資回収することがメインであって、それが出来ないような仲介フィーの高騰や、ブローカレージが続くと、良いことはない。
「リーズナブルな高額フィーなら別に良い。そうじゃない案件はトランザクションコストを最適化すべき」と言うのが当社のポジションです。
NPというと、百戦錬磨のプロの方々がガッツリいる中で、こうした見解を出す事にかなりビビりましたが、「みんな感じているけど声を大にして言えないよね」と言うことを明らかにしてみました。
飲食店経営に手を出したら、その先には「地獄」が待っている
丹野 裕介株式会社Tryfunds 代表取締役
世界4カ国、約60店舗の飲食店経営に携わっています。
概ね同意で、飲食は生半可に入りやすい事業であり、かつ、儲けるためには色々な論理が崩れる業界だと思います。
ITで言えばUXを最大化させればCVが上がる、というビジネスモデルが成立しますが、飲食ではUXを最大化させたところでCVが上がるかはわからない。
事業とは、そもそもCV数とCV当たり利益額の掛け合わせで成立するものなので、「うまけりゃいい」「楽しければいい」「使いやすければいい」とは少し異なる。
美味しいものは、原価も高いし、調理師も高い。
気持ちいい空間は、家賃も高いし、内装も高い。
お客様のUXを追求すると、初期投資がかさんで投資回収が難しくなったり、利益率が下がったりする。
そもそも、価値と原価が逆行するモデルになってしまうのだ。
おまけに人に依存するモデルで、家業(個人経営)から事業にするハードルが高いし、雇用がらみのパワーも大きくかかってくる。やってみるまでわからないのに初期投資も大きいので、A/Bテストも一苦労。
これを、老後の楽しみとしてやるのは中々難儀で、生半可な気持ちで始めてしまうと、後戻りできない。
個人でやりたいような美味しいものを作り、個人でいつまでもやり続ける覚悟を持つか、稼ぐほうに振り切るか。いきなり大きな決断をしないとならない。
でも、楽しい。これが困る。
Facebookがミッション変更「世界のつながりをより密に」
丹野 裕介株式会社Tryfunds 代表取締役
企業におけるミッションの変更は、微差であっても大きなインパクトがある。
企業が発するメッセージではあるが、これぞザッカーバーグの人生に刻まれた言葉なのだろうと勉強になる。
Facebookをローンチしてから、色々な事があったのだろう。
人生についてのメッセージが乗っかっているので、しっくり来る。
自分も頑張ろう!
■関連記事 Mark Zuckerberg explains why he just changed Facebook's mission
http://money.cnn.com/2017/06/22/technology/facebook-zuckerberg-interview/index.html
「DAZN」欧州CL、EL全試合の独占放送権を獲得 来季から3年間
丹野 裕介株式会社Tryfunds 代表取締役
偶然、電通のスポーツ関連の方とこの話をした。同時に一つの回線しか提供できないテレビ側と異なり、DAZN含むアプリ(ネット)プレーヤー複数同時中継ができる。
それはAbemaもそうで、同時間にサーフィンを見ていようと、麻雀を見ていようとクレヨンしんちゃんを見ていようと視聴カウントできる。
しかも、視聴そのものがフィーになるストックモデルをしいているからビジネスモデル的には係数で処理しやすい。
ビジネスモデル上が違うから、展開スピードも、放映権買収金額も違う。技術的に実装可能なことを、スポーツへのセグメンテーションで全て持っていこうとしている。
素晴らしい。
米ヤフー自壊、孫正義氏の後悔
丹野 裕介株式会社Tryfunds 代表取締役
自分が新卒就活生だった2010年当時、Yahoo!はそれほど魅力的な会社には映らなかった。
ここにあるようにスマホシフトにも遅れていたし、とてもテクノロジーを売りにしているような会社には見えなかったからだ。
当時優秀な学生が集まると言われていたDeNAや、中途でコンサル出身のブレーンを大量採用していたGreeと比しても、イメージさえないくらい不思議な立ち位置に見えた。
それからたった6年、【爆速】を掲げてからまさに爆速で会社が変わっているのを外からでも見て取れる。
採用マーケットにおいても、いわゆる、何かイケてる感じがするし、何かすごそうなポジションになっている。「日本のYahoo!はアメリカとはモデルが違う」と当時から言われていたけど、日本だって、あのままいったら、同じような結末を辿っていたことだろう。
そう言う意味で「決めたから。」という孫さんの大きな決断は、社長としていかに苦渋かつ素晴らしい決断だったのか。そして、44歳での社長登用という二つ目の決断も。すごすぎる。。
NORMAL
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