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日立、週2~3日出社 在宅前提に脱・時間管理
日本経済新聞
川崎 アツシグロービス経営大学院 茨城水戸特設キャンパスリーダー 地域戦略担当
日立製作所の工場群のお膝元で育ちました。中学卒業と同時に日立に入った父親と職場結婚の母親の間に生まれました。家には日立の家電しかなく、イベントといえば工場の祭か組合の運動会。幼稚園のころ父のかぶる日立のロゴ入りの作業帽に憧れて工作で作った思い出があります。油にまみれた鼠色のちょっと酸っぱい匂いがする作業服があの頃の父の記憶です。 七十代も半ばとなった父は未だにまだ職人として工場の中にいます。「俺には学がないから偉くなんかなれないけどな」僕が18の時の時京都で一人暮らしを始める最初の夜、2人きりのアパートでにこりとしながら呟いた一言を今でも思い出します。偉くないけどずっといる、僕と全く違って寡黙で温厚な人です。 僕にとって日立製作所はそんな父の姿そのものです。 コロナ騒動があり働き方改革が進んで行くことは次の時代の社会の先駆けとして大事だし日立がその先頭を行くのは誇りに思います。一方で、僕がいつも思うのは製造現場のものづくりの油まみれの作業服の父たちのこと。僕にとっての日立のイメージはそっち。先日も退勤時間の旧水戸工場の正門のたくさんの人を見て懐かしんだりしました。 少子化とグローバリゼーションの中で工場の統廃合、海外への拠点移動、下請け企業への影響、街の疲弊。そんな中で油のにおい、土のにおいのする方々の働き方や幸せの形はどう変わっていくのか。稼ぎ方はどう変えていけるのか。守っていけるのか。地方創生の現場はじつはこういうところなんだろうと。 ビジネススクールの運営に関わり、人材の力でビジネスを強くしてビジネスの力で地域を元気にすると掲げ水戸キャンパスを立ち上げて4年。プロスポーツの力で事業を通じて地域を面白くする会社をつくらせていただき3年。ラジオの喋り手として15年。 日立製作所と聞いたとき、どんなイメージが頭に浮かぶのか。このニュースを見たとき、賛同と同時に、では現場はどうなるのだろうと思ってしまうこのことこそが、結局僕が地方にこだわる根っこにあるし、地方創生を仕事にしたいとおもう原風景なんだな、と感じました。 原風景。改めて大事です。
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茨城ロボッツ、地域振興へ子会社 他のプロ競技と連携
日本経済新聞
川崎 アツシグロービス経営大学院 茨城水戸特設キャンパスリーダー 地域戦略担当
新しいチャレンジになります。以下のミッションとビジョンを掲げさせていただきました。場を作り、人をつなぎ、知恵を集めつ役割を地方創生の現場でチームで担っていきます。スポーツと地域のいい関係づくり!よろしくご指導ください。 ▶ミッション  茨城をとてつもなくオモシロくする 茨城スポーツタウン・マネジメントは地域に生きる人々の暮らしを、スポーツ&アクティビティを中心としたコンテンツの力で、より楽しく、より豊かに、よりお洒落に、よりパワフルに、より刺激的に彩る仕組みを構築し、「とてつもなく面白い茨城」の実現に貢献する。 ▶ビジョン BLUE PRIDE 青いプライド。茨城ロボッツや水戸ホーリーホックに代表される県央地域の青色のプロスポーツとそこに繋がる数々のスポーツアクティビティ。茨城の碧い空と大地、そして水辺。さらに水戸としての葵の魂---。私たちは、これらの魅力と価値、可能性を誰よりもよく知り、そこにある無限の可能性を信じる。事業を通じて地元の魅力と価値の「再発見」「再構築」「再発信」するための場をつくり、人をつなぎ、知恵を集め、笑顔を生む。オモシロいをプライドに変える。自慢したくなる地元を作り出すためのアイデアと実現力にあふれたアツイチームとなる。
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