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AI投資、首位米国10兆円 12位日本の100倍、23年
共同通信
小澤 健祐おざけん / AINOW編集長 / 「生成AI導入の教科書」著者 / 生成AI活用普及協会 協議員
「日本のほぼ100倍」という数字に驚き。ただ、投資するといってもアメリカを追いかけるのではなく、日本独自の「データの質」などの強みにフォーカスした投資がもっと生まれるといいなぁと思います。 日本が「データの質」という観点で独自の強みを持っていることは、国際的な競争において大きなアドバンテージになります。たとえば、日本の医療データや交通システムのデータは、非常に精密で詳細な情報を含んでおり、高い価値を持つことができます。 アメリカが技術革新の分野で積極的に投資している点は見逃せませんが、日本はアメリカの模倣ではなく、長い歴史の中で、日本の文化や社会が培ってきたユニークなデータを活用することで、異なるアプローチを展開できるはずです。 ただ技術に資金を注ぎ込むのではなく、そのデータをどのように活用し、どのような問題解決に結びつけるかという視点が重要です。国際的なデータ共有や協力体制を整えることも、日本が世界においてリーダーシップをとるためには不可欠です。このように、日本は「データの質」にフォーカスした独自の投資戦略をさらに推進することで、技術革新の分野で新たな道を切り開くことができるでしょう。これは、国内外の多様な問題に対して独自の解決策を提供し、日本の国際的な影響力をさらに高めることにも繋がります。
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論文検索のポストGoogleか。事業開発を加速する「Memory AI」とは
Forbes JAPAN
小澤 健祐おざけん / AINOW編集長 / 「生成AI導入の教科書」著者 / 生成AI活用普及協会 協議員
一言で言うと、生成AIの発展により、定性的で非構造化データを扱うことが可能になってきました。その可能性を体現しているのが、この「Memory AI」ですね。 膨大な論文を単に「検索」するだけでなく、論文間の相関性を可視化するMemory AIのようなツールは、生成AIなしでは実現が難しかったものです。従来は埋もれていたかもしれない論文間の関連性が明らかになったり、意外な相関関係が発見されたりすることで、研究開発のさらなる加速が期待できます。特に、異分野融合による新たなイノベーションの創出には、このようなツールが大きく貢献するでしょう。 Memory AIは、自然言語処理による独自のアルゴリズムを用いて、大量の論文データから研究テーマを構造化し、俯瞰できる形で可視化しています。これにより、専門外の領域であっても、その分野の研究エコシステムを素早く把握することが可能になります。こうした機能は、異分野連携を進める上で非常に強力なツールとなるはずです。 今後、Memory AIのようなツールがさらに発展していけば、これまで気づかれなかった研究テーマ間の関連性が次々と明らかになり、研究開発のスピードとクオリティが飛躍的に向上していくことが予想されます。生成AIを活用した知識発見・創出の取り組みに大いに期待が持てる事例だと言えますね。
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経済情報特化の生成AI、日経が開発 40年分の記事学習 - 日本経済新聞
日本経済新聞
小澤 健祐おざけん / AINOW編集長 / 「生成AI導入の教科書」著者 / 生成AI活用普及協会 協議員
生成AIの活用において、これからの時代は「量」から「質」へのシフトが求められています。具体的には、単に大量のデータを学習させるのではなく、どのように質の高いデータを選定し、活用するかが重要になるでしょう。この観点から注目すべき例として、この事例では、日経新聞が独自に収集した高品質なデータを用いて生成AIを訓練し、顕著な成果を上げています。 新聞社としても、長年にわたり蓄積した膨大な記事データベースや取材データがあります。これらを生成AIの訓練に有効活用することで、より深い洞察を提供する高品質なコンテンツを生成することが可能です。例えば、経済分析の精度を高めるために、過去の経済危機に関する詳細な記事を学習データとして用いることが考えられます。 メディアは著作権絡みで生成AIのトレンドをただ批判するだけではなく、メディアの進化の波として正しく捉えるべきです。そのためには、質の高いデータを選び、効果的に活用することが必要です。新聞社が持つデータの「濃さ」や「質」に着目し、これをAI技術と組み合わせることで、メディアとしての新たな価値を創造できるはずです。
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