駿台、教育AIベンチャーatama plusと資本業務提携 株式35.5%取得
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AI技術を活用した学習の最適化って、さまざまな試みが生まれているけど、まだ現場に落ちきっていな印象。
家庭教師のトライなどが先行してAI活用を進める中、駿台がどのように仕掛けてくるのか気になるところ。
・パーソナライズされた学習体験の提供
・自動化された評価システム:
・インタラクティブな教育コンテンツの作成
など可能性が高い領域が多いので、引き続きウォッチしていきたいところ。
一番の本音は上記を活用した教育が公立の学校に広がって欲しい。
注目のコメント
NewsPicksでも有望なスタートアップとしてたびたび取り上げられてきたアタマプラスですが、既存株主からセカンダリー投資として駿台が35%保有することとなりました。
【世界が注目】AI教育の新星「アタマプラス」は本物か
https://newspicks.com/movie-series/72?movieId=1456
業績面は、開示がなされていないものの、最近ではオフィスの縮小などがSNS上で取りざたされていて、動向に注目が集まっていました。
2019年時点では4年で2,500以上の塾に導入との報道がありましたが、報道上で「3500教室以上」という数値だけをみると、全く伸びていないわけではないですが、当初の勢いがだいぶ落ちたと読み取れます。
前回、アタマプラスが資金調達を行ったのが、2021年末とギリギリSaaSバブルの崩壊前の高いバリュエーションでの調達となっており、市場の水準やその後の成長減速などで以前の評価額(522億円)を超える難易度は相当に上がっていたと思います。すでに全国展開されているatama+が今後生成AIをどのように使うか注目しています。教員不足の時代、生徒への生成AIサポートは間違いなく不可欠ですから。期待しています。
僕自身は最近は直接取材させていただく機会がない前提ですが、大きな戦略変更のように見えました。
自前での塾経営自体は、一部プロダクトをアジャイルに開発する目的で運営してはいたものの(参考:https://newspicks.com/news/3885569/body/)、塾を経由して生徒に届けるBtoBtoCから、toCをより直接的にやっていくという方向になるのでしょうか。
駿台という特定の色がつくことで他の塾が敬遠しないかどうかも気になります。むろん、そんなことは当然わかった前提での意思決定だと思いますし、あるいは成長痛に直面しているのかもしれないアタマプラスの今をより深くレポートした記事が読みたいですね。成長痛なのだとしたら乗り越えてほしいし、引き続き注目しています。