佐藤 愛華

ブラジルの医療は個人的に進んでいるという印象がなかったがブラジルの公共医療への取り組みが賞賛されていることに驚きである。金銭状況的に個人で医療保険に加入できない場合はSUSという医療保険制度で医療を受けられる制度は医療を受けられる仕組みの入り口としてはいい。また，最後のコメントの政治家は常に最高級の民間医療保険の恩恵を受けている。公的医療を自慢するのであればなぜ民間医療を受けているのかというのに対して何かSUSでの問題があるのではないかと考えた。実際に日本貿易振興機構の発表によるとSUSにより国民は無料で医療を受けられるが政府が医療機関に払う給付額が少ないことや対象となる病院少ないため患者が長時間待たされることがあるとのことでサービスの質があまりよくないことが分かる。そのためまだまだ民間医療の方が提供できる医療の質が高いのではないかと考えた。 日本貿易振興機構　少ない給付額や病棟数などの課題に直面する公的医療保険（ブラジル） https://www.jetro.go.jp/biznews/2013/08/521a9ece9b460.html

メキシコがニアショアリングの受け皿として投資誘致の大きなチャンスを迎えているにも関わらず大統領の不適切な政策でその機会を無駄にしていると論じているがその通りであると思った。メキシコの投資促進機関を不必要だとして廃止している点や水不足を理由にほぼ完成したビール工場プロジェクトを取り消ししたことは大統領が投資の機会を無駄にしているという事実を裏付ける。ただ大統領の不適切な政策があるにも関わらず2023年上半期の国内総固定資本形成は前年同期日の18.2％増えており，経済成長の3.85ポイントに達したと記載がありニアショアリングの流れがメキシコの投資活性化に寄与していることが分かる。そのため大統領の不適切な政策が緩和すればより海外からの信頼が集まりニアショアリングの恩恵を最大化することができるのではないか。 日本貿易振興機構　ニアショアリングの波を受け投資が過去最大基準に（メキシコ） https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/2023/00de21796c45ba7b.html

この記事から農地にインターネットを導入することで今まで通信環境の悪さで妨げられていたことが可能となるため今まで以上に農業が活発化しさらなる国外からの投資による成長が見込めると考える。サンパウロ大学応用経済研究所によると、アグリビジネスはブラジルの2021年のGDPの27.4％をしめブラジル経済にとって重要な役割を果たす産業だと記載されている。またアグリショーの開会式で新型コロナウィルス感染拡大によりアグリショーを2年間開催できなかった期間もブラジルの農業界は農機の稼働率や供給力を損なうことなくでき，投資を呼び込めたとたたえていることからもブラジル国内での農業生産力の安定を世界に示すことができ農業大国としてますます成長するだろう。 日本貿易機構　世界最大規模のブラジル技術見本市「アグリショー2022」食糧安全保障への貢献に期待https://www.jetro.go.jp/biznews/2022/05/b3259e4c8490c68f.html