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牡蠣を使って海洋汚染を監視、仏のスタートアップ企業
長谷川 琢也Re:gion Picker / Yahoo! JAPAN SDGs 編集長 / FISHERMAN JAPAN Co-Founder
これはすごい。こんなことまでできるようになってきたんですね。。
海をはじめ、水の調査はかなり大変です。
まず当たり前ですが人は水の中では息ができないし普通には歩けないので、船が必要だったり潜水のための道具が必要です。
パッといってパッと検査、というわけにいかず、結構手間がかかります。
そして海や川の中には目に見えやすいサイズの魚などだけでなく、小さな生き物がたくさんいて、検査のための道具などはすぐ色んなものが付着し、掃除しないとうまく検査できなかったりもします。
この仕組みでどこまでのことができるかは分かりませんが、貝の動きなどで異常を感知したりデータをとることができればものすごい便利ですね。
ちなみに牡蠣は水を綺麗にする力を持っていて、東京湾が泳げるレベルまでになったのは一部牡蠣の力を借りたという話もあります。
(この記事にはあまり関係ないけど。。)
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO90355110Q5A810C1CC0000/
「海を休ませるレストラン」漁に出ない選択も…漁師たちの挑戦 背景に「漁師では生活できない」日本の漁獲量は4分の1に激減 さかなクンと考える【news23】
長谷川 琢也Re:gion Picker / Yahoo! JAPAN SDGs 編集長 / FISHERMAN JAPAN Co-Founder
名前がいいですね!
「海を休ませるレストラン」
考え方としては最高です。
問題は、正直ものが馬鹿を見る、になりがちというところ。
天然の魚を狙う漁師はどうしても競争の要素が強いので、誰かが休んだらその分誰かが多くとっちゃえ、という気持ちになってしまいがちです。
そういうのを防ぐために、海外では資源管理のルールや仕組みの工夫もあり、競争の中にも「良い魚(高く売れる、大きいなど)だけをとったほうが儲かる」「今はとらないろうが今年も来年も儲かる」という考えで漁が行われ、結果として魚も増えて売上や利益も増えるという素晴らしい結果が生まれている国もあります。
そしてレストランやスーパーも管理された魚を扱った方がお客さんも来るし魚や海のためにもなる、という意識を持っている国も。
日本も早くそうなるといいですよね、ほんとに。
【このままではサンマは高価なまま】国際漁獲枠10%減に隠れる問題点、日本が世界へ取るべき戦略とは?
長谷川 琢也Re:gion Picker / Yahoo! JAPAN SDGs 編集長 / FISHERMAN JAPAN Co-Founder
そうです。時は戻せないのです。
サンマだけじゃなくてサバもなんです。
なんでみんなサンマの話ばかりするの?海外のせいにばかりするの?
ちょっとマニアックな部分もありますが、ぜひこの記事を読んでみてください。
海はつながってます。これはみんな知ってるはず。
魚は泳ぎます。これも知ってるはず。
日本の海だよ、と言っていいエリアと、世界みんなの海だよ、というエリアがあります。魚によってはそこを行き来する種類と、狭い範囲で生まれて一生を終える種類がいます。このあたりから知ってる人と知らない人が出てくる。
そして大事なのは、資源管理にも国際調整や対話がとても重要ということです。
これまで散々サンマをはじめ世界中の魚を獲って食べまくっていた日本人が、急に「魚をとりすぎるといなくなっちゃうからやめてよ!」と言い出しても、はぁ?ってなりますよね?しかも自分たちは厳格なレベルで管理してないのに、ですよ。
だから国際的な調整をする人たちと、国内の調整をする人たちが連携し、さらにそういう大変な調整が行われていることをみんなで知ることが大事なんだと思います。
制限されたら生活に影響が出る漁師たちがいることもわかってます。ある程度は補償が必要かもしれません。
でも今世の中厳しい職業の人は他にもたくさんいるので、自分たちだけ苦しいわけじゃないということはある程度考えるべきですよね。
完全に絶滅して(または戻らないくらい減って)からじゃ遅いんです。
サンマとサバ、めちゃくちゃおいしいですよね。
これからも食べたいので、少し価格が上がってもいいし、年に食べられる回数が減ってもいいと個人的には思ってます。
(ちなみに日本人の平均とると、サンマは2本程度だそうです。価格上がってもほんとに生活を圧迫しますか?)
みんなで考えて、みんなで行動したいですね。
【現場ルポ】潮干狩り気分で「レジャー密漁」を直撃 「ついうっかり」「わずかなアサリ」が前科に
長谷川 琢也Re:gion Picker / Yahoo! JAPAN SDGs 編集長 / FISHERMAN JAPAN Co-Founder
ダメなものはダメなのです。
「昔は〜」とか「海はみんなのものだから」とかじゃなく、ダメなものはダメ。
海外では海産物を持っていると、子どもに「それどこから持ってきたの?海から勝手に持ってきたんなら警察に連絡するよ」と言われる地域もあるそうです。
教育や周知がきちんとされてるということですね。
漁師の利益のためだけに、ということではなく、海や海の生き物は国も自治体も漁協も含め、多くの人が「みんなのため」にお金や人をかけて守ってるんです。
(みなさん言いたいことは色々あると思いますが)
アサリとか牡蠣くらいいいじゃん、ではないのです。
管理せずに好き勝手すると、生物多様性も治安も災害対応も崩れるのです。
海のことはみんなで考えましょ。
管理の先に昔みたいにめちゃくちゃ海が豊かになったら、そのときどうやって磯遊びや市民による狩猟みたいなことについて楽しく議論しましょ。
患者と医師「女性同士」が有益 東京大など調査、死亡率など低く
長谷川 琢也Re:gion Picker / Yahoo! JAPAN SDGs 編集長 / FISHERMAN JAPAN Co-Founder
すごく重要な研究だと思います。
ネットの反応見てると受け取り方が色々ありそうですが、どうしても体のつくりが違う中で「女性同士のほうがよいこともある」という結果が出ているわけなので、記事の最後にあるように「日本でも女性医師は少ない。同様の傾向があるか調査し、医療体制による患者の不利益を減らしたい」という流れにつながるのは良いことだなと感じました。
性別と職業は本来関係ないですが、どうしてもまだまだ日本ではそうなっていない分野があったり、過去嫌な事件(?)があったりします。
こういう研究やデータが何かの後押しになることもあるはずなので、医師を志す人や、不安を抱える患者さんにとって良いニュースになるといいですね。
【音声】「漁師をなりたい職業に」若者集める石巻の仕掛け
長谷川 琢也Re:gion Picker / Yahoo! JAPAN SDGs 編集長 / FISHERMAN JAPAN Co-Founder
先日生放送に呼んでいただいて、フィッシャーマン・ジャパンの取り組みや、石巻の「すギョいバイト」についてお話しさせていただきました。
いろんな人にイイねって言ってもらえる取り組みなのですが、何よりも地元で好評だという事実が、この取り組みの本質がきちんと伝わっている証拠だなと(手前味噌ながら)思うのです。
ふるさとガチャなども言われる世の中で、地元の産業をきちんと自分の目で見て、体験してみることの大切さをもう一度各地域、各産業で考えていくべきなのではないでしょうか?
嫌な気持ちで仕事には取り組みたくないですし、家族や地域の人からもリスペクトされるべきだと思うんです。
自分たちの仕事の良さを見つめ直すという意味でも、それを未来の世代に伝えるという意味でも、すギョく良い取り組みになってきたなと思っています。
利回りが低いのに、なぜ大人気?自治体が発行する「SDGs債」 企業が欲しがる真相…「漁場を守りたい」に6倍超の需要
長谷川 琢也Re:gion Picker / Yahoo! JAPAN SDGs 編集長 / FISHERMAN JAPAN Co-Founder
とても良い流れですね。
LINEヤフーとしても数年間カーボンニュートラルに特化した企業版ふるさと納税をやらせていただき、各自治体のお話をいろいろ聞きましたが、その時に環境を良くするための事業にどうお金を集めるかとか、地元の中小企業のカーボンニュートラルやネイチャーポジティブの取組をどう後押ししていくかが課題だという話をよく聞きました。
やはりお金がないとこういう活動のインパクトは出しにくいですし、お金を出すからには何らかのリターンが必要。
もちろんカーボンニュートラルもネイチャーポジティブも、短期的なリターンを求めすぎてはいけないですが、企業としては株主がいたり従業員はじめ事業を守っていかないといけないので、完全に社会貢献だけで多くのお金は出しにくいのが実情です。
ですのでこの記事の後半にあるように、地元の中小企業のブランディングや採用、そして今後はESG投資をはじめとするお金集めや取引先開拓にも多少効果があるようなお金の使い方が求められているんだと思います。
広がるといいですね。
もちろんお金を使う自治体側も、成果をきちんと出していく必要がありますが。
不漁が続くサンマ漁獲枠1割減で合意 初の漁獲管理規則導入 資源管理をめぐる国際会議で
長谷川 琢也Re:gion Picker / Yahoo! JAPAN SDGs 編集長 / FISHERMAN JAPAN Co-Founder
またこういう伝え方してますね。他の国が悪いと思わせるような伝え方。
こう伝えると喜んで文句を言う消費者が多いことも問題。
22万5000tがどういう数字なのかとか、そんなことには興味もなくただただ他の国が悪いと印象を与えるの、もうやめませんか?
他の記事にもありますが、
日本のサンマの水揚げ量は近年、上限を大幅に下回る水準で推移していて、水産庁は「漁獲量の上限が抑えられても消費者にとっては大きな影響はないだろう。」としている。
って、制限を下回るほどとれてないってことですよ。
下回る規制でサンマ増えます?
50匹しかとれてないのに、100匹とっていいよ、って言ってて、「これでサンマ増えるでしょ」って言ってるってことですよ。サンマ増えます?40匹にしようよ、とか、いやいや30匹にしようよ、にしないと意味なくないですか?小学生でもわかる気がするけど。
消費者に影響ないってことは、資源管理にも影響ないってことじゃないんでしょうか?
サンマについてはよかったら数年前にたくさん読まれたこの記事をぜひ読んでみてください。
・サンマが獲れないのは中国のせいじゃない? メディアが伝えない不漁の真実
https://sdgs.yahoo.co.jp/originals/37.html
高校生が水産加工業でアルバイト体験 石巻
長谷川 琢也Re:gion Picker / Yahoo! JAPAN SDGs 編集長 / FISHERMAN JAPAN Co-Founder
今年も大好評だった石巻の「すギョイバイト」について取り上げていただきました。
漁師を増やし育てる活動を続ける中で、石巻の漁師たちからも「自分の子どもたちに継がせないのに外から人を引っ張っていくのはなんか違うかもと思ってる」という話が出てきて、石巻で生まれ育った子どもたちにも海や漁業の素晴らしさを伝えよう、という取り組みを色々とやってきました。
その中で、地域の高校生が「人生初のアルバイト」をどうせだったらその地域にしかない仕事でやってもらおう、と「時給ももらえるし、魚ももらえるし、他で体験できない」すギョイバイトとして昨年実施したら、応募もたくさんくるし、先生や親御さんからもイイねって言ってもらえるしで、かなり良い企画に!
これは、石巻の漁業だけじゃなくて各地で担い手に困っている産業でぜひ真似してもらいたいと思っています。
チェーン店などでのアルバイトはどこでもできるしいつでもできる。
せっかくなので、その地域ならではの体験をしてもらって、良いことも悪いことも見てもらって、結果ふるさとを離れることになっても体や心に何か少しでも刻んでもらえれば、その先の彼らの人生の糧になるのではないでしょうか。
明るく軽やかに社会課題に触れる。『笑える革命』小国士朗が考える企画の力
長谷川 琢也Re:gion Picker / Yahoo! JAPAN SDGs 編集長 / FISHERMAN JAPAN Co-Founder
社会課題にきづいてしまったとき、それをどう伝えるのがいいのか、プロジェクトを立ち上げる役をやることが多い身としても、メディアの編集長をやっているという立場でも、いつもものすごく悩みます。
そんなときに出会ったのが「笑える革命」という本でした。
その著者の小国士朗さんも、長く大きなメディアの社員をやっていて、その中でメディアとしての役割や副業としてプロジェクトを立ち上げるなど、同じようなことをやってる中で、とにかくおもしろいしインパクトのあることをやってらして、大尊敬していました。
その小国さんにインタビューし、企画やメディア、そもそものものの見方で考え方も変わるし巻き込める人も変わる、という話をたくさんお聞きしました。
そのヒントはお笑い芸人のみなさんの大喜利やコントにある。
ヒントがたくさんつまっている記事ですので、ぜひ読んでみてください!
東京湾、潜ってみると“驚きの光景” 海水温上昇で漁業は“打撃”(日テレNEWS NNN)
長谷川 琢也Re:gion Picker / Yahoo! JAPAN SDGs 編集長 / FISHERMAN JAPAN Co-Founder
海が変わってきてます。
これを言っても一般の人は普段海の中を目にすることはないのでピンとこないかもしれません。
なのでたまにニュースでこういう海の中の様子を伝えてくれるものは、ぜひ見ていただきたいなと思います。
東京湾にサンゴですよ。こんなにたくさん。
熱帯魚と言われるような魚も増え始めています。
三重県や静岡県の海には数年前からこの動画に出てくるような魚もちらほら見られましたが、東京湾にも結構きてるんですね…
海水温の上昇は漁業はもちろんのこと、天気にも影響してきます。
風の流れ、海流、寒気などなど、全部つながっていますから。
ご興味あればぜひこの記事も読んでみてください。
・スーパーエルニーニョと暖冬は「異常気象の時代」への入り口? 地球沸騰化がもたらす地球の未来
https://sdgs.yahoo.co.jp/originals/191.html
よく言われるし自分も考えてしまうのは、「じゃあ私たちは何をしたらいいの?」ということ。
海を冷ますことはできるのでしょうか?
風を呼ぶことはできるのでしょうか?
そこで思考停止になってはいけないんだと思います。
気候変動対策でやれることはコツコツやっていく。
そして、記事に出てくる漁師さんが言っているように「海に合わせていく」という意識を持って対応していく。
そうやって海との関わりを良いものにし続けていきたいものです。
「災害水ストレス」1週間で限界に 被災地に温かいシャワーを提供したベンチャー企業、“長期断水”への備えを訴える
長谷川 琢也Re:gion Picker / Yahoo! JAPAN SDGs 編集長 / FISHERMAN JAPAN Co-Founder
東日本大震災で被災した人たちも、今回能登半島で被災した知り合いも、みんな口を揃えて「水回り、特にトイレ環境のストレスが一番きつかった」と言っています。
災害時はもちろんのこと、これから世界規模で水の課題は大きくなってきますし、WOTAのようなテクノロジーやサービスの重要性はどんどん増してくると思ってます。
東日本大震災の経験をもとに開発が進んだモバイルトイレが、能登半島で活躍してるのを目の当たりにしました。
しかも有事の時に助け合えるよう、各自治体が整備を始めていて、今回色んな自治体の名前が入ったモバイルトイレが能登半島に運ばれているのを見て、この記事にあるように何かあったときのために新しいテクノロジーを各自治体が備えておく必要性を感じました。
「他のには負けない」福島の31歳漁師が挑戦する“幻のエビ” 処理水放出で風評被害それでも「息子の世代に漁業をつないでいく」【つなぐ、つながる】
長谷川 琢也Re:gion Picker / Yahoo! JAPAN SDGs 編集長 / FISHERMAN JAPAN Co-Founder
震災復興について色々とメディアやよそ者が言っても、それぞれの視点があるしなぁって思ってしまう。
正しいことも正しくないことも、ぎゃーぎゃー言う人を見ても、なんの覚悟があってそれを言ってるの?と。
でも、誰かに残すために必死になってる人の言葉は、どんなことがあっても正しいんだと思う。
それを受け取ろうという人がいたらなおさら。
息子に即答で猟師になりたいって言われたら、そりゃがんばるしかないですよね。
ブドウエビまじでめちゃくちゃおいしいので、頑張って欲しいです。
「昆布」が気候変動に苦しむアラスカの“救世主”になろうとしている | 困窮する先住民の暮らしを救えるか?
長谷川 琢也Re:gion Picker / Yahoo! JAPAN SDGs 編集長 / FISHERMAN JAPAN Co-Founder
気候変動や生物多様性の対策として海藻が注目されていす。
ただこの記事からは、陸の仕事がなくなりそうだから海で稼ぐ、そのための権利の問題や資金、そしてマーケットの課題、など色々混ざっていて、気候変動や生物多様性対策として取り組もうとしてるのか、そうじゃないのかはよくわかりませんでした。
日本のように古くから海藻を当たり前のように食べていたわけではない国で、この記事に出てくるような投資額で一気に産業がうまくいくのは難しい気もします。
そもそも大切にしなければならない陸の仕事を再生するための環境対策はどうなってるのか、というのがとても気になりました。
陸の対策もやってるんだろうとは思いますが、陸を食いつくしたから次は海、みたいな感じだとサステナブルじゃないですからね。
NORMAL
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